3月10日の誕生花|花言葉の由来、誕生日の有名人、何の日かも解説
3月10日の誕生花:アネモネ
アネモネはキンポウゲ科のアネモネ属の花です。丸く大きく手のひらを広げたように太陽に向かって咲く色とりどりのアネモネの花は、愛らしく元気いっぱいに見えます。 原産地はヨーロッパ南部から地中海沿岸の温暖な地域です。多年草で日本には明治時代の初期に伝わったとされています。寒さに比較的強いので、春に楽しめる花として育てている方も多くいます。
アネモネは北半球だけでも120種類もの品種があり、球根から芽を出します。ピンクや赤、紫などさまざまな色があります。
アネモネの花言葉
アネモネの花言葉は、はかない恋・あなたを愛します・明日の希望などです。他にも恋の苦しみ・見捨てられたといった花言葉もあります。また花の色によっても花言葉がつけられています。
ピンクのアネモネは、待ち望む・待望、白いアネモネは期待・真実、赤いアネモネは君を愛す、紫色のアネモネの花言葉はあなたを信じて待つ、などです。期待や愛に関する言葉が多くつけられていますね。
アネモネの花言葉の由来は、ギリシャ神話が元になっているといわれています。妖精のアネモネに風の神ゼフュロスが恋をしたのですが、それを知った女神のフローラが怒ってしまったため、フローラの気持ちを収めるために、アネモネを一輪の花に変えたという話が由来のようです。
愛に関する花言葉が多いですが、はかない恋や待ち望む・あなたを信じて待つなど、片思いの愛を表現する花言葉が多いこともうなずけますね。
アネモネの西洋の花言葉は、anticipation(期待)やforsaken(見捨てられる)です。一般的な花言葉と同じように、愛や片思いに対する期待と正反対の見捨てられるという言葉もつけられています。
アネモネが誕生花の日
アネモネが誕生花の日は3月10日以外にもあります。1月10日、1月22日、2月2日、3月12日、4月6日です。アネモネは、1年の中でも新春から春にかけて、たくさんの日にちの誕生花に選ばれているんですね。
アネモネの季節・開花時期
アネモネの季節は春です。3月〜5月に開花します。最盛期は4月で、花は咲いてから4~5日程度楽しめます。
3月10日の誕生花:ルピナス
ルピナスは北アメリカが原産の花です。白やピンク、赤、オレンジ、黄色などさまざまな色鮮やかな小さな花が、房のように連なって穂になり上に向かって咲きます。下に垂れ下がって咲く藤の花を逆さまにしたようにも見えるので、「昇り藤」ともいわれる花です。品種によって花の大きさも違い、大きいものでは60~70cmほどになるものもあります。
明治時代に日本に入ってきた花ですが、当時は食用や肥料などに使われていました。寒さには強いですが、耐暑性はあまり高くありません。
ルピナスの花言葉
ルピナスの花言葉は、いつも幸せ・想像力・貪欲・あなたは私の安らぎなどです。
ルピナスの花言葉の由来は、古い時代に観賞用ではなく、食用や肥料に使われていたところにあるようです。古代のヨーロッパでもルピナスは食用にされていて、ルピナスを食べると元気になる、想像力が豊かになるといわれ、お酒のつまみや薬草として食されていました。いつも幸せや想像力、あなたは私の安らぎといった花言葉は、ここからきているようです。
また、ルピナスは肥料をよく吸収するために、貪欲という花言葉もつけられたそうです。
ルピナスの西洋の花言葉は、always happy(いつも幸せ)・imagination(想像力)・voraciousness(貪欲)などです。
ルピナスが誕生花の日
ルピナスが誕生花の日は3月10日のほかに、3月17日、5月31日、11月2日などがあります。
ルピナスの季節・開花時期
ルピナスの季節は春です。開花時期は4月~6月にかけてで、5月頃がピークです。花が咲くと、5日〜6日は楽しめるでしょう。
3月10日生まれの偉人・有名人
3月10日生まれの有名人は、松田聖子が1962年生まれ、熊谷真実が1960年生まれ、藤井隆が1972年生まれです。
3月10日は何の日?
3月10日は、語呂に合わせて砂糖の日とサボテンの日です。またmeet(ミーテン)で、お見合いの日にもなっています。
そして1945年の3月10日は、米軍B29爆撃機による東京大空襲があった日でもあります。戦争による悲劇を繰り返さないために、3月10日は東京都平和の日となりました。東京以外の地域でも、3月10日は世界の平和を祈りたいですね。
まとめ
3月10日の誕生花は、アネモネやルピナスです。どちらも春に咲く花らしく、カラフルで鮮やかな色で私たちを元気付けてくれます。誕生日のあの人に、花言葉を添えてアネモネやルピナスを送ってみてはいかがでしょうか。