センリョウ(千両)の花言葉の意味・由来|花の特徴や誕生花も紹介

2020 12/31
センリョウ(千両)の花言葉の意味・由来|花の特徴や誕生花も紹介

名前からもわかるように、縁起の良い植物として知られるセンリョウ。冬に赤い果実をつけるのも特徴的なこの植物には、一体どんな花言葉が存在するのでしょうか?由来やセンリョウにまつわる豆知識も合わせて紹介します。

目次

センリョウ(千両)の花言葉の意味と由来

センリョウ(千両)の花言葉の意味と由来

センリョウにはどのような花言葉が存在するのでしょうか?由来なども合わせて紹介します。

センリョウ全般の花言葉

千両の花言葉は「利益」「富」「財産」「裕福」「恵まれた才能」です。商売繁盛や正月飾りの縁起物としても知られているだけあって、花言葉も豊かさが感じられる縁起の良いものばかりですね。

センリョウの花言葉の由来

センリョウの花言葉は、どれも豊かさや縁起の良さを表すものばかりです。それぞれに深い由来が存在するかは不明ですが、センリョウが日本で古くから縁起物として、正月飾りなどとして活用されてきたことが関係しているといわれています。

なぜ縁起物として扱われるようになったかは、殺風景な冬の時期にセンリョウが赤くて美しい実をつけることが関係しているとされています。

センリョウの英語の花言葉

センリョウは、日本や中国をはじめとするアジアが原産の植物なので、西洋特有の花言葉は存在しませんが、日本での花言葉を英語で表す場合は、「profit」「wealth」のような単語があげられます。

センリョウ(千両)の花名(和名・英名・学名)と由来

センリョウ(千両)の花名(和名・英名・学名)と由来

センリョウの和名・英名・学名にはそれぞれどのような由来が存在するのでしょうか?

センリョウの花名(和名)とその由来

センリョウは、漢字で「千両」です。この”両”という漢字は昔のお金の単位を表しているのですが、これはこの植物が昔から「富」や「財産」などの豊かさを意味することに由来します。

また、センリョウの他に、マンリョウ(万両)と呼ばれる似た植物が存在します。このマンリョウも縁起物として知られていますが、”千”と”万”の違いは、それぞれがつける実の数が関係しています。つまり、センリョウ(千両)はマンリョウ(万両)よりも実が少ないのです。

センリョウの別名

日本では古くから親しまれているセンリョウ。そのため、昔から様々な名前で呼ばれており、別名もいくつか存在します。

  • 仙寥花(センリョウカ)
  • 草珊瑚(クササンゴ)
  • 仙霊草(センレイソウ)
  • 竹節草(タケフシソウ)

センリョウの花名(英名)とその由来

センリョウは日本が原産とされる植物であるため、基本的には英語でも「senryo」と呼ばれています。また、少し堅い言い方ですが、「Japanese Sarcanda」のように、「日本のセンリョウ属(Sarcanda)」と表現されることもあります。

センリョウの花名(学名)とその由来

センリョウの学名は、「Sarcandra glabra」です。「Sarcandra」はセンリョウ属を意味し、「glaber」は種名で「無毛の/平滑な」を意味しています。

センリョウ(千両)の種類・品種

センリョウ(千両)の種類・品種

センリョウには、いくつかの種類が存在します。ここではセンリョウの種類や品種、近い仲間を、簡単に紹介・解説します。

ヒトリシズカ

これはセンリョウの近縁種で、日本各地の林などで自生しています。名前は、1本の花穂を「静御前の舞姿」に見立てていることが由来で、同じように複数の花穂が出ることから名付けられた「フタリシズカ」も存在します。

班入りセンリョウ

センリョウの種類では珍しい、白色の実をつける「班入りセンリョウ」は、クリーム色や白い覆輪の斑が葉に入る希少品種です。その珍しさから流通量が少なく、入手がとても難しくなっています。

ムラサキセンリョウ

赤い実をつけ、葉の裏は濃い紫色、葉の表は深い緑色であるのが特徴的な「ムラサキセンリョウ」。その特徴から、「紫葉千両」「黒葉千両」「烏葉千両」などのように呼ばれることもあります。

センリョウ(千両)に似た植物

センリョウ(千両)に似た植物

千両と似た、赤い実をつける植物がいくつか存在します。ここでは「マンリョウ」「ナンテン」を取り上げ、それぞれの違い・見分け方について紹介します。

マンリョウ(万両)との違い

センリョウ(千両)とマンリョウ(万両)はよく似ている植物で、特徴をよく把握してなければ間違えやすいとされています。以下の表に違いを簡単にまとめてみました。

センリョウ(千両)マンリョウ(万両)
科・属センリョウ科・センリョウ属サクラソウ科・ヤブコウジ属
樹高50~100cm100cm以上
特徴○マンリョウより実が少ない
○葉の上に実がつく
○左右対称に葉がつく
○茎先・葉の上に実をつける
○たくさんの実をつける
○葉の下に実がつく
○互い違いに葉がつく
○垂れ下がるように実をつける

ナンテン(南天)との違い

ナンテンも同じく赤い実をつけるセンリョウと似た植物です。日本や中国を原産とし、メギ科ナンテン属に分類され、枝の先端にまとまって多くの赤い実をつけるのが特徴です。また、樹高は1〜3m、高いもので4〜5mにもなるので、センリョウと比較するとより大きいことがわかります。したがって、「実のつけかた」や「全体的な大きさ」で簡単に見分けることが可能です。

誕生花がセンリョウ(千両)なのは何日?

誕生花がセンリョウ(千両)なのは何日?

センリョウは、12月17日の誕生花です。

センリョウ(千両)の基本情報

センリョウ(千両)の基本情報

センリョウの基本情報は以下のとおりです。

科・属 センリョウ科・センリョウ属
和名 千両
英名 Senryo
学名 Sarcandra glabra
花色
原産地 日本、台湾、中国、マレーシア
開花期 5月~7月

センリョウ(千両)の開花・結実時期

センリョウの開花時期は、5〜7月とされています。しかし、花と言っても花びらはなく色も目立ちにくい淡い黄色なので、花を楽しむ植物ではないことが大きな特徴です。

センリョウの魅力は、11月中旬~1月にかけて実らせる赤くて小さい実です。実をつけるためには、まず開花前に受粉できる環境を揃えるが大事で、花をつけた後も、日照不足や水不足などにならないよう注意を払わなければなりません。

センリョウ(千両)の特徴

センリョウ(千両)の特徴

センリョウは、センリョウ科センリョウ属に分類される、樹高が50~100cmほどの常緑低木で、原産地は日本をはじめとしたアジアなどの地域です。

センリョウの大きな特徴といったら、一般的な植物が春ごろに咲かせる花ではなく、花の少ない時期につける赤くて美しい実。それがその時期には貴重な存在であることから、日本では古くから縁起の良いものとして扱われてきました。

春から夏にかけて咲く花は花弁がないので、全く花らしい姿をしていません。花軸に緑の雌しべが付き、その側面に薄い緑の雄しべがひょっこりと顔をだすような、変わった見た目をしています。

基本は鉢植えで販売されていますが、関東より西の地域だと庭植えでも栽培が可能です。
また、センリョウには他の品種も存在します。黄色い実をつける「キミノセンリョウ」や他にも斑入りの品種があり、日本の暖地に自生するので栽培は比較的簡単で、極端な乾燥に気をつければ実もよくつきます。

センリョウ(千両)と同じセンリョウ科の花は?

センリョウ(千両)と同じセンリョウ科の花は?

センリョウ科の植物は、世界で5属75種、日本で2属4種ほど存在し、主に熱帯・亜熱帯に分布します。多草本か低木で、葉は対生し、単葉で鋸歯(ノコギリ状の葉)であることが多いです。

センリョウやキミノセンリョウが属する「センリョウ属」の他に、ヒトリシズカやフタリシズカが属する「チャラン属」が日本では知られていて、どれも丸くて小さい実をつけます。上の写真は「ヒトリシズカ」が咲かせる花の様子です。

まとめ

今回は、センリョウの花言葉「利益」「富」「財産」「裕福」「恵まれた才能」とそれぞれの由来、基礎知識、その他豆知識を紹介しました。名前は知らなくとも、正月に見たことがある方も多いことでしょう。樹高も高くなく、栽培にもあまり手間がかからないので、ガーデニング初心者にもオススメの植物です。「富」や「財産」を祈願して、縁起の良いセンリョウをお家の庭木として取り入れてみてはいかがでしょうか?

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