3月8日の誕生花|花言葉の由来、誕生日の有名人、何の日かも解説
3月8日の誕生花:白いチューリップ
3月8日の誕生花は、白いチューリップです。チューリップというと春を思い出す方も多いでしょう。チューリップは白だけでなく赤やピンク、黄色、マーブルなどさまざまな色や種類があり、その明るいビタミンカラーで春を鮮やかに彩ってくれます。
チューリップの原産国は実はオランダではなくトルコです。ユリ科のチューリップ属の花で、球根から芽が出て花を咲かせます。花の種類によって開花時期が異なり、早咲き、普通咲き、遅咲きに分かれています。そのため、複数の種類を一緒に植えると開花時期が異なってしまいます。チューリップを植えるときには、同じ種類を植えると一斉に咲いて見栄えがいいでしょう。
白いチューリップの花言葉
チューリップ全体の花言葉は、思いやりです。また、チューリップの色によって花言葉が分かれていて、白いチューリップは失われた愛・新しい愛などが花言葉です。ひとつの恋を失ってまた新しい愛を育むという意味が込められているのでしょう。
チューリップには、恋愛にまつわる花言葉がつけられている場合が多くあります。赤いチューリップは愛の告白、ピンクのチューリップは誠実な愛・愛の芽生え、黄色いチューリップは望みのない恋・名声、紫のチューリップは不滅の愛などです。
チューリップ全体の花言葉である思いやりは、オランダのチューリップ物語からつけられたといわれています。オランダの村の美しく心のやさしい娘が3人の騎士からプロポーズをされました。誰か一人を選ぶと他の2人を傷つけることになると決められず、フローラという女神に自分を花の姿に変えてほしいと願いでます。
女神は女性の願いを聞き入れ、チューリップの花に姿を変えたという話がもとになっているそうです。
チューリップの西洋の花言葉は、チューリップ 全体がperfect lover(理想の恋人)fame(名声)、白いチューリップはask for forgiveness(許しを請う)purity(純粋)となっています。
白いチューリップが誕生花の日
白いチューリップが誕生花の日は3月8日以外にもあります。1月1日、1月7日、4月8日などです。新しい年を迎えるお正月や新年度に変わった4月8日などに、白いチューリップを部屋に飾るのも素敵ですね。
白いチューリップの季節・開花時期
チューリップの季節は春です。3月~5月頃に出回るようになり、最盛期は4月です。花を楽しめる期間は5日程度で、気温が高くなりすぎると花弁が開いてきてしまうので、注意しましょう。
3月8日の誕生花:ニゲラ
ニゲラは地中海沿岸や西アジアが原産の一年草の花です。日本ではクロタネソウとも呼ばれます。小さな花ですが、独特の形状をしています。30cm~100cmほどの高さに育ち、春から初夏にかけて咲きますが、暑さには弱く耐寒性のある花です。花の種類も色もたくさんあり、白やピンク、ブルー、紫、また複色の花などもあります。
中東やインドでは種がスパイスとして料理に使われています。
ニゲラの花言葉
ニゲラの花言葉は、ひそかな喜びや当惑・困惑・夢の中の恋・深い愛などです。
ニゲラの英語名は、Love-in-a-mist(霧のなかの恋)です。この英語名にちなんで、夢の中の恋ははっきり形が見えないため、困惑や当惑などの花言葉がつけられたといわれています。
西洋のニゲラの花言葉もperplexity(当惑)です。
ニゲラが誕生花の日
ニゲラが誕生花の日は3月8日の他に3月31日、4月21日、5月29日などがあります。
ニゲラの季節・開花時期
ニゲラが旬の季節は春から夏にかけてです。4月頃から開花がはじまり、7月頃まで楽しめます。花のもちは3~5日と少し短めです。
3月8日生まれの偉人・有名人
3月8日生まれの有名人は、ゲゲゲの鬼太郎の原作者である水木しげるが1922年生まれ、作家の大沢在昌が1956年生まれです。またMr.Childrenのボーカル・桜井和寿が1970年生まれです。
3月8日は何の日?
3月8日は、1957年にガーナ共和国が国際連合に加盟した年です。また、1997年3月8日にJR東西線が開通しました。そして3と8の語呂合わせで、ミツバチの日にもなっています。
まとめ
3月8日の誕生花は、白いチューリップ やニゲラがあります。どちらも恋愛に関する花言葉がいろいろとつけられています。白いチューリップは無垢な色で春に咲くので、新しい門出を祝うときにも最適な花です。
またニゲラは、黒い実がスパイスとしても使えるので、自宅で育ててみるのも楽しいでしょう。深い愛などの花言葉を添えて、ニゲラを鉢植えでプレゼントしてもいいですね。