5月11日の誕生花|花言葉の由来、誕生日の有名人、何の日かも解説
5月11日の誕生花にはどんなものがある?
5月11日の誕生花にはナスタチウム(キンレンカ)とリンゴのほか、ヤグルマソウとディモルフォルセカ、白いチューリップ、イチゴなどがあります。ライラックは淡紫の花とやわらかい香りが特徴。香水の材料にもよく用いられています。花言葉は、愛のはじまり・愛のめばえ・若かりし日の思い出などロマンティックなものが並びます。
5月11日の誕生花:ナスタチウム(キンレンカ)
ナスタチウムの名は辛味を持っていることと、ラテン語の「nasus(鼻)」と「tortus(ねじる)」にちなんでいます。また、和名の「金蓮花(キンレンカ)」または「凌霄葉蓮(ノウゼンハレン)」は、ハスに似た丸い葉とノウゼンカズラのような花を持っていることからつけられました。
日本に入ってきたのは江戸時代で、赤や黄、オレンジなどの花が長い柄に1輪ずつ付きます。極端な暑さは苦手なので、夏は鉢植えに日が当たりすぎないようにし、夏前に切り戻しをすると元気さを保てます。
ナスタチウム(キンレンカ)の花言葉
ナスタチウムの花言葉は、困難に打ち克つ・勝利・愛国心です。
ナスタチウムの花言葉は赤い花を返り血を浴びた鎧、丸い葉が盾のように見えることから、困難や敵に立ち向かう姿勢を表しているとされたことが由来です。
ナスタチウムの英語の花言葉は「victory in battle(戦いに勝つ)」と「patriotism(愛国心)」です。
ナスタチウム(キンレンカ)が誕生花の日
ナスタチウムが誕生花なのは4月6日と5月11日、9月6日です。
ナスタチウム(キンレンカ)の季節・開花時期
ナスタチウムの開花時期は5〜11月です。近年は観賞用としてだけでなく、エディブルフラワー(食用花)としても流通しています。花と葉、実と種に辛味と酸味を保ち、サラダの彩りに利用されています。アブラムシはナスタチウムの独特の香りを嫌うので、コンパニオンプランツに選ばれることもあります。
5月11日の誕生花:リンゴ
リンゴは紀元前6000年ごろにはあったとわかっており、旧約聖書にも書かれていることから古くから栽培されていたとされています。日本ではリンゴの名は平安時代中期の辞書「和名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)」に「利宇古宇(りうごう・りうこう)」として書かれています。果実は東北など寒い地域で盛んに生産されていますが、暑さにも比較的強いので中国・四国地方以北の暖地でも栽培できます。
リンゴの花言葉
リンゴの花言葉は、好み・選択・優先です。他の部位にもそれぞれ花言葉があります。
- 木:名誉
- 実:後悔、誘惑
リンゴの花言葉の「選択」は、ギリシャ神話の「パリスの審判」にてパリスが世界一の美女、アフロディーテを選び、黄金のリンゴを渡したことが由来です。「優先」は、リンゴの花が咲くのは益をもたらしてくれる実の先触れであることからきています。
リンゴの花の西洋の花言葉は「preference(好み、優先)」、実の花言葉は「temptation(誘惑)」です。実の花言葉の「誘惑」は旧約聖書の逸話から、アダムとイヴがエデンの園を追放されたのが蛇にそそのかされて禁断の果実を食べたことによります。
リンゴが誕生花の日
リンゴが誕生花の日は4月8日と5月11日、9月29日です。
リンゴの季節・開花時期
リンゴの開花時期は4〜5月で、咲いた花は3〜5日ほど保ちます。小さなものなら鉢植えでも育てられ、実は9〜10月ごろに収穫できます。年間通して日当たりのよい場所で育てるのがおすすめですが、葉と実に直射日光が当たらないように気をつけましょう。
5月11日生まれの偉人・有名人
5月11日生まれの偉人・有名人を紹介します。
- サルバドール・ダリ(画家、1904年)
- ヴァレンティノ・ガラヴァーニ(ファッションデザイナー、1932年)
- 泉谷しげる(ミュージシャン・俳優、1948年)
- 浜田雅功(お笑い芸人『ダウンタウン』・ミュージシャン・俳優、1963年)
- SHELLY(ファッションモデル、タレント、1984年)
5月11日は何の日?
5月11日は「5(ご)・10(とう)・1(ち」の語呂合わせで、日本ご当地キャラクター協会によりご当地キャラの日に制定されています。
まとめ
花は見た目や色の好みだけでなく、花言葉を知って自分の気持ちを込めて選ぶのもすてきです。花言葉の背景を知ることで、より深くその意味を感じ取れるでしょう。贈る場面に合わせて、それにふさわしい花言葉の花を選んでみてはいかがでしょうか。