MENU

【必見】胡蝶蘭の育て方まとめ!水やりの基本からすべて

お祝いでもらったり、プレゼントだったり人気の胡蝶蘭!こんな高価なお花をもらったことないからお世話ってどうしたらいいんだろう。すぐに枯らしたらどうしよう。そんな心配ありますよね。でも大丈夫!胡蝶蘭の水やり、温度管理、光の具合、肥料のあげかた…など基本的なお世話について、季節ごとの注意点などすべてご説明します!

胡蝶蘭の水やり!季節に合わせた最適な頻度・量

オレンジの胡蝶蘭

胡蝶蘭のお世話は「直射日光」と「水やり」がすべてといっても過言ではありません。これだけ気をつければ1カ月以上、3ヶ月だって楽しめます。特に季節ごとの水やりについては詳しく知っていきましょう。

まず胡蝶蘭に水やりをする基本は、「乾かす」と「潤す」の繰り返しです。ちょっとさぼっちゃったかなくらいでちょうどいいんですよ。

乾かす:表面の植え込み材が乾いていればOKではありません。乾燥の時期は表面は乾いてるけど植え込み材の中は湿気がたまっていることもあります。その状態でみずやりをされたら根腐れにつながってしまいます。しっかり中が乾燥しているのを確認しましょうね。

潤す:コップ一杯程度のお水で十分です。常温のお水をあげましょう。冬は水道のお水が冷たいこともありますのでぬるま湯でもよいでしょう。お水をあげたあとに受け皿に水が溜まっていたら、すぐに捨ててあげましょう。

プレゼントでもらった場合はラッピングをされた状態かもしれません。せっかくきれいなラッピングですが、つけたままでは通気性が悪く根腐れを起こしたりしてしまうのでできるだけすぐに外してあげてくださいね。

春(3、4、5月)の水やりと気をつけたいこと

植え替えの春

  • 量と頻度:コップ一杯程度、10日に一度
  • 時間  :午前中、できれば朝に。

昼と夜の気温差がまだある季節。夕方にお水をあげてしまうと根が冷えてしまう可能性がありますので暖かい時間にあげるようにしましょう。

春は植え替えに最適なシーズンです。花がすべて落ちてしまった胡蝶蘭があれば、ぜひ植え替えにチャレンジして今年もきれいなお花を楽しんでください。むずかしいことは一つもありません!

新しい鉢と植え込み材、ハサミさえ用意すれば初心者でもかんたんにできますよ!詳しい植え替えについてはこちらの記事をごらんください。

梅雨(6月)の水やりと気をつけたいこと

湿気に気をつけて

  • 量と頻度:コップ一杯程度、10日に一度
  • 時間  :午前中、できれば朝

湿気が気になる季節です。頻度はあくまで目安にして、しっかり植え込み材の中が乾燥しているか確認してあげてくださいね。中が蒸れてることもあります。風がよく通るような場所においてあげるとよいですね!4,5月と比較して水の量は少なめになるでしょう。

また気になるのは照射時間。雨が多く曇り空になりがち。曇っていたらカーテンをあけた窓辺において少しでも自然光をあてる機会をつくってください。

夏(7、8、9月)の水やりと気をつけたいこと

蒸れと日差しにご注意

  • 量と頻度:コップ一杯程度、7日に一度
  • 時間  :夕方のすずしくなる時間帯

梅雨があけて日差しが強くなる夏がきました。気温もたかく、ムシムシとしますよね。朝にお水をあげてしまうと、日中の高温で根が蒸れてしまいます。そのため夕方の少しでも涼しくなった時間帯で夜に向けてあつい根を冷ますために水やりをしてあげると胡蝶蘭には優しいですね。

胡蝶蘭は熱帯地域で育っているので、夏の暑さや水中湿度からの吸水は得意ではありますが根は別です。根は蒸れに弱いので風通しがいい場所を選んであげてくださいね。台の上などに乗せて鉢の下に空気が通るようにしてあげるのもおすすめです。反面、室内のエアコンで乾燥…てこともないようにみてあげましょう。

暑さに強いとはいえ、直接夏の日差しがあたるようなところは避けてください。葉焼け(葉が日焼けして黒や白に変色してしまうこと)してしまいます。窓辺に置くようであれば、50〜60%以上遮光してくれるカーテン越しですね。

もし4月に2度咲きのお手入れをしていたら咲き始めるころかもしれませんね。植え替えの場合は新しい根をみつけられるひともいます。

秋(10、11月)の水やりと気をつけたいこと

寒暖の差にご注意

  • 量と頻度:コップ一杯程度、10日に一度
  • 時間  :午前中、できれば朝

朝晩との寒暖の差が激しくなる季節ですね。残暑のごとく暑い日もあれば、急に底冷えを感じるような朝を迎えることもありませんか?

夏のむしむしと冬の冷えがありお手入れの判断も難しくなります。ですが、葉や植え込み材の状況を見てあげるだけで大丈夫です。乾燥したら水やりをする、風通しのいい場所に置くというのが大事ですね。

だんだんと涼しくなっていく気候を感じながら胡蝶蘭は休眠期(冬)にはいる準備をします。

冬(12、1、2月)の水やりと気をつけたいこと

寒さは苦手!寒がりの胡蝶蘭

  • 量と頻度:コップ一杯程度、14日に一度
  • 時間  :暖かい日の午前中

寒さが本格的になってきました。暑い地域生まれの胡蝶蘭は、暑さは大好きですが寒さには弱いんです。この時期は夜に水やりをしてしまうと底冷え!して、夜の寒さで根が凍っちゃうなんてこともあります。できるだけ日中がよいでしょう。

そしてちょっとだけ、胡蝶蘭にやさしくしてあげるなら冬のお水ってとっても冷たいですよね!大人でも朝の洗顔でびっくりしちゃうほど。それくらい寒いときにはぬるま湯(30℃程度)のお水だとよりおすすめです。

乾燥する時期になりますので加湿器をおもちであれば併用しましょう。

10℃以下になってしまう日もありますね。日中は暖房がついても夜は消したり部屋を移動してしまうおうちもあるでしょう。そんなときは、なるべく寒い窓辺から離して部屋の中央に置いてあげ、新聞紙やダンボール、毛布などで囲ってあげると寒さ対策におすすめですよ。

ちょい足し!霧吹きでもっと元気に

霧吹きってお持ちですか?

胡蝶蘭の葉に霧吹きで水をあげることはとってもおすすめです!「葉水(はみず)」といわれています。葉のうら・おもてに適度に水分を提供できることは、湿気が多く空中から水分を吸収していた胡蝶蘭に最適なみずやり方法なんです。

厚みのあるしっかりとした葉の胡蝶蘭は、上にホコリがたまってしまうこともあります。ほこりの対策にもなりますし、天敵の葉ダニ防止にも有効ですよ!

特に乾燥する冬場(12〜2月)に有効な葉水。午前10時位までをめどに常温に近いお水(水道水が冷たすぎたらぬるま湯)をあげましょう。

といって、吹きすぎて葉の上に水たまりが・・・・は禁物!軽く吹きとってあげてください。

肥料のあげかたで気をつけること

胡蝶蘭はそんなに肥料を必要としません。

4〜9月の春から夏にかけて、月に一度くらいに薄めた液体肥料を水分の代わりに与える程度で良いでしょう。水分の代わりに、というのは肥料と水分を同時にあげないようにしてほしいんです。

肥料も水分ですので、今日は水やりの日だから!といって一緒に上げると水分過多になってしまいます。肥料をあたえたら水やりはおやすみ。また、肥料を上げるタイミングも、次の水やりもいっしょ。

指で強めにおして中の状態を確認し「植え込み材が乾いたらあげる」ですね!

1 2 3
よかったらシェアしてね!