5月23日の誕生花|花言葉の由来、誕生日の有名人、何の日かも解説
5月23日の誕生花にはどんなものがある?
5月23日の誕生花にはカルセオラリアとゴテチア、ジキタリス、ジャーマンアイリス、白いカラーと黄色いチューリップなどがあります。イエローサルタンはニオイヤグル(匂矢車)の品種のひとつで背が高く、鉢植えや切り花で出回っています。花言葉は「強い意志」です。
5月23日の誕生花:カルセオラリア
キンチャクソウ属のカルセオラリアは、まるで巾着袋のような花の形が特徴です。名前の由来は、ラテン語の「Calceolus(カルセオルス、小さな靴やスリッパ)」で、「スリッパ・フラワー」の別名をもちます。園芸品種は花の大きさが1cmほどで草丈30cmほどの「木立ちカルセオラリア」と、花が2〜5cmほどのタイプに大別されます。赤やピンク、黄色とオレンジなど多くの花色があり、細かい斑点をもつ品種もみられます。
カルセオラリアの花言葉
カルセオラリアの花言葉は、私の財産を捧げます・助け合い・援助・私の伴侶・平和・幸福です。
カルセオラリアが誕生花の日
カルセオラリアが誕生花の日は1月2日・1月30日・2月28日・3月13日・3月17日・3月22日・3月27日・3月30日・4月24日・5月23日です。
カルセオラリアの季節・開花時期
カルセオラリアの開花時期は3〜5月で、鉢植えは1〜5月ごろに出回ります。もともとは中南米原産の多年草で、暑さ寒さに弱いので日本では一年草として扱われています。鉢は日当たりのよい場所に置きますが、花の中に水が入ると傷んでしまうため、雨が当たらないように気をつけましょう。
5月23日の誕生花:ゴデチア
ゴテチアの別名「イロマツヨイグサ(色待宵草)」は、華やかな花の雰囲気がマツヨイグサに似ていることからです。英名の「Farewell to spring(春よ、さようなら)」は晩春に咲く花のため、終わってしまう春を惜しんで付けられたそう。ゴテチアは旧属名であり、19世紀のスイスの植物学者「Charles Henri Godet(チャールズ・ヘンリ・ゴデ)」が由来です。花もちが良く、小さな蕾もあとから咲くので切り花でも長く楽しめます。
ゴデチアの花言葉
ゴテチアの花言葉は、お慕いいたします・変わらぬ愛・静かな喜びです。
ゴテチアの花言葉の「変わらぬ愛」は、季節が春から夏に変わっても花を咲かせ続けている様子や、色鮮やかな花が茎先に集まって咲く様子から。「静かな喜び」は、ゴテチアの薄く、サテンのような光沢をもつ花びらが上を向いて咲く様からきているようです。
ゴデチアが誕生花の日
ゴデチアの季節・開花時期
ゴテチアの開花時期は5〜7月で、ポット苗は晩秋から早春に、タネは晩夏から春に出回っています。ゴテチアの園芸品種は「Godetia grandiflora(タイリンマツヨイグサ)」と「Godetia amoena(イロマツヨイグサ)」を交配させてできたものです。薄い花びらは雨に当たると傷んでしまうので、花が咲いている鉢は軒下などへ置きましょう。草丈が伸びると茎が柔らかくて倒れやすくなるため、支柱を立てて誘引します。
5月23日の誕生花:ジギタリス
ジギタリスは、釣鐘状の花を房にして咲かせる花です。その優雅な存在感から、ガーデニングではバラと並べて育てられることもあります。紫色のジギタリスは恋愛運アップと厄除けによいとされているので、鉢を屋内に飾るなら東北または東南に置くのがおすすめです。薬用植物として用いられていますが、草全体に猛毒を持っているため扱いには注意しましょう。
ジギタリスの花言葉
ジギタリスの花言葉は「熱愛」と「不誠実」です。
ジギタリスの「不誠実」の花言葉は、ギリシャ神話に登場するゼウス神の妻、ヘラの逸話からです。ヘラのサイコロ遊びをよく思っていなかったゼウスが、天上から地上へ落ちたサイコロをジギタリスの花に変えてしまったと伝わっています。
ジギタリスの英語の花言葉は「insincerity(不誠実)」です。
ジギタリスが誕生花の日
ジギタリスが誕生花の日は3月27日と5月23日、6月13日です。
ジギタリスの季節・開花時期
ジギタリスの開花時期は5〜8月で、最盛期は5〜6月です。花が咲いてからは5〜7日ほど保ちます。夏の直射日光や西日に弱く、日に当てすぎると枯れてしまうことも。鉢植えは半日陰に置き、土の表面が乾いてから水やりをしましょう。耐寒性があるので、冬の屋外でも育てられます。茎を伸ばして高くなるため、地植えと鉢植えのいずれも支柱を立ててあげましょう。
5月23日の誕生花:ジャーマンアイリス
ジャーマンアイリスは「ドイツアヤメ」の和名と、「ヒゲ(ビアデッド)アイリス」や「レインボーフラワー」の異名を持っています。レインボーフラワーとは、アイリスの仲間の中でもカラーバリエーションが豊富なことに由来しています。現在の園芸品種は、自然交配でできた野生種に人の手をさらに加え、色形の種類を増やしたもの。19世紀初期にドイツとフランスで品種改良されたあとは、アメリカからも多数の品種が生まれています。
ジャーマンアイリスの花言葉
ジャーマンアイリスの花言葉は、情熱・燃える思い・豊満・素晴らしい結婚・恋の便り・エキゾチックな人・恋のメッセージ・よろしくお伝えください・優雅などがあります。
ジャーマンアイリスの「豊満」の花言葉は、内花被(上部の広い花弁)3枚がふっくらとしており、豪華な様から。「素晴らしい結婚」は花の多彩でフリルのある複雑な花弁が、まるで貴婦人のドレスのように見えることからきているようです。
ジャーマンアイリスの英語の花言葉は「flame(燃える思い、炎)」です。
ジャーマンアイリスが誕生花の日
ジャーマンアイリスが誕生花の日は4月17日と5月23日、5月26日、5月29日、6月8日、6月29日です。
ジャーマンアイリスの季節・開花時期
ジャーマンアイリスの開花時期は5〜6月ごろで、春と秋には球根が出回ります。栽培するなら、太く傷がない球根を選びましょう。日照が不足するとよく育たないので、日当たりがよい場所におきます。病気にかからないよう、枯れた葉と花がらはこまめに除き、株元が見えるようにすっきりさせるとよいでしょう。
5月23日生まれの偉人・有名人
5月23日生まれの偉人と有名人を紹介します。
- フィリップ1世(フランス王、1052年)
- 永倉新八(新選組二番隊組長、1839年)
- サトウハチロー(詩人、1903年)
- スキャットマン・クローザース(ミュージシャン・俳優、1910年)
- アーティ・ショウ(ジャズクラリネット奏者、1910年)
5月23日は何の日?
5月23日は5(こい)、2(ぶ)、3(み)の語呂合わせと、浅田次郎原作の「ラブ・レター」の映画の公開初日だったことにちなみ、松竹が「ラブレターの日」に制定しています。また、1946年にはキスシーンが話題になった「はたちの青春」の公開初日だったこともあり、「キスの日」にもなっています。
まとめ
誕生花とは365日すべてに割り当てられた花のことで、たいていは1日につき複数種類の花があります。国や地域によってもさまざまで、同じ花にも色々な意味を持たせています。誕生日には花言葉も気にしてみて、想いを込めて贈ってみてはいかがでしょうか。