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アデニウムの種類・品種まとめ|特徴や品種別の見分け方・育て方を徹底解説

アデニウムとはどんな花?

アデニウムとはどんな花?
アデニウムは南アフリカやアラビア半島など熱帯地域原産の多肉植物で、太く肥大した幹に小さな花が複数付くのが特徴です。園芸用に品種改良が行われており、日本でも盆栽のような鉢植えにして楽しむ人が存在します。 アデニウムは複数の種類に分かれますが、いずれも暑さに強く寒さに弱いことが共通しています。そのため、冬は屋内に移す必要がありますが、初心者でも比較的育てやすい植物です。

アデニウムの基本情報

科・属キジカクシ科(旧分類ユリ科)
和名オランダキジカクシ(阿蘭陀(和蘭)雉隠)
英名Asparagus
別名オランダキジカクシ、オランダウド、マツバウド
学名Asparagus officinalis
花の色黄緑色
原産地地中海東部
開花時期5~7月
アデニウムの学名はadenium obesumです。アラビア半島・イエメン共和国の都市アデンが由来だとの説がありますが、正確な理由はわかっていません。キョウチクトウ科アデニウム属に含まれる植物を総称してアデニウムと呼びます。 アデニウムは多肉植物・熱帯植物に分類される多年草で、開花期は温暖な4月から9月です。丈は20cmから80cmとなります。落葉性であり、冬は休眠させる必要があります。

アデニウムの特徴

アデニウム最大の特徴は個性的な外見です。太くどっしりした幹から細長い枝が伸び、白やピンクのかわいらしい花が咲きます。普段多くの人が目にする植物でたとえれば、歯が伸びた大根の上部に似ているといえます。なお、南米原産のフランジパニはアデニウムに似ていますが、まったく無関係な種類の植物です。 幹のたくましさと花の美しさを併せ持つ植物であるアデニウムは、観賞用として多く栽培されます。開花時期が夏であるため、熱帯地方のエキゾチックさを感じられることが特徴です。

多肉植物・塊根植物であるアデニウム

アデニウムの太い幹と細い枝・小さな花という特徴は、熱帯のアフリカや中近東が原産地であることに由来します。アデニウムは多肉植物・塊根植物という種類に属し、熱帯地域の多くの植物と同じく少雨と酷暑に適応するためこのような姿になったのです。 多肉植物とは厚い葉や茎に水を蓄えられる種類の植物で、サボテンが代表的です。塊根植物は多肉植物に内包される種類であり、乾燥した砂漠で生きるため太い根と茎に水を蓄えます。

アデニウムは砂漠の薔薇と呼ばれている

アデニウムは多肉植物・塊根植物の中でも特に美しいとされる種類の植物です。ピンクや赤、白や紫の5枚ほどの花弁を持つ花が細長い枝の先に咲くため、砂漠の薔薇と呼ばれます。本当の薔薇とは異なりトゲはありません。 アデニウムは4月から9月の気温が20度を超える時期に開花しますが、一つあたりの花は一週間程度の寿命です。ただし、適切に肥料を与えれば次から次へと花を咲かせられます。

アデニウムの花言葉はロマンティック!

アデニウムの花言葉は「一目惚れ」です。太い幹から伸びる細長い枝と花が、ハートから湧き上がる恋心のように見えることからこの花言葉が生まれたと考えられます。また、アデニウム自体が多くの旅人や園芸家を一目惚れさせた植物であるとも言えます。 アデニウムには「純粋な心」という花言葉もあります。砂漠の薔薇と称されるように過酷な環境の中で美しい花を咲かせる種類の植物であるため、可憐さや奥ゆかしさではなく、飾り気のない野性的な美しさを表現することを意味する花言葉です。

アデニウムの種類・品種別の特徴

アデニウムの種類・品種別の特徴
アデニウムには100種類以上もの品種が存在しますが、特に人気と知名度が高いものは4種類程度です。どの種類もアフリカ・中近東原産の塊根植物の特徴を有しており、暑さに強く寒さに弱いことが共通しています。また、太い根と茎に細い枝と小さな花が付くことも同様です。 アデニウムの種類別の違いは、葉の大きさと花の形状です。ただ、厳密に種類が分けられているとはいい切れず、2種類のアデニウムを同一の種類として数えることもあります。

最も種類が多いアデニウム・オベスム

最も代表的な種類のアデニウムがアデニウム・オベスムであり、単にアデニウムといえばこの種類を指すことがほとんどです。アデニウムの中では比較的小さく、鉢植えならば50cm程度に成長します。原産地の東アフリカでも最長5mほどです。 アデニウム・オベスムの特徴は、ヒョウタンのような丸い根・茎です。また、花の種類も非常に豊富であり、白やピンクの花びらに陰影や斑点が付く様子も見られます。

大型で小さな花が咲くアデニウム・ソコトラナム

アデニウム・ソコトラナムはイエメン共和国のインド洋上にあるソコトラ島に自生する希少種ですが、他の種類と同じく日本で購入することも可能です。樹齢数百年のものは高さこそ4m程度ですが、幹の直径は2.5mにも達したことが確認されています。 オベスムに似た外見ですが、花がより多く咲くことが異なります。ただ、アデニウムの中でも特に寒さに弱い種類であり、真冬でも10度以上の環境を保つなど細やかな世話が必要です。

太い幹が特徴のアデニウム・アラビカム

アデニウム・アラビカムはアラビア半島原産で、タイで品種改良された種類です。最も特徴的なのは樹形であり、広く根を張り太い幹を持つ樫の大木をそのまま小さくしたように見えます。つやのある葉も数多く茂り、4月から9月にかけて鮮やかな赤やピンクの花を咲かせます。 アデニウム・アラビカムも他の種類と同様に暑さに強く寒さに弱いですが、同時に強い直射日光と乾燥した土を必要とします。日差しに応じて鉢を移動させたり、水やりの量を工夫したりしなければならず、アデニウムの中では比較的栽培が難しい種類です。

葉が細長いアデニウム・ソマレンセ

アデニウム・ソマレンセは東アフリカのケニア・タンザニア・ソマリアが原産で、700mまでの比較的標高が高い地域で育ちます。太い根と茎はアデニウムの他の種類と変わりませんが、葉が非常にか細いことが特徴です。花も小さいピンク色であり、乾燥地帯の厳しさに耐える可憐さを持ちます。 乾燥を好む種類のアデニウム・アラビカムと違い、アデニウム・ソマレンセは夏ならば多めに水を与えても差し支えありません。しかし、冬の寒さに非常に弱いことは他の種類と同様です。

アデニウムは100種類以上!かんたんな見分け方は?

アデニウムはここまで挙げたものを含め100種類以上の品種が存在し、あるアデニウムを1種類とするか2種類と数えるかも不明瞭なため、専門家でも見分けるのは困難です。しかし、代表的な種類のアデニウムであれば、特徴を覚えれば判別は難しくありません。

アデニウム・オベスムはボール状の根茎と色鮮やかな花が特徴で、ソコトラナムはオベスムに似ているものの花が多いです。アラビカムは根と枝を横に広く張り、ソマレンセは細長い葉を持ちます。ただし、複数の種類をかけ合わせたアデニウムの場合は、形状のみで見分けることはできません。

人気のアデニウムはどこで買えるの?

人気のアデニウムはどこで買えるの?
日本から遠く離れたアフリカ・中近東原産のアデニウムですが、日本でもかんたんに購入可能です。たとえば100円ショップのダイソーでは、地域や時期によりますが300円(税込330円)でアデニウムの苗が販売されていることがあります。 コメリなどのホームセンターでもアデニウムの種・苗が売られています。アデニウム・ソマレンセのような珍しい種類でも、インターネット通販で10,000円前後で買えます。

アデニウムの育て方と家庭で楽しむ方法

アデニウムの育て方と家庭で楽しむ方法
アデニウムを家庭で育てる場合は、どの種類も4月から8月に苗の植え付けを行ってください。土は水はけの良い配合土が望ましく、NHK趣味の園芸では「赤玉土中粒3・鹿沼土中粒3・腐葉土4」という配合例を挙げています。 水やりは春から夏にかけて増やす一方で、冬には必要最小限の水だけ与えることが求められます。

ミステリアスなアデニウムをインテリアのアクセントに!

アデニウムは日本では盆栽のような鉢植えとして育てることが一般的です。アデニウムはどの種類も屋外では冬の寒さを越せないため、鉢植えなら屋内に移動させやすいというメリットもあります。 アデニウムはミステリアスな熱帯の雰囲気をまとった植物で、力強さと儚さを併せ持つ形状です。そのため、シンプルなインテリアの部屋のアクセントに向いています。

日当たりが良く暖かい時期に育てよう

アデニウムはいずれの種類も4月から9月が開花期であり、植え付け・植え替えや肥料やりなどの世話もこの時期に行わなければなりません。さらに、風通しと日当たりが良い場所に鉢を設置する必要もあります。
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