5月24日の誕生花|花言葉の由来、誕生日の有名人、何の日かも解説
5月24日の誕生花にはどんなものがある?
5月24日の誕生花はスズランとヘリオトロープ、アカツメクサなどです。バーベナはビジョザクラの別名をもつ、サクラソウに似た花です。「魅力」や「魔力」などの花言葉があります。
5月24日の誕生花:スズラン(鈴蘭)
ヨーロッパでは、スズランは5月の花として愛されています。16世紀にはスズランは「幸福をもたらす花」とされており、フランス王が毎年宮廷のご婦人方にスズランを贈る習慣があったのだそう。このことからフランスでは、5月1日にスズランの花を贈られた人には、幸せが訪れるといわれているそうです。和名の「鈴蘭」は、鈴のような花姿から付けられています。
スズラン(鈴蘭)の花言葉
スズランの花言葉は、純潔・純粋・謙遜・再び幸せが訪れるです。
昔から聖母マリアの花とされているスズランには、「純潔」と「純粋」の花言葉が付けられています。清楚で可憐な花姿にもぴったりな花言葉ですね。「再び幸せが訪れる」は、北国ではスズランの開花が春の訪れを示していることに由来しています。
スズランの英語の花言葉は、purity(純粋)・sweetness(愛らしさ、優しさ)・humility(謙遜)・return of happiness(再び幸せが訪れる)です。
スズラン(鈴蘭)が誕生花の日
スズランが誕生花の日は5月1日と5月2日、5月24日、5月28日です。
スズラン(鈴蘭)の季節・開花時期
スズランの開花時期は4〜5月で、2月から市場では出回っています。花が咲いてから、3〜5日程度は保ちます。多く流通しているのはヨーロッパ原産のドイツスズランで、白のほかにも赤やピンクの花もあります。日本に自生しているスズランと比べると香りが強く、花が大きいのが特徴です。
5月24日の誕生花:ヘリオトロープ
ヘリオトロープ属の学名「Heliotropium(ヘリオトロビウム)」は、ギリシャ語の「helios(太陽)」と「trope(向く)」を合わせたものです。花を太陽に向かって開かせる様子から付けられました。英語では「Heliotrope(ヘリオトロープ)」のほか、甘い香りから「Cherry pie(チェリーパイ)」とも呼ばれています。
白い花と比較すると紫、さらに藤色の花の方が香りが強いとされています。南米原産で本来は多年草ですが、寒さに弱いので日本では一年草として扱われます。
ヘリオトロープの花言葉
ヘリオトロープの花言葉は、夢中・熱望・献身的な愛です。
ヘリオトロープの「献身的な愛」の花言葉は、ギリシャ神話に登場する水の精(ニンフ)のクリティが、太陽神アポロンに恋をしてヘリオトロープに姿を変えたという逸話からです。ちなみにこの話は、キンセンカの花言葉「悲嘆」と「別れの悲しみ」の由来にもなっています。
ヘリオトロープの英語の花言葉は「devotion(献身的な愛)」です。
ヘリオトロープが誕生花の日
ヘリオトロープが誕生花の日は1月27日と5月24日です。
ヘリオトロープの季節・開花時期
ヘリオトロープの開花時期は5〜10月で、花が咲いてからは3〜5日ほど保ちます。バニラのような甘い香りを放つので、「匂い紫」や「香水草」とも呼ばれています。フランスで19世紀に発売された「Heliotrope Blanc」は、日本に輸入されて発売された最初の香水といわれています。ヘリオトロープは石けんの香料や、ポプリやドライフラワーとしても活用されています。
5月24日生まれの偉人・有名人
5月24日生まれの偉人と有名人を紹介します。
- ヴィクトリア(イギリス女王、1819年)
- 横溝正史(推理作家、1902年)
- 鈴木清順(映画監督、1923年)
- ボブ・ディラン(シンガーソングライター、1941年)
- 佐々木則夫(元サッカー選手・指導者、1958年)
5月24日は何の日?
5月24日は、レジャーダイビング認定カード普及協議会が5(ゴー)、2(トゥー)、4(シー)の語呂合わせから「スクーバダイビングの日」に制定。また、5月24日が戦国時代の武将、伊達政宗の命日であることから、株式会社せんにちが「伊達巻の日」に制定しています。大分県竹田市の長湯温泉旅館組合では、源泉かけ流しの良さを多くの人に知ってもらおうと、「長湯温泉『源泉のかけ流し』記念の日」としています。
まとめ
花言葉はギリシャ神話やキリスト教などの伝説や、その花がもつ特質から付けられています。シンボルとしてのイメージや、その花にふさわしいとされる意味を含ませたものです。誰かに花を贈るとき、花言葉とその意味にも着目して選んでみてはいかがでしょうか。