4月1日の誕生花｜花言葉の由来、誕生日の有名人、何の日かも解説
4月1日の誕生花にはどんなものがある？
4月1日の誕生花にはマーガレットとサクラ、オダマキなどがあります。オダマキ(苧環)は丸く、先端が白い青紫の花が特徴。日本では、静御前が源義経にこの花を題材にした歌を詠んだことで有名です。
4月1日の誕生花：マーガレット
マーガレットは「モクシュンギク(木春菊)」の和名が付いているキク科の花です。18世紀にはフランス王妃のマリー・アントワネットに愛され、イギリスの田舎風に造られたプチ・トリアノンの庭園にも植えられていました。イタリア語の「Margherita(マルゲリータ)」やドイツ語の「Margarete(マルガレーテ)」など、欧米では女性の名前としても人気があります。
マーガレットの花言葉
マーガレットの花言葉は、真実の友情・心に秘めた愛です。また、色ごとにも花言葉があります。
- 白：恋占い、秘めた愛、信頼
- オレンジと黄
：美しい容姿
- ピンク：真実の愛
「真実の友情」の由来は、ギリシャ神話の女神アルテミスからです。彼女が処女神になるときに従者たちにもそれを誓わせましたが、のちに従者が愛する人の元へ行くことになったときには、快くそれを認めたといわれています。「心に秘めた恋」の由来は、マーガレットが花びらをちぎりながら行う恋占いによく使われることからきています。
マーガレット(MargueriteまたはParis daisy)の英語の花言葉は「faith(信頼)」と「secret love(秘密の恋)」など。フランス語の花言葉には「estime(尊敬)」と「innocence(純粋さ・無邪気)」などもあります。
マーガレットが誕生花の日
マーガレットが誕生花の日は1月17日・2月1日・4月1日・9月3日・11月22日です。
マーガレットの季節・開花時期
マーガレットの開花時期は春の3〜5月で、1〜5月に多く出回ります。花が咲いてからは、1週間ほど楽しめます。
4月1日の誕生花：サクラ
日本の国花であるサクラ(桜)は、春を代表する花のひとつです。自生種(山桜)だけでも15種類ほど、品種改良でできた園芸用の種類は300以上もあります。サクラの樹皮は漢方薬や装飾用に、木は建築材料や家具、塩漬けの葉や花は和菓子にと、私たちの身の回りの多くの場面で活用されています。
サクラの花言葉
サクラの花言葉は、優雅な女性・精神の美・純潔です。また、品種ごとの花言葉もあります。
- ソメイヨシノ(染井吉野)：清純・高貴・精神愛・精神美・優れた美人
- エダシダレザクラ(枝垂れ桜)：淡白・優美・ごまかし・精神美
- ヤエザクラ(八重桜)：豊かな教養・理知に富んだ教育・善良な教育・しとやか・理知
優雅な女性・純潔は、サクラの花の美しさを女性にたとえたことからです。「精神美」は日本の国花であるサクラを、国と日本人の美しさを表すシンボルにしたことからといわれています。
サクラ(Cherry blossom)の西洋の花言葉は「a good education(優れた教育)」と「spiritual beauty(精神の美)」です。これらはアメリカ初代大統領、ジョージ・ワシントンの逸話が由来。彼が子どもの頃に父のサクラの木を間違って切ってしまい、正直に話したことからきています。
サクラが誕生花の日
サクラは品種によって開花時期が異なるため、誕生花の日も違います。
- ソメイヨシノ：3月28日・4月1日
- エダシダレザクラ：3月19日・3月26日・3月30日
- ヤエザクラ：4月5日・4月11日・5月9日・5月10日
- カンザクラ(寒桜)：1月12日
- ヒガンザクラ(彼岸桜)：2月21日・3月21日
- ヤマザクラ(山桜)：3月31日
サクラの季節・開花時期
一部の品種をのぞき、サクラの開花時期は3〜4月です。最盛期は4月で、花が咲いてから5〜10日ほど保ちます。
4月1日生まれの偉人・有名人
4月1日に生まれた偉人と有名人を紹介します。
- 後嵯峨天皇(第88代天皇、1220年)
- オットー・フォン・ビスマルク(ドイツ帝国初代宰相、1815年)
- セルゲイ・ラフマニノフ(作曲家・ピアニスト、1873年)
- 桑田真澄(プロ野球選手、1968年)
4月1日は何の日？
4月1日でもっとも有名なのはエイプリルフールでしょう。英語の「April fool」はこの日にウソをつかれ、騙された人をいいます。また、大和証券がネット株式を開始したことにちなんだ「オンライントレードの日」や、新年度開始とともにトレーニングも始めようと呼びかけた「トレーニングの日」もあります。
まとめ
新年度が始まる4月1日には、サクラなど春の花の多くが見頃を迎えます。大切な人への贈り物に、誕生花の言葉とともに気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。
