4月25日の誕生花|花言葉の由来、誕生日の有名人、何の日かも解説
4月25日の誕生花:ビジョナデシコ
ビジョナデシコは、ナデシコ科 ナデシコ属の花で原産地はヨーロッパです。赤や白、ピンク、黄色、オレンジ、紫などの鮮やかな直径2~3cmの小さな花が顔を寄せ合うようにして咲きます。単色の花だけが咲くものもありますが、2色咲き、3色咲きなどの種類もあり、とてもカラフルな花を咲かせます。
ビジョナデシコは、苞が人間のヒゲのように見えるため、別名ヒゲナデシコとも呼ばれます。ビジョナデシコは食用にできる花です。咲いたばかりの花をサラダに入れて味わえます。
ビジョナデシコの花言葉
ビジョナデシコの花言葉は、純粋な愛情・伊達男・ 義侠・勇敢・細やかな想いなどです。赤のビジョナデシコには、別の花言葉があり、長く続く愛情です。
撫子の意味は小さなかわいい子を撫でるというところからきています。ビジョナデシコの花言葉の純粋な愛情は可愛らしい花を咲かせるビジョナデシコの姿からつけられたのでしょう。また男性的な花言葉も多いですが、伊達男などは、ヒゲのように見える花の姿からイメージしてつけられたことがわかりますね。
ビジョナデシコの西洋の花言葉はないようですが、英語名はsweet williamとつけられています。これはカンバーランド公爵のウィリアム・オーガスタスの名前を取ってつけられたそうです。
ビジョナデシコが誕生花の日
ビジョナデシコが誕生花の日は、4月25日以外に5月10日、5月11日、5月31日、6月10日、6月11日、6月26日があります。
ビジョナデシコの季節・開花時期
ビジョナデシコの季節は初夏です。開花時期は5〜6月です。寒さには強いですが、暑いのは苦手です。
4月25日の誕生花:ブルーベル
ブルーベルはキジカクシ科ヒヤシントイデス属の花です。原産地はヨーロッパ、イギリスなどです。花の名前の通り青や紫の青系の花がベルのような形をして咲きます。背の低い花で、木の根元のあたりまでしかありません。群生して咲く場所もあり、まるで青い絨毯を敷き詰めたように見えます。ブルーベルの種類で一般的なのがイングリッシュブルーベルですが、その他にもスパニッシュブルーベルなどがあります。
ヨーロッパでは、ブルーベルが咲く場所を「ブルーベルの森」と呼びます。また、アイルランドではブルーベルを妖精の花というなど多くの人に好まれる花です。花びらが少し外側にカールしていて下を向くように咲いている姿は、とてもかわいらしく見えますよね。
ブルーベルの花言葉
ブルーベルの花言葉は、謙遜・変わらぬ心です。
ブルーベルの花言葉の由来は、花の姿からつけられています。下を向くように咲く花の姿は美しくも控えめな印象を与えます。謙遜はそんなブルーベルの姿からついたのでしょう。
ブルーベルの西洋の花言葉は、humility(謙遜)・constancy(不変、節操)です。うつむき加減で恥じらいを持って咲いているような花の姿から節操という言葉がつけられたのでしょう。
ブルーベルが誕生花の日
ブルーベルが誕生花の日は4月25日と2月6日もあります。
ブルーベルの季節・開花時期
ブルーベルの季節は春です。開花時期は4〜5月です。ヨーロッパでは、ブルーベルは春に咲く花のため、春を呼ぶ花として親しまれています。
4月25日の誕生花:バイモ
バイモはユリ科・バイモ(フリチラリア)属の花で、中国が原産地です。球根から花を咲かせる植物で多年草なので、一度植えると何年か花を楽しめます。日本に入ってきたのは江戸時代で、薬用植物として中国の商人が持ち込んだといわれています。地下の茎の部分が漢方薬として使われ、咳を鎮める働きや、解熱、止血、去痰作用などがあります。
バイモは野草として自生もしています。また、茶花として育てられたりもします。草丈は30~60cmほどと小さく、釣り鐘のような形で下を向いて花を咲かせます。内側に紫色のまだら模様があるのが特徴で、下向きで花が咲く姿が編み笠に見えるともいわれ、アミガサユリ(編笠百合)の別名もつけられています。
バイモは漢字の貝母から来ています。球根の部分が二枚貝に似ていることが花の名前の由来です。
バイモの花言葉
バイモの花言葉は、謙虚な心・才能です。
バイモの花言葉、謙虚な心は花の姿からつけられているようです。下を向いて咲く姿は謙虚さをイメージさせるのですね。また才能は、漢方薬としてさまざまな症状を抑えたり改善したりする効能があるところからつけられているようです。
バイモの西洋の花言葉はないようです。バイモの英語の花名は、Zhe bei muです。
バイモが誕生花の日
バイモが誕生花の日は4月25日の他に3月21日もあります。
バイモの季節・開花時期
バイモの季節は春です。開花時期は3〜5月です。開花時期が春なので、ハルユリなどとも呼ばれるんですよ。
4月25日生まれの偉人・有名人
4月25日生まれの有名人は、俳優のアルパチーノが1940年、歌舞伎役者の坂東玉三郎が1950年、女優の鶴田真由が1970年、プロ野球選手の多田野数人が1980年などとなっています。
4月25日は何の日?
4月25日は「国連記念日」です。1945年の4月25日に、サンフランシスコで連合国の50か国の代表者が集まって会議をし、国際連合憲章が採択された日です。国際平和の維持や安全の保障、経済面や社会面での国際的な協力を誓う組織の記念日なんですね。
また、4月25日は多くの企業で新入社員が初めて給料をもらう日ということから、「初任給の日」と制定されています。
4月末〜5月にかけて南極基地では、冬が到来し、ペンギンの姿が見られることがあるため、ペンギンデーと呼ばれていたものが広がり、世界的な国際デー「世界ペンギンの日」でもあります。
まとめ
4月25日の誕生花は、ビジョナデシコ、ブルーベル、バイモです。ビジョナデシコは、美しい花の姿に似合わず、男らしい花言葉もつけられています。また、ブルーベルやバイモは、下を向いて花を咲かせることから、謙虚なイメージがあり花言葉も謙遜などがつけられています。
それぞれの花言葉を知るとより花の性質や咲く姿などについても詳しくなり、花を身近に感じられます。ぜひ自分の誕生花や花言葉の由来についても調べてみてくださいね。