アザミの花言葉は怖い?色別の意味や由来を詳しく解説

2020 10/13
アザミの花言葉は怖い?色別の意味や由来を詳しく解説

日本だけでも約60種類存在すると言われているアザミは、見た目の美しさとは裏腹に茎には鋭いトゲを持っているのが特徴です。今回はそんなアザミの色・品種で異なった意味をもつ花言葉やアザミに関する豆知識を紹介します。

目次

アザミの花言葉とその由来

アザミの花言葉とその由来

アザミ全般の花言葉には「独立」「報復」「厳格」「触れないで」が存在します。それぞれの由来を見ていきましょう。

「独立」「報復」の由来

この2つは、アザミのトゲがスコットランドの国土を守ったという、スコットランドの伝説に由来します。

詳しい物語の内容は以下の通りです。

1263年のことです。ノルウェー軍がスコットランドに侵攻しようとしていた夜、ノルウェー軍の兵士たちは、夜襲のため足音を立てないように裸足になっていました。しかし、暗闇だったためアザミに気づかなかったノルウェー兵たちの足にはトゲが刺さり、大きな声をあげてしまいます。その結果、スコットランド軍はノルウェー軍の夜襲に気付き、難を逃れることができたのです。それ以来、アザミはこの国を象徴する国花になったのです。

「触れないで」の由来

この花言葉も「独立」「報復」と同様、アザミがもつ鋭いトゲに由来します。

「厳格」の由来

アザミの鋭いトゲは、他の動物を寄せ付けない雰囲気をつくっています。そして春から夏の時期にかけて咲くアザミの姿は非常に凛としています。そんなアザミの特徴から誕生した花言葉です。

また、清教徒(ピューリタン)の縁の地であるスコットランドの国民性を表すともいわれています。

色別のアザミの花言葉とその由来

アザミには色別の花言葉が存在します。一般的なアザミは赤紫色ですが、紫、白、青、ピンク、赤など様々な種類があります。それぞれの色にどのような花言葉があるのでしょうか。由来も合わせて紹介します。

赤色のアザミの花言葉

赤のアザミには「権威」「報復」「復讐」といった花言葉があります。

由来は明確ではありませんが、花だけでなく葉や花の根元にまでトゲがある、アザミの凛とした雰囲気を連想させることに由来しているのかもしれませんね。

紫色のアザミの花言葉

紫色のアザミの花言葉

紫色の花言葉は「厳格」「気品」「高貴」です。

アザミの落ち着いた紫色は、高貴で上品な人を連想させ、貴族の着物にも用いられてきたことに由来しています。

白色のアザミの花言葉

白色のアザミの花言葉

白色の花言葉は「ひとり立ち」「自立心」です。

白いアザミは非常に珍しいです。白という何ものにも染まらないピュアな色と、アザミの凛とした立ち姿に由来します。

青色のアザミの花言葉

青色のアザミの花言葉

青の花言葉は「安心」「満足」です。

これは、トゲを持つアザミの特徴から、自分自身を守れる満足感や安心感に由来しているといいます。アザミは敵から身を守れるトゲを備えているため、安心して満足に生息することができ、そんな姿がどこかしらツンとしているように見えるのでしょう。

アザミの品種・種類別の花言葉

一般的にアザミというとノアザミのことを指しますが、その他にもアザミに似た様々な種類の植物が存在します。ここではその中でも花言葉が存在する3つの品種を紹介します。

朝鮮アザミ(アーティチョーク)

朝鮮アザミ(アーティチョーク)

別名がアーティチョークである朝鮮アザミには、「警告」といった人を寄せ付けない花言葉をもちます。これはアザミの大きな葉っぱやトゲなどの特徴に由来します。

ルリタマアザミ

ルリタマアザミ

ルリタマアザミは別名「エキノプス」と呼ばれ、「鋭敏」「傷つく心」といった花言葉をもちます。
トゲのような花を咲かせることから連想させる鋭さや、それによって傷つけられる心を表現したといいます。玉のようにまとまって花を咲かせる姿が「ルリタマ」を象徴し、トゲらしい花の形がアザミに似ていることで「ルリタマアザミ」と名付けられました。

キツネアザミ

キツネアザミは「嘘は嫌い」という花言葉をもちます。キツネアザミ属の植物で、アザミ属ではありません。そのため、似てはいるけどアザミとは違ことから「狐に化かされたようだ」という意味で、その名が付けられたとされています。見た目の特徴はトゲがなく、ほっそりと柔らかい雰囲気をもちます。

アザミの西洋(英語)の花言葉

アザミの西洋(英語)の花言葉

アザミの花言葉は英語で「independence(独立)」「austerity(厳格)」「nobility of character(人格の高潔さ)」「misanthropy(人間嫌い)」です。

アザミの花名の由来は?

アザミの花名にはどのような由来があるのでしょうか?

アザミの和名の由来

アザミの和名の由来

アザミの花名の由来は諸説あります。花を摘もうとするとトゲが刺ささり、驚かされることから「驚き呆れる」を意味する「あざむ」という古語に由来するともいわれます。

アザミの英名の由来

アザミは英語で「Japanese thistle」です。「thistle」は「トゲのある植物」という意味で、アザミの特徴そのままを意味します。

アザミと歴史

アザミと歴史

アザミはいくつかの歴史的な物語にも登場します。ここではそのうちの3つを紹介します。

アザミとスコットランド

1263年のことです。ノルウェー軍がスコットランドに侵攻しようとしていた夜、ノルウェー軍の兵士たちは、夜襲のため足音を立てないように裸足になっていました。しかし、暗闇だったためアザミに気づかなかったノルウェー兵たちの足にはトゲが刺さり、大きな声をあげてしまいます。その結果、スコットランド軍はノルウェー軍の夜襲に気付き、難を逃れることができたのです。それ以来、アザミはこの国を象徴する国花になったのです。

アザミとギリシャ神話

羊飼いの美少年ダフニスに恋した大地の女神は、想いをうちあけようと試みました。しかし、少年が彼女の想いに気づくことはなく、失恋した女神はその悲しみを表現するためにアザミを生み出したといいます。この物語は「復讐」の花言葉が誕生したきっかけとも言われています。

アザミとキリスト教

聖母マリアが処刑されたさいに、キリストの十字架の釘が土に埋められました。すると、その場所からアザミが生えてきたという言い伝えがあります。そのため「聖なるアザミ」「祝福されたアザミ」などの呼び名も存在します。

国花がアザミの国

国花がアザミの国

アザミはスコットランドの国花です。アザミのトゲが国土を守ったストーリーに由来しています。

以下は、アザミがスコットランドの国花になった話の詳細です。

1263年のことです。ノルウェー軍がスコットランドに侵攻しようとしていた夜、ノルウェー軍の兵士たちは、夜襲のため足音を立てないように裸足になっていました。しかし、暗闇だったためアザミに気づかなかったノルウェー兵たちの足にはトゲが刺さり、大きな声をあげてしまいます。その結果、スコットランド軍はノルウェー軍の夜襲に気付き、難を逃れることができたのです。それ以来、アザミはこの国を象徴する国花になったのです。

誕生花がアザミなのは何日?

アザミは3月19日、4月19日、9月18日、10月21日の誕生花です。
ノアザミは6月19日の誕生花とされています。

アザミの基本情報

アザミの基本情報

アザミの基本情報は以下の通りです。

科・属キク科・アザミ属
和名 薊
英名 thistle
学名 Cirsium japonicum
花の色赤紫、赤、紫、青、白、ピンクなど
原産地 日本
開花期 3月~7月

アザミの特徴

アザミの特徴

アザミは多年草で、葉には深い切れ込みがあり、トゲを有しています。そのため、動物などに食べられることも滅多にありません。

そんな見た目は刺々しく恐ろしいアザミですが、人間は昔から食用としてきました。

アザミはどの種類でも食べられ、早い段階で収穫されたものであれば根っこまでゴボウのように食べられます。茎の部分は、てんぷらやバター炒め、おひたしやあえ物、酢の物、味噌汁の具として、根は、味噌漬け、しょうゆ漬けにすると美味しく食べられます。また、イタリアなどの海外ではアーティチョークを使った料理が存在し、ワインとの相性は抜群です。

まとめ

見た目が美しいだけでなく食用としても美味しく食べられるアザミ。今回はアザミがもつたくさんの花言葉に注目しながら、その他アザミに関する様々な豆知識を紹介しました。

凛とした力強さを感じさせるアザミは、相手を刺激してしまう可能性もあります。フラワーギフトに使用するときは、花言葉に注意してトラブルを起こさないようにしましょう。

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