5月20日の誕生花|花言葉の由来、誕生日の有名人、何の日かも解説
5月20日の誕生花にはどんなものがある?
5月20日の誕生花にはカタバミとデルフィニウム、シャスタ・デイジー、セイヨウオダマキなどがあります。セントポーリアはスミレに似た花をつける植物で、株が小さめなので室内の蛍光灯でも十分育ちます。花言葉は「小さな愛」です。
5月20日の誕生花:カタバミ
カタバミは私たちの身近な場所に多く生えている、なじみの深い植物です。繁殖力が強いことが子孫繁栄を意味するとされ、ハート型の葉が3枚一組になっている様は、武家の家紋のモチーフにもなっていました。英名の「Oxalis(オキザリス)」はカタバミの属名でもあり、多くは園芸品種のことを指しています。
カタバミの花言葉
カタバミの花言葉は母のやさしさ・喜び・輝く心です。
カタバミの「喜び」の花言葉の由来は、キリスト教の復活祭の時期にカタバミも咲き始めることから、「ハレルヤ(主をほめたたえよ)」と呼ばれることに由来しています。また「輝く心」は、昔は鉄製の鏡や真鍮製の仏具などをカタバミの葉で磨いていたことにちなんでいます。
カタバミの英語の花言葉は「maternal tenderness(母のやさしさ)」と「joy(喜び)」です。
カタバミが誕生花の日
カタバミが誕生花の日は5月20日です。
カタバミの季節・開花時期
カタバミの開花時期は4〜10月で、日が当たっていると1日に4時間ほど花と葉を開きます。カタバミは繁殖力が強く、うっかりすると庭を占められてしまってほかの草花が育ちにくくなることも。園芸品種なら鉢植えにし、種が弾け飛んでも増えにくい場所に置きましょう。
5月20日の誕生花:デルフィニウム
デルフィニウムは園芸品種には華奢な花姿が魅力のシネンセ系と花穂が長いエラータム系、その両方を掛け合わせたようなベラドンナ系などがあります。草丈が1mを超え、ボリューム感のある品種のほか、草丈50〜80cmほどでほかの花と組み合わせやすい品種もあります。ドライフラワーやリースにもしやすく、迫力ある作品が作れる花です。
デルフィニウムの花言葉
デルフィニウムの多くの花言葉から代表的なものを紹介します。
- 寛大
- あなたは幸福をふりまく
- みんながあなたを慰める
- 慈愛
- 高貴
- 清明
- 傲慢
また、ピンクのデルフィニウムには「自由」や「気まぐれ」などの花言葉があります。
「清明」や「あなたは幸福をふりまく」などの愛と喜びを表す花言葉は、デルフィニウムが英語で「Larkspur(ヒバリの蹴爪)」と呼ばれることに由来しています。花の後ろに伸びる「距(きょ)」がヒバリの脚の後ろ爪に見えることから、空を飛ぶ鳥の明るく清らかなイメージの言葉が付けられました。
デルフィニウムの西洋の花言葉も多くあります。
- pure heart(ピュアハート)
- new chances(新たなチャンス)
- big-hearted(寛大)
- desire for laughter(笑顔のための願い)
- lightness(明るさ)
デルフィニウムが誕生花の日
デルフィニウムが誕生花の日は、多数あります。3月23日・4月14日・4月19日・5月10日・5月12日・5月14日・5月20日・6月6日・6月12日・7月24日・8月9日・10月5日・10月16日・11月14日です。
デルフィニウムの季節・開花時期
デルフィニウムの開花時期は5〜6月で、花が咲くと3〜7日ほどは保ちます。風通しと日当たりがよい場所で育てましょう。野生種は高地の湿地や草原に自生しているので、日本の高温多湿には弱く、夏越しできずに枯れてしまうこともあります。春と秋にはポット苗が出回りますが、好みの品種が決まっている方はタネから育てるのがおすすめです。
5月20日の誕生花:シャスタ・デイジー
シャスタ・デイジーは20世紀初めにアメリカ人の育種家「ルーサー・バーバンク」が発表した観賞用品種です。日本のハマギクや、ヨーロッパ原産のフランスギクなどを交配させて生まれました。マーガレットによく似ていますが、葉に深い切れ込みがないのが特徴です。アメリカ・カリフォルニア州にあるシャスタ山に積もった峰雪が、名前の由来になっています。
シャスタ・デイジーの花言葉
シャスタ・デイジーの花言葉は、忍耐・全てを耐え忍ぶ・万事忍耐・無意味です。
シャスタ・デイジーの「忍耐」の花言葉は丈夫で耐寒性があり、常緑であることに由来しています。
シャスタ・デイジーが誕生花の日
シャスタ・デイジーが誕生花の日は3月10日と5月20日、5月26日、5月27日、6月6日です。
シャスタ・デイジーの季節・開花時期
シャスタ・デイジーの開花時期は、5〜6月です。品種のほとんどは白色で、丁字咲きや一重、八重咲きなどさまざまです。高温多湿の環境が苦手なため、温暖な地域では開花後の夏に枯れてしまうことも。春播きにして、ポリポットのまま夏越ししてから秋に定植するのがおすすめです。タネと苗の両方で育てられ、初心者にもそう難しくはありません。
5月20日生まれの偉人・有名人
5月20日生まれの偉人と有名人を紹介します。
- 高村智恵子(洋画家・高村光太郎の妻、1886年)
- 前畑秀子(水泳選手・日本人初の五輪金メダリスト、1914年)
- 相田みつを(書家・詩人、1924年)
- 高橋和也(ミュージシャン・俳優、1969年)
- クリストフ・ルメール(騎手、1979年)
5月20日は何の日?
5月20日は1875年の同日にメートル条約が締結されたことにちなみ、「世界計量記念日」に制定されています。また、1941年の同日は東京港の竹芝と芝浦埠頭ができ、外国貿易港に指定されたことから「東京港開港記念日」ともなっています。
まとめ
花言葉とはその花がもつ性質や特徴に合わせ、象徴的な意味をもたせたものです。花に意味をもたせる風習は古くからあり、世界中でそれぞれの文化にあったものがつけられています。誰かに花を贈るとき、そのときにふさわしい花言葉のものを選んでみてはいかがでしょうか。