スミレ(菫)の花言葉|色別・英語の意味や花名の由来、怖い意味も?

2020 12/31
スミレ(菫)の花言葉|色別・英語の意味や花名の由来、怖い意味も?

野に咲く花としても見かけることのあるスミレは、昔から世界中で愛され続けている花です。豊富な種類があり、和歌や神話にも登場します。この記事では、スミレの色別の花言葉や花名の由来、逸話などをご紹介します。

目次

スミレ(菫)の花言葉

スミレ(菫)の花言葉

スミレの花言葉は、「誠実」、「謙虚」、「小さな幸せ」です。

スミレの花言葉の由来

スミレの花言葉は、スミレの可憐な花の姿に由来すると言われています。「誠実」、「謙虚」、「小さな幸せ」の花言葉は、道端にひっそりと慎ましく咲くスミレの姿にぴったりですね。

スミレの海外での花言葉

スミレの英語の花言葉は、「faithfulness(誠実)」「modesty(謙虚)」です。フランス語では「discrète(慎み深い)」、ドイツ語では「unschuldig(純真)」、「jungfräulichkeit(処女)」、「bescheidenheit(謙虚さ)」などがあります。

スミレの花言葉は怖い?

スミレの花言葉に怖い意味はありません。しかし16世紀のイギリス文学では、スミレが死と関連のある花だったようです。シェイクスピアの「ハムレット」では、レアティーズの「彼女を地に横たえろ。美しく汚れのない肉体からスミレの花が咲くだろう。」という台詞があります。

スミレ(菫)の色別の花言葉

スミレ(菫)の色別の花言葉

スミレには色別の花言葉があります。プレゼントを選ぶ際は、ぜひ色別の花言葉を参考にしてみてください。

白色のスミレの花言葉

白色のスミレの花言葉は「無邪気な恋」、「あどけない恋」、「純潔」です。

ピンク色のスミレの花言葉

ピンク色のスミレの花言葉は「希望」です。

黄色のスミレの花言葉

黄色のスミレの花言葉は「つつましい喜び」、「田園の幸福」です。

青色のスミレの花言葉

青色のスミレの花言葉は、「love(愛情)」、「watchfulness(用心深さ)」です。青色のスミレには、日本語の花言葉はありません。

紫色のスミレの花言葉

紫色のスミレの花言葉は「愛」、「貞節」です。

スミレ(菫)の花名の由来

スミレ(菫)の花名の由来

スミレの花名は、墨入れ(墨壺)と花の形が似ていることに由来します。

スミレの英語での花名

すみれの英語の花名は「Violet」です。

スミレの英語での花名の由来

スミレの学名である「Viola mandshurica」の「Viola」はラテン語で紫という意味です。英語では「Violet」です。

スミレ(菫)が誕生花なのはいつ?

スミレが誕生花の日は1/9、2/4、2/19、2/21、2/27、2/28です。

スミレ(菫)ってどんな花?

スミレ(菫)ってどんな花?

スミレは世界中の温帯に分布しています。パンジーやビオラは園芸品種のため、一般にスミレと呼ぶのはパンジーとビオラ以外のスミレ属の花です。

スミレの基本情報

科・属 スミレ科・スミレ属
和名スミレ(菫)
英名Violet
学名Viola mandshurica
花の色白、ピンク、黄、青、紫、赤など
原産地全世界の温帯
開花時期3月~5月

スミレの花の色

スミレの花の色は、白、ピンク、黄、青、紫、赤などがあります。

スミレ(菫)の種類・品種

スミレは400種以上あるといわれ、毎年新しい品種が誕生しています。

マンジュリカ

パンジーやビオラ以外のスミレ属をスミレと呼ぶことが多いですが、スミレは狭義ではマンジュリカを指します。細長く先が丸い葉が地面から出ているように見えます。乾燥に強く、コンクリートの隙間から生えているのを見かけることもあります。

ヒナスミレ

淡いピンク色の小さな花が特徴で、ヒナスミレという名前がつけられました。葉はハート型で、葉のもとの部分がくぼんでいるような形をしています。白い斑点模様が葉脈に沿って入っている場合は、「斑入(ふい)りヒナスミレ」と呼ばれます。

クロバスミレ

クロバスミレは、寒くなるほど葉の色が黒くなります。寒さにも暑さにも強く、日陰でも育つ丈夫な品種です。

ノジスミレ

ノジスミレは茎や葉に毛が生えており、濃紫色の花を咲かせます。強い香りが特徴のスミレです。

スミレ(菫)と同じ科の花

スミレ(菫)と同じ科の花

スミレと同じスミレ科の花には、パンジーとビオラがあります。

パンジー

パンジーとビオラを区別するのは難しく、かつては大輪種をパンジー、小さい種類をビオラと呼んでいました。パンジーは花色が豊富で、品種改良により秋から春にかけて長期間咲く品種が多くなりました。

ビオラ

ビオラはパンジーに比べて咲く時期が遅く、開花期間が短いといわれています。丈夫で育てやすい花です。

スミレ(菫)の用途

スミレは山菜としても使われます。葉は天ぷらやおひたし、花はお吸い物として食べられます。ただしスミレによく似たパンジーやニオイスミレには有毒なものもあるため、注意が必要です。

スミレ(菫)の育て方

スミレは日当たりの良い場所を好みます。地植えでも鉢植えでも育てられますが、鉢植えの場合は夏の直射日光などは避けたほうが良いでしょう。スミレは根が深いため、鉢植えは深鉢を選びます。鉢植えは表面の土が乾いたら水を与えます。地植えでは水やりは必要ありません。種は冷蔵庫に保管しておくと、病害虫で枯れたときや株の寿命が尽きたときに新しくまくことができます。

スミレ(菫)の歴史

スミレ(菫)の歴史

スミレは野に咲く花として古くから世界中で愛されている花です。古代ギリシャでスミレは薬草として使われていました。ヨーロッパではキリスト教で聖母マリアとスミレが関連付けられており、謙虚さの象徴とされています。
ナポレオンはスミレが好きで、ジョゼフィーヌ妃の誕生日である5/29にはスミレを贈っていたといわれています。ナポレオンがエルバ島に追放される際、ジョゼフィーヌ妃に「スミレが咲く頃には戻ってくる」という言葉を残したという話もあります。
また、スミレはイギリスのヴィクトリア女王が好んだ花としても有名です。

スミレ(菫)の逸話

ギリシャ神話には、スミレにまつわるこんな話があります。
フィリシアにはイアという美しい娘がおり、彼女には羊飼いの婚約者がいました。アポロンはイアに恋をしますが、彼女は婚約者がいるためアポロンの愛を受け入れられませんでした。怒ったアポロンはイアをスミレの姿に変えてしまいました。
また、ローマ神話では別の話もあります。愛と美の女神ヴィーナスとキューピッドは散歩中、踊っている乙女たちに出会います。ヴィーナスがキューピッドに「あの乙女たちと私、どちらが美しいか?」と聞いたところ、キューピッドが乙女たちと答えたため、怒ったヴィーナスは乙女たちを殴りつけて紫色に腫れた顔にしてしまいました。かわいそうに思ったキューピッドは、乙女たちをスミレの花にしたのだそうです。

まとめ

スミレの花言葉は、「誠実」、「謙虚」、「小さな幸せ」です。花言葉はスミレの可憐な姿が由来となっています。
スミレの英語の花言葉は、「faithfulness(誠実)」「modesty(謙虚)」です。フランス語では「discrète(慎み深い)」、ドイツ語では「unschuldig(純真)」、「jungfräulichkeit(処女)」、「bescheidenheit(謙虚さ)」などがあります。
スミレの花名は墨入れ(墨壺)と花の形が似ていることに由来します。
スミレはギリシャ神話やローマ神話にも登場し、日本だけでなく世界中で古くから愛される花です。

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