5月26日の誕生花|花言葉の由来、誕生日の有名人、何の日かも解説
5月26日の誕生花にはどんなものがある?
5月26日の誕生花にはワサビとゼラニウム、オリーブ、サンダーソニア、クローバーなどがあります。シャスターデージーはマーガレットに似た純白の花で、「すべてを耐え忍ぶ」の花言葉があります。
5月26日の誕生花:ワサビ
ワサビ(山葵)は平安時代の書物にも登場するほど、古くから親しまれている植物です。名前の由来は葉がゼニアオイ(銭葵)に似ていること、またはワサビの独特の辛味から悪(わる)と障る(さわる)、疼(ひびく)を組み合わせたなど諸説あるようです。生食用に山中のきれいな水場で育てられたものは「水ワサビ」、畑で栽培されたものは「畑ワサビ(陸ワサビ)」といい、質が異なります。
ワサビの花言葉
ワサビの花言葉は、うれし涙・目覚め・実用です。
花言葉の由来
ワサビの花言葉の「うれし涙」は、握り寿司や刺身などのワサビを使ったごちそうを食べたとき、辛くて出た涙からという説があります。「目覚め」はワサビに独特の辛味があり、昔から薬味として使われてきたことが由来です。「実用」の花言葉はワサビが普段食している根だけでなく、花も葉も食べられることからきています。
西洋の花言葉
ワサビが誕生花の日
ワサビが誕生花の日は5月26日です。
ワサビの季節・開花時期
ワサビの開花時期は3〜5月です。春と秋にはポット苗が出回っています。
5月26日の誕生花:ゼラニウム
ゼラニウムの和名「テンジクアオイ(天竺葵)」とは、アオイに似た葉を持ち、外国から入ってきたことにちなんで付けられました。イスラム教ではアラーの神が創造した植物とされており、開祖のマホメットの徳を伝えています。
ゼラニウムの品種の中でも「センテッドゼラニウム」にはレモンやローズなどのよい香りがするものがあり、入浴剤やアロマオイル、ジャムの香りづけなどに用いられています。
ゼラニウムの花言葉
ゼラニウムの花言葉は、信頼・尊敬・真の友情です。色別にも花言葉があります。
- ピンク:決意、決心
- 赤:君ありて幸福
- 深紅:憂うつ(メランコニー)
- 黄:予期せぬ出会い
- 白:私はあなたの愛を信じない
花言葉の由来
深紅のゼラニウムの「憂うつ(メランコニー)」は、ゼラニウムが青臭い香りを出すことに由来しています。この香りには虫の忌避効果があるため、ゼラニウムのアロマオイルを使ったり、窓際に鉢植えを置いたりすると虫除けになります。
西洋の花言葉
ゼラニウムの英語の花言葉は、stupidity(愚かさ)・true friendship(真の友情)・gentility(育ちの良さ、上流気取り)です。ほかに色別でも紹介します。
- ピンク:doubt(疑い)
- 赤:preference(好み、優先)、protection(保護)
- 深紅:consolation(慰め)、comfort(癒し、慰め)、melancholy(憂うつ)
- 黄:unexpected meeting(予期せぬ出会い)
- 白:indecision(優柔不断)
ゼラニウムが誕生花の日
ゼラニウムが誕生花の日は、4月3日と4月24日、5月26日、6月28日、7月27日、8月11日です。
ゼラニウムの季節・開花時期
ゼラニウムの開花時期は3〜11月と長く、一年を通して出回っています。花は咲いてから3〜7日ほどは保ちます。
5月26日の誕生花:オリーブ
オリーブは銀色の葉が美しい観葉植物として、実を収穫するための木としても人気があります。乾燥に強いため地中海沿岸で盛んに栽培されており、塩漬け向けやオイル向けなど500種類以上の品種があります。日本では明治時代にオリーブの栽培が始まり、香川県の小豆島でオリーブの苗から育てられるようになった後は広島県や岡山県などでも栽培されています。
オリーブの花言葉
オリーブの花言葉は「知恵」と「平和」です。
花言葉の由来
オリーブの花言葉の「知恵」は、ギリシャ神話の女神アテナの逸話からです。アテナとポセイドンが都市の支配権を争っているとき、神々が人々の役に立つものを創造しなさいと要求しました。そのときにアテナが植えたのが、オリーブの木といわれています。
「平和」の花言葉は、旧約聖書のノアの方舟の話からです。大洪水のときにノアが箱舟から放したハトが、オリーブの枝をくわえて戻ってきました。そのことから、オリーブが平和のシンボルになったとされています。
西洋の花言葉
オリーブの英語の花言葉は「wisdom(賢さ、知恵)」と「peace(平和)」です。
オリーブが誕生花の日
オリーブが誕生花の日は5月26日です。
オリーブの季節・開花時期
オリーブの開花時期は5〜6月で、実は9〜2月に収穫できます。オリーブは熟すにつれて色が変わるので、用途に適したタイミングで収穫します。塩漬けにするなら未熟な緑色の実を、オイルにするなら完熟した黒い実が向いています。
5月26日の誕生花:サンダーソニア
サンダーソニアは、袋状の黄やオレンジの花がちょうちんのようになっています。南アフリカの明るい森林や岩場に自生している植物です。地中にできる塊茎(茎が大きくなってできた球根)の先端を傷つけると芽が出なくなるので、ていねいに扱います。高温多湿に弱いので水は乾いてからやるようにし、夏は涼しい半日陰で管理しましょう。
サンダーソニアの花言葉
サンダーソニアの花言葉は、祈り・望郷・愛嬌です。
花言葉の由来
サンダーソニアの花名は、19世紀にこの花を発見した南アフリカの入植者「ジョン・サンダーソン」が由来です。「祈り」と「望郷」の花言葉は、入植者が祖国を想う気持ちからつけられています。「愛嬌」は、下を向いた花が咲く様子のかわいらしさからといわれています。
西洋の花言葉
サンダーソニアが誕生花の日
サンダーソニアが誕生花の日は、5月26日と11月28日です。
サンダーソニアの季節・開花時期
サンダーソニアの開花時期は6〜7月で、花が咲いてからは5〜10日ほど保ちます。最盛期は6〜10月ですが、市場には一年中出回っています。