デイジーの花言葉|色別の意味や由来、種類・品種、怖い意味もある?
明治時代に日本に伝わり、雛菊という名でも親しまれているデイジーには、たくさんの素敵な花言葉があります。また、育てやすいためガーデニングにもぴったりの花です。この記事では、デイジーの色別の花言葉や品種・種類などについてご紹介します。
デイジーの花言葉
デイジーの花言葉は「希望」、「平和」、「美人」、「純潔」です。
デイジーの花言葉の由来
デイジーの学名である「Bellis」の語源はラテン語の「bellus(美しい)」です。花言葉の「美人」はここから生まれたといわれています。また、陽の光によって花が開くことから「希望」という花言葉があります。
デイジーの海外での花言葉
デイジーの海外での花言葉は、「beauty(美)」、「innocence(純潔)」です。
デイジーの花言葉は怖い?
デイジーの花言葉に怖い意味はありませんが、シェイクスピアの「ハムレット」では「不実」の象徴としてデイジーが登場します。また、オフィーリアが溺れて亡くなる前に作っていた花冠にもデイジーが使われています。
デイジーの色別の花言葉
デイジーには色別の花言葉が存在します。
白色のデイジーの花言葉
白色のデイジーの花言葉は、「無邪気」です。
ピンク色のデイジーの花言葉
ピンク色のデイジーの花言葉は、「希望」です。
赤色のデイジーの花言葉
赤色のデイジーの花言葉は、「無意識」です。
黄色のデイジーの花言葉
黄色のデイジーの花言葉は、「ありのまま」です。
紫色のデイジーの花言葉
紫色のデイジーの花言葉は、「元気」、「健やか」です。
青色のデイジーの花言葉
青色のデイジーの花言葉は「幸福」、「恵まれている」です。これはブルーデイジーの花言葉で、名前はよく似ていますがブルーデイジーはヒナギク属ではなく、厳密にはデイジーと異なる仲間です。
デイジーの花名の由来
デイジーは英名である「daisy」が花名の由来です。和名の雛菊は小さな菊のように見えることから呼ばれるようになりました。「エンメイギク(延命菊)」や「チョウメイギク(長命菊)」、「トキシラズ(時知らず)」という別名もありますが、これは開花期間が長いことに由来します。
デイジーの英語での花名
デイジーの英語での花名は「daisy」です。
デイジーの英語での花名の由来
「daisy」の花名は「Day’s eyes(デイズ・アイ)」が語源と言われています。おひさまの光を感じると花が開き、夜になると花が閉じることからこのような名前がつけられました。
デイジーが誕生花なのはいつ?
デイジーが誕生花の日は、1/9、1/12、1/27、2/15、3/4、3/5、3/6、3/10、3/12、3/17、5/27、5/29、9/10です。 色別では赤色のデイジーが3/17、白色のデイジーが1/4、紫色のデイジーが1/27です。
デイジーってどんな花?
デイジーはヨーロッパが原産で、園芸品種として栽培されています。エジプトの王様のお墓からも発見された歴史の古い花です。日本には明治時代初期に伝わり、暑さに弱く寒さに強い性質があるため北海道などで育てられています。
デイジーの基本情報
科・属 | キク科・ヒナギク属 |
和名 | 雛菊(ヒナギク) |
英名 | daisy |
学名 | Bellis perennis |
花の色 | 白、ピンク、赤、黄色、紫など |
原産地 | ヨーロッパ・地中海沿岸 |
開花時期 | 2月~5月 |
デイジーの花の色
デイジーの花の色は、白、ピンク、赤、黄色、紫などがあります。
デイジーの種類・品種
エトナ
筒状の花びらが特徴で、花の中心に花びらがありません。花径4cmほどの中輪の品種です。赤色の花を咲かせます。
ポンポネット
デイジーの中でも小輪の品種で、ストロー状の花びらが特徴です。八重咲きでボリュームがあります。
シベリウス
シベリウスは巨大輪の品種で、花径は8cmほどです。
デイジーと同じ科の花
デイジーと同じキク科の花には、アザミ、エーデルワイス、コスモスなどがあります。
アザミ
アザミの花言葉は、「触れないで」、「独立」、「厳格」、「報復」です。 アザミは日本や北半球を原産とする花で、葉などに棘があるのが特徴です。花を折るとトゲが刺さるため、古語の「あざむ(驚きあきれる)」という言葉が花名の由来です。
キク(菊)
キク(菊)の花言葉は、「高貴」「高尚」です。