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6月に咲く花一覧|ガーデニングで人気の品種の特徴や花言葉も紹介

目次

6月に見頃を迎える花木、草花

6月に見頃を迎える花木、草花

6月は後半になると湿気の多い梅雨、もっとも昼が長くなる夏至を迎えます。そのため植物がよく育ち、多くの花を楽しめる時期でもあります。雨続きになると家にこもりがちになってしまいますが、6月に楽しめる花を育ててみたり、切り花を飾ってみたりしてはいかがでしょうか。

6月に見頃を迎える花木

6月に見頃を迎える花木には、クチナシとアジサイ、ラベンダーやバラなどがあります。この時期は比較的寒色系の花が多いのですが、キンシバイ(ヒペリカム)は大きく黄色い花が特徴で、枝一面に花を咲かせた様子が見事です。また、マルベリーやジューンベリー、フサスグリなどのベリー類は、きれいな色の実をつけます。

6月に見頃を迎える草花

6月に見頃を迎える草花には、カーネーションやツユクサ、ハナショウブ(花菖蒲)などがあります。クレマチスの中でも壺型の花をつけるヴィオルナ系は、6月に見頃を迎えます。ユリ科の多年草であるギボウシは、葉の色やサイズなど多種多様な品種があります。6月から穂になった花が開き、梅雨時期に涼しげな雰囲気を醸し出してくれます。

6月に咲く花:クチナシ

6月に咲く花:クチナシ

クチナシはもともとは一重咲きの花ですが、近年は「ガーデニア」という大きな花をつける品種や、八重咲きの品種も開発されています。クチナシはジャスミンのようなよい香りが特徴で、純白のガーデニアは花嫁のブーケにもよく用いられます。和名の「クチナシ」は果実が熟しても割れない様子から、「口無し」が語源になったという説も。クチナシ属の学名の「Gardenia(ガーデニア)」は、18世紀のアメリカの植物学者「アレキサンダー・ガーデン」が由来です。

クチナシの特徴

クチナシは、日当たりのよい場所の方がたくさんの花が咲きます。乾燥する場所や強い西日が当たる場所は苦手で、湿り気があり腐植質が多く、表土の深い場所に向いています。鉢植えと庭植えともに、常に水がきれないようにしましょう。日本でよく庭木に用いられる「オオヤエクチナシ(ヤエクチナシ)」は八重咲きの花が華やかで実はつけないのが特徴。近い種類に葉が丸い「マルバクチナシ」や、樹高が30cmほどの「コクチナシ」があります。

クチナシの花言葉

クチナシの花言葉の「喜びを運ぶ」は、クチナシの花からよい香りがすることから。「とても幸せです」は、アメリカではダンスパーティーに女性を誘うためにクチナシの花を送る習慣があり、贈られた女性の気持ちからきています。それぞれ英語の花言葉は「transport of joy(喜びを運ぶ)」と、「I’m too happy(私はとても幸せです)」です。ほかには「優雅」と「洗練」の花言葉もあります。

クチナシの季節・開花時期

クチナシの開花期は6月初旬から7月下旬までです。秋には、赤みを帯びたオレンジ色の実をつけます。さし木で増やすなら開花期の6〜7月、当年に出た充実した枝を使いましょう。大きな葉は半分または3分の1ほどを切り取り、数時間水あげしてからさし木をします。株分けで増やすなら、3月下旬から4月がおすすめです。クチナシの一種コクチナシは枝が地面に触れると発根するので、株分けが向いています。開花後の枝が伸び、その先端に花芽をつけるので、開花直後に剪定しましょう。

6月に咲く花:アジサイ(ハイドランジア)

6月に咲く花:アジサイ(ハイドランジア)

アジサイは日本原産の落葉低木で、学名は「Hydrangea(ハイドランジア)」、漢字では「紫陽花」とも表記されます。紫や青、ピンクなどさまざまな色、咲き方や花の形などのバリエーションが多く、家庭での栽培や贈り物に選ばれています。丈夫で栽培も手軽なため、一年中苗が販売されています。

アジサイの特徴

アジサイは日本原産の植物で、現在はシーボルトが世界に広めた「七段花」やかすみ草のような「コアジサイ」、瑠璃色の花がめずらしい「佐橋の荘」など、50以上の品種があります。今回紹介する「ハイドランジア」は日本固有種の「ガクアジサイ」が西洋で品種改良され、大正時代に日本に入ってきたもので、今では花壇などで多くみられます。アジサイの花びらに見える部分は、実は装飾花と呼ばれるがくで、本当の花びらは中央にある小さな色付きの部分です。

アジサイの花言葉

アジサイの花言葉の無常・浮気・移り気は、アジサイの花の色が土壌の酸性度によって変化することに由来しています。小さな花が集まって咲いている様子から、家族・和気あいあい・団欒の花言葉もあります。また、アジサイは花の色ごとの花言葉も。

  • ピンク:元気な女性
  • 青:辛抱強い愛情
  • 白:寛容
  • 紫:神秘、辛抱強い愛情

母の日の贈り物には、ピンクのアジサイが喜ばれています。

アジサイの季節・開花時期

アジサイの開花時期は6月~9月上旬です。アジサイは適度に湿っていて、肥沃な土を好みます。乾きすぎると生育が悪くなるので、水やりを欠かさないようにしましょう。耐陰性がありますが、日当たりがよい場所の方がきれいな花が咲きます。丈夫で育てやすいので、園芸初心者にもおすすめの花。7月から9月半ばくらいに花がらを摘みつつ、今年伸びた新しい枝の芽を5つほど残して剪定しましょう。3〜4月に前の年の枝を、6月に新しい枝を使ってさし木も可能です。

6月に咲く花:カーネーション

6月に咲く花:カーネーション

母の日にカーネーションを贈るようになったのは、アメリカの南北戦争での逸話からです。敵味方を区別せずに負傷兵の衛生状態を改善するために尽力した、アン・ジャービスが亡くなった2年後、娘が母を偲んでカーネーションを配ったことからとされています。また、ヨーロッパでは聖母マリアがキリストが処刑されたときに流した涙から、カーネーションが生えたという言い伝えもあります。

カーネーションの特徴

カーネーションは、母の日の贈り物の定番の花です。フリルのような花びらが華やかで花色の種類も多いため、ブーケやフラワーアレンジによく用いられています。可憐でありながら豪華さもある花で、独特の香りもあります。鉢物向きの「ポットカーネーション」は草丈10〜30cmほど、茎と葉が密に茂っているのが特徴。花の大きさが5cmほどある大輪タイプと、それよりも小さなミニカーネーションタイプとがあります。

カーネーションの花言葉

カーネーションの花言葉は「無垢で深い愛」です。英語では、love(愛情)・distinction(名声、卓越)・fascination(魅力、魅惑)の花言葉があります。また、色ごとの花言葉もあります。

  • ピンク:元気な女性
  • ピンク:美しいしぐさ、女性の愛
  • 白:私の愛は生きています、純粋な愛
  • 赤:母への愛
  • 青:永遠の幸福
  • 黄:軽蔑
  • 紫:気品、誇り

カーネーションの季節・開花時期

カーネーションは四季咲き性がありますが、主な開花期は4〜6月です。10〜11月にも咲く時期があります。ナデシコの仲間なので湿気は好まず、水はけがよく乾燥した場所が適しています。成長期と蕾ができる時期には水分が必要なので、水やりを欠かさないようにしましょう。花がら摘みはまめにしてこれから芽吹く節は残し、咲き終わった茎は切り戻します。株が古くなると生育が悪くなるので、6月か9〜10月にポットに挿し芽をして育苗するとよいでしょう。

6月に咲く花:バラ(ブッシュ・ローズ)

6月に咲く花:バラ(ブッシュ・ローズ)

バラは赤やピンク、白など多くの花色を持っており、一年を通して出回っているので目にすることも多い花です。花色ごとに花言葉が違い、花束の本数によってももつ意味が変化します。たとえば1本では「あなたしかいない」や「一目惚れ」、3本なら「告白」や「愛しています」などです。ヨーロッパでは1ダース(12本)のバラを「ダズンローズ」と呼んでバレンタインデーの贈り物にしたり、結婚式に使ったりしています。

バラの特徴

バラには多くの品種がありますが、その樹形で大きくは3タイプに分けられます。つる性の「クライミング・ローズ(つるバラ)」と半つる性の「シュラブ・ローズ」、そして木立ち性の「ブッシュ・ローズ(木バラ)」です。ブッシュローズにはフロリバンダ系やハイブリット・ティー系などの「モダンローズ」と、ティー系やチャイナ系などの「オールドローズ」を含んでいます。自立する低木で春から秋まで数回花を楽しめ、年間を通じて鉢植え用の苗を購入できます。

バラの花言葉

バラの花言葉は「美」と「愛」です。英語の花言葉には、beauty(美)・I love you(あなたを愛してます)・romance(ロマンス)などがあります。色ごとの花言葉も紹介します。

  • 白:深い尊敬、純潔、私はあなたにふさわしい
  • ピンク:上品、しとやか、感銘
  • 黄:友情、愛情の薄らぎ、嫉妬
  • 赤:美、愛情、情熱、熱烈な恋、あなたを愛してます
  • 青:奇跡、不可能、神の祝福、夢かなう

バラの季節・開花時期

バラ(ブッシュ・ローズ)は5〜11月末までの間に繰り返し開花しますが、主な開花期は5月中旬から6月上旬です。風通しが悪いとうどんこ病にかかりやすくなるので、生育期はとくに風通しと日当たりをよくします。5月に花が咲いたら、花がら摘みをまめに行いましょう。シュート(新しい梢)が出たら早めに枝先を摘んでおくと、樹形を整えられます。12〜2月に剪定し、古い枝を切り取るとよいでしょう。つぎ木には向いていないので、花が終わってからの6月または10〜11月の緑枝ざしか、2月下旬〜3月上旬の休眠枝ざしがおすすめです。

6月に咲く花:ラベンダー

香りが強いラベンダーは、「ハーブの女王」といわれています。古代ローマ時代から薬草としても用いられており、好んで湯船に入れていたそうです。ラベンダーの実にはよい香りがするオイルがあり、揉んで殻を割ると香ります。ラベンダーの香りは殺菌と防虫のほか、鎮痛と消化促進、精神安定に効果的といわれ、香り袋(サシェ)やエッセンシャルオイル、ハーブティーなどに利用されています。

ラベンダーの特徴

ハーブの一種であるラベンダーは、よい香りときれいな紫色が特徴の花です。本来は低木ですが草花として扱われがちで、コンテナ栽培や花壇植えで多くみられます。「イングリッシュラベンダー(コモンラベンダー)」はその美しさからラベンダーの代表ともされる品種。北海道のような寒冷地では育てやすいのですが、暖かい地方では夏越しが難しいかもしれません。スパイクラベンダーとコモンラベンダーと交雑させた「ラバンディン」は暑さに強く、暖地でも楽しめます。

ラベンダーの花言葉

ラベンダーの花言葉は

  • 私に答えてください
  • 沈黙
  • 期待
  • 不信感
  • 疑惑

英語の花言葉は、silence(静寂、沈黙)・distrust(疑惑)・devotion(献身的な愛)です。「沈黙」はラベンダーの精神安定効果から、「疑惑」はラベンダーの香りがあまりに強く、不思議に思えることが由来しています。

ラベンダーの季節・開花時期

ラベンダーの開花期は4〜7月で、一部四季咲き性の系統もあります。風通しと日当たりのよさを好むので、庭植えなら西日の当たらない場所を選び、水はけのよい土に改良しましょう。葉が少し垂れ下がってきて、土が乾いているようならたっぷりと水をあげます。梅雨時期など長雨が続くときは、鉢を雨が当たらない場所へ移しましょう。花を収穫するときは2分咲きから満開のころを見計らい、葉を5枚前後つけて花穂ごと切り取ります。花を収穫しない場合でも早めに刈り取っておくと、株が消耗せずに済みます。

まとめ

植物がぐんぐん生長する6月に咲く花は多く、庭木や花壇を彩ってくれます。いろいろな種類の花苗が出回る時期でもあるので、自分で育てて楽しんでみてはいかがでしょうか。6月に楽しめる切り花を、家に飾るのもすてきですね。贈り物の際には見た目とともに花言葉も気にかけ、大事な人に想いをこめて渡しましょう。

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