オリーブに肥料を与える頻度と注意点。おすすめのオリーブ肥料2選

2020 10/09
オリーブに肥料を与える頻度と注意点。おすすめのオリーブ肥料2選

美しいシルバーグリーンの葉が特徴的なオリーブは、屋内外で育てられる人気の観葉植物です。これからオリーブを育てる人や、家のオリーブに元気がなくて悩んでいる人のためにオリーブの肥料の与え方とオリーブ肥料2選を解説します。

目次

オリーブの肥料は年3回与えよう

オリーブの肥料は年3回与えよう

オリーブを元気に育てるためには肥料が必要です。肥料にはいくつか種類がありますが、効果が出る速度を基準にみると、休眠期に与える緩効性肥料(ゆるやかに効果が出るタイプ)と、成長期や生育不良のときに与える速効性肥料(すぐに効果が出やすいタイプ)の2タイプあります。

鉢植えと地植えのいずれにおいても、オリーブの状態にあったタイプの肥料を与えましょう。オリーブに肥料を与えるタイミングは「年に3回」です。オリーブに肥料を与える時期について解説します。

3月の元肥

3月の「元肥 (もとごえ) 」は、寒い時期に施すので「寒肥 (かんごえ) 」や「春肥 (はるごえ) 」とも呼ばれています。寒い時期はオリーブの根が休眠中なので、根に負担をかけにくい化成肥料や緩効性肥料を与えるのが一般的です。

元肥を与えると、春につける新芽や花芽を増やすためのエネルギーを補給できます。またオリーブが1年に必要とする栄養を与える役割もあります。

6月の追肥

6月の「追肥」は、地植えでは通常行いません。鉢植えのオリーブでは、追肥をしましょう。根が養分を吸収する土の量が限られている鉢植えは、元肥だけでは栄養分が足りません。追肥の目的は、夏~秋にかけてつける花芽と実の形成促進や、夏の暑さに耐えるための体力補給です。

また追肥は成長期のオリーブに与えるため、すぐに効果を発揮できるタイプの肥料を選びましょう。速効性のある化成肥料などがおすすめです。

11月のお礼肥

オリーブの実は11月頃が収穫期です。収穫前の実が大きく成長するように、11月には地植え・鉢植えともに肥料を与えましょう。11月に与える肥料のことを「お礼肥」または「秋肥」とも呼びます。

夏の暑さに耐え、果実をつけたオリーブは体力を消耗しています。そのためお礼肥を与えて、オリーブの消耗した体力を補ってあげましょう。

またお礼肥は、これから迎える冬の時期に形成される花芽にも影響を与えます。根に余計な負担をかけない化成肥料やゆっくりと効果を発揮する緩効性肥料がおすすめです。

肥料を与えるときの注意点

肥料を与えるときの注意点

肥料は植物に栄養を与えるためのものですが、何も考えずに与えると場合によっては、植物が傷む原因となることがあるので注意しなくてはなりません。ただ与えるのではなく、適切に与えることが重要なポイントです。

肥料を与えたあとに、オリーブの元気がなくなってきたら要注意です。ここでは肥料を与えるときの注意点2点を紹介します。

株元から少し離し、均一に置く

オリーブは根から養分や栄養を吸収します。根は枝元から広がって成長しているため、枝元から少し離れた場所に均一に置くようにしましょう。根の先端部分だけでなく、根が広がった範囲に全体的に置くのがポイントです。

一般的に根の広がった範囲は、葉の広がった範囲が目安とされています。地植えの場合には、葉の広がる範囲の土を枝元から2~3cmほど離して、中心に円を描くように均一に置きましょう。

鉢植えの場合は、鉢土全体に置きます。肥料のカビや臭いが気になるときは、土中に浅く埋めてもOKです。

多量に与えると肥料焼けを起こす

肥料を与えすぎると、『肥料焼け』を起こすので注意しましょう。多量に肥料を与えると、土中の肥料濃度が高くなります。土中の肥料の濃さを薄めようとして、根の水分が土中に流れていくため、根がしなびて成長に必要な水分や養分を吸収する機能が正常に働かなくなってしまいます。この現象が肥料焼けです。

元気にオリーブを育てるために肥料を与えても、タイミングや量を間違えると萎れてしまい、最悪の場合には枯れてしまうこともあります。肥料を与えるときには、適切なタイミングに適量を与えるように心がけましょう。

オリーブ向けにおすすめな肥料

オリーブ向けにおすすめな肥料

肥料は大きく分けると、植物や動物由来の『有機質肥料』と化学物質を原料とする『無機質肥料』の2タイプです。また形状も粒や粉末などの固形タイプと、液体タイプがあります。希釈の必要もなく、手軽に施肥したい人には錠剤タイプがピッタリです。

固形タイプは効果がゆっくりと効果を発揮し長時間持続しますが、液体タイプは速効性タイプなので効果は持続しません。

オリーブ用の肥料は、さまざまな商品が市販されており、どの商品を選べばよいのか迷ってしまう人も多いでしょう。ここでは手軽に施肥できる錠剤タイプのオリーブ肥料2選を紹介します。

土の上に置くだけ ハイポネックス「錠剤肥料シリーズ オリーブ用60錠」

ハイポネックスの「錠剤肥料シリーズ オリーブ用60錠」は、錠剤タイプのオリーブ用肥料です。オリーブの生育に必要な肥料成分である窒素・リン酸・カリがそれぞれ100g中12gずつ配合されています。

またマグネシウム・カルシウムの中量要素や、マンガン・ホウ素・鉄などの微量要素もバランスよく配合してつくられています。

緩効性肥料と速効性の成分が含まれているため、約2カ月間安定した効果が期待でき、鉢植え・地植えのどちらにも年3回の施肥が可能です。

  • 商品名:ハイポネックス 錠剤肥料シリーズ オリーブ用60錠
  • Amazon:商品ページ

元気にしっかり育つ 花ごころ「オリーブの肥料 500g」

花ごころの「オリーブの肥料 500g」は、有機質肥料がたっぷり配合されたオリーブ用の肥料です。100g当たり窒素4g・リン酸5g・カリ2gを配合し、根がしっかりと張るのを助ける「海藻成分」も含まれています。

ゆっくりと効果を発揮する緩効性肥料です。鉢植えでは年3回、地植えでは年2回与えましょう。

  • 商品名:花ごころ オリーブの肥料 500g
  • Amazon:商品ページ

まとめ

オリーブを元気に育てて実らせるためには、必要な栄養を補給できる肥料が欠かせません。オリーブの成長期・休眠期に合わせて年に3回、適量を正しい方法で与えましょう。

肥料はオリーブの消耗した体力の回復や、エネルギー補給の役割だけでなく、大きな実をつけるためにも必要です。ただし与えすぎると肥料焼けを起こして、根の正常な働きを阻害してしまいます。

肥料を与える前には、パッケージに記載された使用量を必ず確認してから与えるようにしましょう。

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