オリーブの開花時期と育て方。白くてかわいい花をきれいに咲かせよう

2020 10/09
オリーブの開花時期と育て方。白くてかわいい花をきれいに咲かせよう

観賞用にも食用にも楽しめるオリーブは、自宅栽培で人気の植物です。順調に木が育っていても、なかなか花が咲かないと感じている人もいるのではないでしょうか。開花時期や花の咲かない原因を知り、正しい育て方でオリーブの花を楽しみましょう。

目次

オリーブの花が咲く時期は?

オリーブの花が咲く時期は?

特徴的な葉や食用でも知られる実の印象が強いオリーブですが、花も咲きます。オリーブの花を自宅で咲かせるためにも、咲く時期やどんな花が咲くのかを確認しましょう。

開花時期は5月から6月

オリーブの開花時期は5月から6月です。黄白色や白色の米粒大程の花が房状に咲きます。開花時期は品種によって異なりますが、品種を問わず開花期間は約1週間と短いです。あっという間に花が散ってしまうため、開花時期になったら花を見逃さないようにしましょう。

また、雨に当たるとすぐに落ちてしまうほど、オリーブの花は弱いです。開花時期と梅雨が重なる場合、雨にぬれない場所にオリーブを移動させると花を長持ちさせられるでしょう。

オリーブの花をきれいに咲かせる育て方

オリーブの花をきれいに咲かせる育て方

オリーブの花をきれいに咲かせるには、ちょっとしたコツがいります。コツといっても難しいことは不要です。いくつかのポイントを押さえ、オリーブの花をきれいに咲かせましょう。

日当たり、風通しがよい場所に置く

品種を問わず、ギリシャやスペインといった地中海沿岸部がオリーブの原産地として有名です。地中海沿岸部は年間を通して過ごしやすい気候で、空気は乾燥しています。できるだけ環境を寄せるためにも、日当たりや風通しがよい場所でオリーブを育てましょう。

オリーブは湿気に弱い植物です。庭で地植えにする場合は日当たりや風通しに加え、水はけのよい場所が適しています。また、オリーブは寒さにも弱く、耐寒性はマイナス3度です。冬は室内で栽培するとよいでしょう。地植えの場合は、オリーブに冬囲いをすると安心です。

土が乾いたらたっぷりと水を与える

乾燥に強く湿気に弱いものの、水分を好むのがオリーブの特徴です。立派なオリーブを育てるためにも、土が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。目安は、鉢植えの底から水が染み出るくらいです。鉢植えでオリーブを育てている場合、受け皿にたまった水をこまめに捨てておきます。

品種を問わず、土の表面が乾燥したら水やりしましょう。夏はほぼ毎日、冬は1週間~10日に1回程度が目安です。地植えの場合、毎日のように水やりをする必要はありません。木の周囲に土を盛って作る水鉢にたまるくらい、たっぷり水をあげましょう。

肥料は年に数回与える

オリーブの肥料は年に数回与えましょう。オリーブが芽吹く3月頃・開花後の6月頃、実の収穫を終えた10月頃の年3回がおすすめです。ただし、肥料が多すぎても足りなくてもよくないため、栽培中のオリーブの状態に合わせてタイミングや量を調整しましょう。

品種を問わず、オリーブは酸性の土壌を好みません。年に1回は石灰質を含む土に交換したり土に石灰を混ぜたりして、土を弱アルカリ性に保ちましょう。特に地植えでは雨で土が酸化しやすいため、注意が必要です。どんな肥料をあげればよいか分からない場合は、オリーブ専用の肥料を購入して使うと安心です。

枝が伸びたら剪定する

オリーブの枝が伸びたら、剪定(せんてい)しましょう。2~3月頃に行う『強剪定』と、5~10月頃に行う『軽剪定』の2種類があります。

強剪定の目的は生育促進です。オリーブの実は、その年の春以降に成長した新しい枝になります。古い枝を切り落して枝を減らし、オリーブの実がなる環境を整えましょう。強剪定には、樹木の骨格を形成する意味合いもあります。

軽剪定の目的は、木の姿や枝の長さの調整です。伸びすぎたり混み合ったりしている枝を切り落し、日当たりや風通しをよくします。強剪定後に成長した、オリーブの実がなる部分を剪定しないよう注意しましょう。

なかなか花が咲かない、考えられる原因は?

なかなか花が咲かない、考えられる原因は?

なかなか花が咲かないというのは、オリーブ栽培でよくあるトラブルの一つです。オリーブの花が咲かない場合、いくつか原因が考えられます。5~6月頃になってもオリーブに開花の兆候が見られなければ、これから紹介する三つの原因を検討してみましょう。

生育環境が整っていなかった

まず考えられる原因は、オリーブの生育環境が整っていないことです。具他的には、日当たりや温湿度などが挙げられます。

日に当たる時間が短いとオリーブが光合成できず、花を咲かせるための養分が不足してしまいます。室内で栽培している場合は、日当たりのよい場所にオリーブを置きましょう。また、葉にホコリが付着していると光合成できない場合もあるため、葉の表面はきれいにしておきましょう。

オリーブは寒さに弱いものの、花を咲かせるには一定期間寒い場所に置く必要があります。室内栽培の場合は、数日間外に鉢を出しておきましょう。花が咲かない原因の生育環境として、ほかにも水の過不足や肥料不足などが考えられます。

新しい枝を切ってしまった

オリーブは当年の春以降に成長した新しい枝にオリーブは実を付けます。冬の強剪定で切ったところから伸びた新しい枝を切ってしまった場合も、花が咲かない原因として考えられるでしょう。

新しく伸びた枝はなるべく残し、古い枝を優先的に剪定するのがおすすめです。新しい枝を切ってしまうと、花だけでなく、実もならなくなってしまいます。オリーブの実を楽しみたい人も、この点に気を付けましょう。

木がまだ若い

花が咲かないのは、単純に木がまだ若いだけかもしれません。オリーブは、花を付けるまでに約4~5年かかるといわれています。実はさらに時間がかかり、挿し木なら約5年、種から育てると約15年がかかります。

1年目や2年目の場合、オリーブの花が咲かないのは当然といえるでしょう。正しい育て方で栽培すれば、数年後にはオリーブの花が咲きます。時間はかかりますが、根気強く大切にオリーブを育てましょう。

まとめ

オリーブの開花期間は約1週間と短く、花を咲かせるためには育て方が重要です。置き場所や水やり、剪定などに気を配り、花の咲く環境を整える必要があります。正しい方法で育てて、白くてかわいいオリーブの花を自宅で楽しみましょう。

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