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4月5日の誕生花|花言葉の由来、誕生日の有名人、何の日かも解説

4月5日の誕生花:ワスレナグサ(勿忘草)

4月5日の誕生花:ワスレナグサ(勿忘草)

ワスレナグサは、ムラサキ科ワスレナグサ属の花です。ヨーロッパが原産地で、丈夫で育てやすい花です。こぼれた種からまた芽を出して花を咲かせます。ヨーロッパでは多年草ですが、日本では一年草です。ブルーのかわいらしい花のイメージが強いですが、白やピンクの花が咲く種類もあります。切り花で飾ってもかわいいですし、苗も初心者でも育てやすく楽しめるでしょう。

ワスレナグサ(勿忘草)の花言葉

ワスレナグサの花言葉は、私を忘れないで・真実の友情です。

ワスレナグサの花言葉の由来はドイツの伝説からきています。若い騎士のルドルフと恋人ベルタがドナウ川の近くを散歩していると、ベルタがかわいい花を見つけます。ルドルフは花を取ろうと川に近づいて、川に落ちてしまいました。ルドルフはもがきながら、最後の力で花を岸に投げて「私を忘れないで」と言い残して流されてしまいます。ベルタが、ルドルフを想って花にワスレナグサと名前をつけて常に身につけていた、というのが花言葉の由来です。

英語の花言葉は、true love(真実の愛)・memories(思い出)です。こちらも悲しいドイツの伝説からつけられているようですね。

ワスレナグサ(勿忘草)が誕生花の日

ワスレナグサが誕生花の日は、2月7日・2月29日・3月15日4月5日です。

ワスレナグサ(勿忘草)の季節・開花時期

ワスレナグサは春に咲く花です。開花の季節は3月~5月。最盛期は4月です。3月・4月の誕生花に多く選ばれているのも納得ですね。

4月5日の誕生花:イチジク

4月5日の誕生花:いちじく

イチジクは、バラ目クワ科イチジク属の植物です。原産地はアラビア半島南部、地中海沿岸です。果実は生で食べたりドライフルーツで楽しんだり、お菓子やパンに練り込んだりと馴染みがありますね。イチジクの名前の由来は、イチジクが1日に1個熟すことから、一熟(いちじゅく)がイチジクになったと言われています。また、中国では映日果(えいじつか)という名前でそれが変化していちじくの名前がついたとも言われています。

イチジクは漢字で書くと「無花果」です。まさに花を咲かせない果実ですが、実は普段私たちが食べている実の部分が花にあたり、実の中は空洞で種のようなつぶつぶが入っています。この種が実は花の跡です。イチジクは実の中で花を咲かせる特徴的な植物ですが、花言葉はあるのでしょうか。

イチジクの花言葉

イチジクの花言葉は、多産・豊富・子宝に恵まれる・裕福・実りある恋などです。

イチジクの花言葉は、ローマ神話が関係しているといわれています。ワインの神バッカスが、イチジクの木に多くの実がつく方法を教えて、たくさん実がなるようになったのだそう。それが由来で、イチジクには多産や子宝に恵まれる、裕福などの花言葉がつけられたといわれています。また、イチジクがたくさんの実をつける姿からイメージして、花言葉がつけられたという説もあります。

イチジクが誕生花の日

イチジクが誕生花の日は、4月5日と4月10日です。

イチジクの季節・開花時期

イチジクの季節は初夏と秋です。夏の果実は6~7月ごろに出回り、秋の果実は8月~10月ごろまで味わえます。

4月5日の誕生花:フジ(藤)

4月5日の誕生花:フジ

フジ(藤)はマメ科フジ属の花です。ゴールデンウィーク頃になると淡い紫の花が、藤棚から枝垂れ桜のように垂れ下がり、圧倒的に咲き誇る姿は多くの人々の目を楽しませます。原産地は、日本の他にアジアや北米、ヨーロッパでも生息しています。フジ(藤)というと紫色のイメージがありますが、白や薄紅色の花が咲くものもあります。

フジ(藤)は食用にもできる花で、天ぷらにして食べることもあります。また、長く花を咲かせる樹で、樹齢の長いものが日本各地で見られます。種類も豊富で、ヤマフジやシロバナフジ、アカバナフジ、ノダフジなどがあります。

フジ(藤)の花言葉

フジ(藤)の花言葉は、優しさ・歓迎・決して離れない・恋に酔うなどです。また、花の色によっても花言葉がつけられています。紫色のフジは、君の愛に酔う、白いフジは、可憐・歓迎・恋に酔うなどです。

フジ(藤)は女性を象徴する花、マツは男性を象徴するといわれていて、花言葉の優しさや恋に酔うなどは女性的なイメージからつけられているようです。また、藤の花はブドウのように垂れて美しい花を咲かせるため、頭を下げてお客をもてなすという意味から、歓迎などの花言葉がつきました。

フジ(藤)の西洋の花言葉は、welcome(歓迎)・steadfast(確固たる、しっかりした、忠実な)などとなっています。

フジ(藤)が誕生花の日

フジ(藤)が誕生花の日は、4月5日・4月29日・5月31日です。ちょうどフジの花が見頃になる時期に、誕生花に選ばれていますね。

フジ(藤)の季節・開花時期

フジ(藤)の季節は春です。4月~5月に開花します。最盛期は5月です。さくらが散るとフジがきれいに咲く時期になります。フジの花は咲き始めてから5~14日程度楽しめます。

4月5日生まれの偉人・有名人

4月5日生まれの偉人・有名人

4月5日生まれの有名人は、グレゴリー・ペックが1916年、日本の俳優の三浦春馬が1990年、シンガーソングライターの吉田拓郎が1946年、元プロ野球選手でタレントの坂東英二が1940年などです。

4月5日は何の日?

4月5日は何の日?

1968年4月5日、小笠原諸島を日本に返還することが決まりました。第二次大戦ののちからずっと、アメリカの支配下に置かれていた小笠原諸島は、この年の6月26日に返還されています。また、1958年の4月5日に読売巨人軍の長嶋茂雄が公式戦デビューしました。開幕戦の先発で出場し、金田正一投手から4打席連続三振しました。

まとめ

4月5日の誕生花は、ワスレナグサやいちじく、フジなどがあります。ワスレナグサはその名前の通りの花言葉がつけられています。また悲しい伝説が由来ともいわれています。いちじくは花が実の中に咲く珍しい花ですが、多産や子宝に恵まれるなど縁起のいい花言葉がついています。フジは女性を象徴する花でもあり、花が咲く姿を見て、日本をイメージする外国人も多くいます。歓迎や優しさなどの言葉がつけられています。

花言葉を調べると花の姿形や生態、諸外国の伝説や神話なども深く知れるでしょう。4月5日生まれの人に、花言葉を添えて誕生花をプレゼントするのも素敵ですね。

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