クレマチスの花言葉|花言葉や花名の由来、種類、歴史は?

2020 11/12
クレマチスの花言葉|花言葉や花名の由来、種類、歴史は?

クレマチスは、世界中のあちこちに分布しており、日本でもポピュラーな花です。鮮やかな花は19世紀末のイギリスで愛され、良い花を咲かせるため、水の代わりに紅茶を与えることもありました。この記事では、クレマチスの花言葉や由来、贈り方などをご紹介します。

目次

クレマチスの花言葉

クレマチスの花言葉

クレマチスの花言葉は、「旅人の喜び」、「策略」、「精神の美」です。

クレマチスの花言葉の由来

クレチマスは細いつるを伸ばし、大きな花を咲かせます。鮮やかな花を咲かせるその内側に秘めた力から、「精神の美」という花言葉が生まれました。「旅人の喜び」という花言葉は、ヨーロッパでは宿屋の玄関によくクレマチスが植えられていたことに由来します。クレマチスのつるはベッドの底に詰めてクッションの役割も果たしていました。また、葉の汁には皮膚炎を引き起こす毒素が含まれているため、「策略」という花言葉も存在します。

クレマチスの英語の花言葉

クレマチスの英語の花言葉は、「ingenuity(創意工夫)」、「mental beauty(精神の美)」、「artifice(策略)」です。

クレマチスとはどんな花?

クレマチスとはどんな花?

クレマチスは世界中に分布している花で、別名で「テッセン(鉄線)」や「カザグルマ(風車)」と呼ばれることもあります。しかしこれらはクレマチスの種類の一部でもあり、「テッセン(鉄線)」は中国産、「カザグルマ(風車)」は日本産です。

クレマチスの基本情報

科・属 キンポウゲ科 センニンソウ属
和名センニンソウ(仙人草)
英名Clematis
学名Clematis L.
別名テッセン(鉄線)、カザグルマ(風車)
花の色青、紫、白、赤、黄
原産地日本、中国、ヨーロッパ、北アメリカ他世界各地
開花時期4〜10月

クレマチスの花名の由来

クレマチスの花名の由来は、ギリシア語の「klema(つる)」がラテン語になり、つる性植物を意味する「Clematis」になったと言われています。

クレマチスの品種・種類

クレマチスの品種・種類

クレマチス モンタナ

クレマチス モンタナは中国・ヒマラヤ原産で、多花性のため春になると株全体を覆ってしまうほどたくさんの小さな花が咲きます。また、香りが強いことが特徴です。つるの伸びがよく、育てやすい種類です。4月〜5月に開花します。

クレマチス アーマンディ

クレマチス アーマンディは中国中部~西部が原産で、寒さに強い種類です。湿度のある土地を好むので、川沿いに咲くことが多いです。4月〜5月に開花します。

テッセン(鉄線)

テッセンは中国が原産の種類で、花弁は六枚です。5~6月に開花し、白色や紫色の花を咲かせます。

クレマチス ペトリエイ

クレマチス ペトリエイはニュージーランドが原産です。常緑でクレマチスの中ではつるがあまり伸びない種類なので、鉢植えで育てることも可能です。花色は淡いグリーンやライムイエローで、4月~5月に開花します。

クレマチス ピクシー

クレマチス ピクシーはニュージーランドが原産で、クレマチス ペトリエイの交配種のためよく似ています。つるはあまり伸びず、花には甘い香りがあります。常緑で4~5月に開花し、花色はクリーム色です。

クレマチス 白雪姫

クレマチス 白雪姫は、白雪姫という名の通り真っ白な花びらを持ち、中心からクリーム色の筋があります。開花時期は4~10月で、15cm程の大きな花を咲かせます。

クレマチス ウィタルバ

クレマチス ウィタルバは欧米で広く栽培されており、7〜8月に小さな白っぽい花を咲かせます。

クレマチス ジャックマニー

クレマチス ジャックマニーは5月~10月に開花します。花が終わった後に剪定しておくとまた花を咲かせる四季咲きの種類で、花色も豊富です。

クレマチス ビチセラ

クレマチス ビチセラは南ヨーロッパが原産で、5〜10月に開花する四季咲きの花です。花は小さめですが、丈夫で育てやすい種類です。下垂したようなベル状の花を咲かせるものもあります。

クレマチスが誕生花なのは何日?

クレマチスが誕生花なのは何日?

クレマチスは4月10日、4月27日、5月3日、5月9日、6月19日、7月1日、9月12日、10月22日の誕生花です。
お誕生日の方に、クレマチスをプレゼントするのも素敵ですね。

クレマチスと同じ科の花

クレマチスと同じ科の花

クレマチスと同じキンポウゲ科の花には、アネモネ、オダマキ、フクジュソウ(福寿草)などがあります。

アネモネの花言葉

「恋の苦しみ」、「見放された」、「見捨てられた」、「はかない恋」

オダマキの花言葉

「愚か」

フクジュソウの花言葉

「永久の幸福」、「幸せを招く」、「悲しき思い出」

クレマチスの歴史

クレマチスの歴史

クレマチスは世界中に分布している花ですが、15~16世紀に日本や中国を原産とする大輪の品種がヨーロッパに伝わりました。ガーデニング大国イギリスでは盛んに交配が進められ、数多くの園芸品種が生まれました。
日本にはもともとカザグルマという日本原産の品種がありましたが、16世紀頃にテッセンが中国から伝わり、安土桃山時代には園芸種として栽培されました。江戸時代には交配が進み、明治期以降はヨーロッパの品種も逆輸入されてさらに多くの品種が生まれました。
現在、原種や交配種を合わせると300種類以上の品種があると言われています。

クレマチスのエピソード

クレマチスのエピソード

フランスではクレマチスは「乞食草」と呼ばれることがあります。これは昔、乞食が通行人の同情を誘うために、クレマチスの蔦の棘で自らの身体を傷つけていたことに由来します。また、イギリスではバラをキング、クレマチスをクイーンと呼びます。

クレマチスの贈り方

クレマチスの贈り方

クレマチスは寒い時期以外はほぼいつでもフラワーショップで購入できます。クレマチスを贈るには、まずブーケ(花束)にするか鉢植えにするか選びましょう。品種によって花が咲く時期が異なるため、事前にフラワーショップで扱いがあるか確認しておくと安心です。切り花は日持ちが短いので、購入後すぐプレゼントできるような段取りが必要です。鉢植えの場合は、つるや葉が元気なものを選びましょう。

クレマチスをプレゼントされたら

クレマチスの汁には皮膚炎を引き起こす毒性があるため、手入れには手袋を使用しましょう。切り花の場合、水の中で茎を1cmほど清潔なハサミで切り、水揚げをしましょう。クレマチスは多くの水を必要とする花ですので、花瓶の水はたっぷりいれましょう。鉢植えの場合は庭に植え替えるか、大きめの鉢に植え替えましょう。土が乾燥してきたら十分な水をあげてください。

まとめ

まとめ

クレマチスの花言葉は、「旅人の喜び」、「策略」、「精神の美」です。ヨーロッパで宿屋に植えられていたことから「旅人の喜び」、毒性があることから「策略」、細いつるに大きな花を咲かせることから「精神の美」という花言葉が生まれました。花名はギリシア語の「klema(つる)」が由来です。
世界中に分布しており、300種以上の品種があります。15~16世紀に日本や中国を原産とする大輪の品種がヨーロッパに伝わり、さまざまな品種が生まれました。日本でも江戸時代以降盛んに交配が進められました。クレマチスは昔から人々に愛され、今も根強い人気のある花です。

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