5月19日の誕生花|花言葉の由来、誕生日の有名人、何の日かも解説
5月19日の誕生花:シャクヤク(芍薬)
シャクヤク(芍薬)はボタン科に属しており、ボタンに似た花経10cmほどの花を咲かせます。美しい女性を表現した「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」ということわざにもあるように、すらりと伸びた茎の先に美しい花が咲いているのが特徴です。バラのような甘い香りも魅力。別名「ピオニー」とも呼ばれ、香水にも利用されています。
花色はピンク、白、赤、オレンジ、黄色などがあります。花の形も一重咲き、翁咲き、バラ咲きなど種類が豊富です。
シャクヤク(芍薬)の花言葉
シャクヤク(芍薬)の花言葉は、恥じらい・はにかみ・謙虚です。花色別にも花言葉があります。
- ピンク:はにかみ
- 白:幸せな結婚
- 赤:誠実
「恥じらい」と「はにかみ」の花言葉はイギリスの民話が由来しています。はにかみ屋の妖精がシャクヤク(芍薬)に隠れたら、花も赤くなったという説から付けられたそうです。また「シャクヤク(芍薬)のように顔を赤らめる」という英語の慣用句にちなんだ花言葉ともいわれています。
西洋の花言葉は、bashfulness(恥じらい、はにかみ)・compassion(思いやり)です。
シャクヤク(芍薬)が誕生花の日
シャクヤク(芍薬)は、2月8日・5月14日・7月24日の誕生花です。
シャクヤク(芍薬)の季節・開花時期
シャクヤク(芍薬)の花の季節は5~6月です。切り花が出回るのは4~6月で、花もちは5~7日程度。白やピンクはウェディングブーケにも利用される人気の高い花です。シャクヤク(芍薬)は蕾のまま花が咲かないケースがあるので、購入する際には蕾の状態ではなく、花が少しでも開いているものを選びましょう。
庭植えや鉢植えで育てる場合、高温多湿だと弱ってしまうので、日当たりや水はけ、風通しのよい場所で管理してください。
5月19日の誕生花:くるみ
くるみは、高さが5~20mほどに成長する落葉高木です。くるみの花は雌雄同株で、雌花は赤く、雄花は緑の房が垂れ下がったように咲くのが特徴です。ヨーロッパからアジア西部が原産地で、品種は約20種類。日本には「オニグルミ」や「ヒメグルミ」が自生しています。主に栽培されているのは「シナノグルミ」で、一般的に食用として流通されている品種です。
くるみの花言葉
くるみの花言葉は、知性・知恵・野心・謀略です。
くるみには、脳の働きを活性化する効果があることから「知性」や「知恵」という花言葉が付けられています。
くるみが誕生花の日
くるみは、3月15日・12月16日の誕生花です。
くるみの季節・開花時期
くるみの花の季節は5~6月です。雄花には秋になるとくるみの実がつきます。雌花と雄花の開花時期が違うので、結実させるためには違う品種を組み合わせて植えるとよいでしょう。植え付けの時期は12~2月で、日当たりのよい場所に植えます。暑さには弱いので、夏は日陰になるところを選びましょう。くるみは鉢植えでも栽培可能で、観賞用としても楽しめます。
くるみの実はスーパーフードとして知られています。実が付いたら収穫して食べてみましょう。生のくるみはアクが強く、肌が荒れることがあるので必ず手袋をしてから収穫してください。
5月19日の誕生花:サツキ(皐月)
サツキはツツジ科に属する常緑低木で、枝先に花経3~5cmの花を1~2輪付けます。別名「サツキツツジ」といい、ツツジによく似ているのが特徴です。見分ける方法は、開花時期と花の大きさです。ツツジは開花が4月でサツキより1カ月ほど早く、花は5~7cmと大きめ。サツキは徐々に開花しますが、ツツジは一気に開花する性質があります。
原産地は日本で、関東地方から九州南部、屋久島に生息し、山肌や川沿いなどに自生しています。街路樹や生け垣、庭木などでよく見られる木で、盆栽としても人気です。江戸時代から改良が続けられており、品種が豊富。色は赤・ピンク・白・複色などがあり、八重咲きや大輪の品種もあります。
サツキ(皐月)の花言葉
サツキの花言葉は、節制・節約・貞淑・幸福・協力を得られるです。
節制・節約・貞淑の花言葉は、サツキが山肌などの厳しい環境にも自生することが由来です。「幸福」や「協力を得られる」は、渓流に流されないよう岩や土がサツキの木を支えてくれることにちなんでつけられた花言葉といわれています。
サツキ(皐月)が誕生花の日
サツキは、5月12日・5月15日(ピンク)・6月21日の誕生花です。
サツキ(皐月)の季節・開花時期
サツキの花の季節は5~6月です。旧暦の皐月(5月)に咲くことが、名前の由来といわれています。サツキは厳しい環境を好むので、初心者でも育てやすい木です。植え付けに適した時期は開花時期を除いた3月下旬~6月中旬、9月下旬~10月ごろです。乾燥に弱いので、夏場は土が乾かないように注意しましょう。鉢植えや寄植えでも楽しめます。
毎年きれいな花をたくさん咲かせるには剪定作業が重要です。花が終わった後、次の花芽が付く前に行います。絡みあった枝や細すぎる枝、徒長枝を切り落としましょう。太い枝を深く切らないように注意してください。
5月19日生まれの偉人・有名人
5月19日生まれの偉人・有名人を紹介します。
- ホー・チ・ミン(初代ベトナム民主共和国主席・1890年)
- マルコムX(黒人解放指導者・1925年)
- 安藤政信(俳優・1975年)
- 澤部佑(お笑い芸人・1986年)
- 神木隆之介(俳優・1993年)
5月19日は何の日?
5月19日は「ボクシングの日」です。1952年5月19日に、日本人初のボクシングチャンピオンが誕生したことを記念して2010年に制定されました。他に「セメントの日」や「小諸・山頭火の日」が定められています。
まとめ
5月19日の誕生花を紹介しました。どれも5月頃に花を咲かせるので、誕生日のプレゼントにぴったりですね。苗が手に入ったら育てるのもおすすめです。庭植えや鉢植えなどで育てて、花を楽しんでみてはいかがでしょうか。