3月9日の誕生花｜花言葉の由来、誕生日の有名人、何の日かも解説
3月9日の誕生花：カラマツ
カラマツはマツ科カラマツ属の植物です。まつぼっくりに似た形で花を咲かせます。日本が原産地で、落葉松や富士松などともいわれます。針葉樹の中でカラマツだけが落葉樹。北海道で約80％のカラマツが栽培されています。高さが30mにもなる高木で、高山帯に生息しています。
乾燥して日当たりのよい場所を好みます。花は雄花と雌花があり、楕円形～長卵形の小さな花が雄花、卵形で短枝の先にある赤紫色の花が雌花です。
カラマツの花言葉
カラマツの花言葉は、豪放・大胆・豪胆・勇敢・傍若無人などがあります。
カラマツは高くて大きい木のイメージ通りの花言葉です。豪快で親分肌、面倒見がよく、先頭に立ってチームを引っ張っていくようなリーダー的存在の人に似合う花言葉ばかりですね。
またカラマツは水中でも耐久性に優れているため、木材として枕木や坑木、建築、船など多くのものに利用されていて、勇敢・豪胆などの花言葉の由来になったのかもしれません。木のもつ力強いイメージから、花言葉がつけられたのでしょう。
カラマツは日本が原産なので、はっきりとした西洋の花言葉はありません。しかし、英語の花の名前は、カラマツを意味するLarchに日本産という言葉を合わせて、Japanese Larchと呼ばれています。またカラマツの名前の由来は、中国の絵画である唐絵の松から名付けられているそうです。
カラマツが誕生花の日
カラマツは3月9日の誕生花のほかに、3月24日の誕生花にもなっています。カラマツの花が咲く時期が春のため、3月の誕生花に選ばれたのかもしれませんね。
カラマツの季節・開花時期
カラマツは花が咲く時期は春です。4月、5月頃に雄花と雌花が咲きます。また実のなる時期は秋で9月、10月頃が旬です。
3月9日の誕生花：クロッカス
黄色い可愛い花が印象的なクロッカスは、原産地がヨーロッパから 西アジア周辺の山岳地帯の花です。高山植物の一種なので寒さに強く、しっかり気温が下がることで色鮮やかな花を咲かせます。黄色のほかにも紫や白、紫と白が混ざったしぼり柄など80種類以上もあります。黄色のクロッカスはサフランの原料になります。
小さな花ですが、6枚の花弁を持っていて大きく花を咲かせます。クロッカスは、花姿からもわかるようにアヤメ科で球根から育つ植物です。春だけではなく秋にも花を咲かせるクロッカスの種類もあります。
クロッカスの花言葉
クロッカスの花言葉は、切望・青春の喜びなどです。また黄色のクロッカスの花言葉は私を信じて、紫色は愛の公開です。他にも黄色のクロッカスの花言葉には、裏切らないでというものもあります。
クロッカスの花言葉の青春の喜びは、クロッカスの花が咲くときにつぼみがだんだん丸くふくらんで行って咲く様子からつけられたそうです。ふくらむつぼみが、青春の楽しさや喜びを表しています。春に花が咲くので、待ちに待った春の到来を告げるという意味もあわせもつようです。
また黄色のクロッカスの花言葉、私を信じてや裏切らないでは、中世のヨーロッパの風習からつけられたといわれています。当時は黄色が虚偽や裏切りなどを表す色で、裏切り者は黄色い服を着せられていたそうです。
クロッカスの西洋の花言葉は、youthful gladness(青春の喜び)、cheerfulness(上機嫌、元気)です。春の訪れを告げる可愛らしい花のクロッカスは、希望に満ち溢れた花言葉がついているんですね。
クロッカスが誕生花の日
黄色いクロッカスは、3月9日のほかに1月26日の誕生花にもなっています。
クロッカスの季節・開花時期
クロッカスの季節は春です。まだ本格的な暖かさにならない早春の頃に花を咲かせます。特に黄色のクロッカスは早咲きなので、春を告げる花ともいえるでしょう。
3月9日生まれの偉人・有名人
3月9日生まれの有名人は、とんねるずの木梨憲武が1962年生まれです。また千葉雄大が1989年生まれです。
3月9日は何の日？
3月9日は、語呂に合わせてサンキューで感謝の日です。感謝の日に誕生花をプレゼントするのも素敵ですね。また、明治天皇、皇后両陛下のご成婚25周年を記念して日本初の記念切手が発売された日でもあり、記念切手の記念日にもなっています。
まとめ
3月9日の誕生花にはカラマツや黄色いクロッカスなどがあります。カラマツは雄花と雌花があり、雌花は可愛らしい赤紫色の花を咲かせます。またクロッカスの色には種類がありますが、黄色い花を咲かせるものは特に早咲きで長い冬の終わりと春の訪れを教えてくれる花です。
それぞれの木や花の姿を詳しく知ると、花言葉の意味や由来も理解しやすくなります。自分の誕生花もぜひ調べてみてくださいね。
