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マリーゴールドの育て方とお手入れ方法!増やし方&寄せ植えの相性

マリーゴールドの育て方とお手入れ方法!増やし方&寄せ植えの相性

オレンジや黄色など明るい色の花を次々と咲かせるマリーゴールド。開花時期が長く、ガーデニング初心者の方でも育てやすい人気の園芸品種です。マリーゴールドを育てるにあたってどんな準備が必要なのか、きれいな花を咲かせるにはどんなお手入れが必要なのかを解説します。

目次

マリーゴールドを育てる前に知っておきたいこと

マリーゴールドを育てる前に知っておきたいこと

黄色やオレンジの鮮やかな色合いのマリーゴールドはまさに花壇の定番!メキシコが原産地というだけあって、日当たりがよく水はけのよい場所でよく育ちます。開花時期は6~10月と長く、次々と花を咲かせます。ボリューム感があるので小さなスペースから大きなスペースまで華やかに彩ってくれるでしょう。一年草ですが種を採取すれば、翌年もきれいなマリーゴールドを楽しむことができます。害虫を遠ざけるコンパニオンプランツとしての効果も期待できます。

マリーゴールドの基本情報

科・属キク科・タゲテス属
和名千寿菊
英名Marigold
学名Tagetes
花の色黄、オレンジ、白、赤、複色
原産地メキシコ、中央アメリカ
開花期6~10月

マリーゴールドの種類と選び方

マリーゴールドの品種・種類

フレンチ種

フレンチ種

マリーゴールドと聞いてパッとイメージする花姿はフレンチマリーゴールドという方も多いくらい、日本でよく流通している品種です。花径は5cmほど、草丈は30cmほどですが、横に広がるように生長するのでボリューム感はたっぷり。八重咲きが一般的ですが、一重咲きもあります。フランス・パリで広まったことに由来してフレンチマリーゴールドと呼ばれます。和名ではオスの孔雀の美しい羽根のように見えることから「孔雀草」と呼ばれることもあります。30℃以上になると咲きにくくなる場合があります。

アフリカン種

アフリカン種

アフリカン種はフレンチ種に比べて暑さに強く、高温でも咲き続けます花径は10cm程と大きめで、太い茎が特徴で草丈1m程まで生長する品種です。最近では30cm程までしか成長しない矮性品種も開発されています。定番の黄色、オレンジ以外にクリーム色、白色があります。和名は「千寿菊」「万寿菊」。メキシコが原産ですが、イギリス軍がアフリカ遠征の際に種を持ち込み現地に広まったことから「アフリカン」の名がつけられました。

メキシカン種

メキシカン種

葉が細く、羽根のように小さな切れ込みが入っているのが特徴の品種です。和名では「細葉孔雀草」「姫孔雀草」と呼ばれます。花径2~3cmの可愛らしい一重咲きの花を咲かせます。他の種に比べて繊細な印象で、よく枝分かれし横に広がる性質があります。

その他の品種

そのほかの品種

マリーゴールドは基本的には一年草で、一部多年草の品種もありますが、宿根草の品種もあります。宿根タイプのマリーゴールドには「レモン・マリーゴールド」や「ミント・マリーゴールド」です。

※多年草と宿根草の違いは次の通りです。
多年草は同じ株から何年も花を咲かせる植物で、冬でも葉が枯れずに残っています。一方、宿根草は冬になると地上に出ている葉や茎を枯らしますが、暖かくなると再び成長をはじめ、花を咲かせる植物のことです。

マリーゴールドの選び方

品種によってやや育て方が異なる部分がありますが、全般的には育てやすい植物です。品種はお花の印象で選ぶとよいでしょう。花壇を覆うように植えたい場合は草丈の低いフレンチ種、花壇の後方や鉢植えで楽しみたい場合はアフリカン種がおすすめです。

園芸店、ホームセンターなどではマリーゴールドの苗は春から夏まで出回ります。葉の数が多く、葉が青々として黄ばんでいないものが良い苗です。開花時期が長いので、売られている時の大きさやつぼみ、花の数にこだわらず、茎のしっかりした苗を選びましょう。

マリーゴールドを育てる時に必要な準備

マリーゴールドを育てる時に必要な準備は?
  • マリーゴールドの種または苗木
  • 植え付け用の土…市販の培養土または赤玉土と腐葉土を7:3~6:4に混ぜ合わせたもの
  • 種まき用の土…市販のもの、または、赤玉土とバーミキュライトを5:5に混ぜ合わせたもの ※種から育てる場合に必要
  • 液体肥料
  • ハサミ
  • 軍手
  • スコップ
  • じょうろ
  • 霧吹き
  • セルトレー ※種から育てる場合に必要
  • ポット   ※種から育てる場合に必要
  • 鉢、プランター ※地植えの場合は不要
  • 軽石

マリーゴールドの育て方のポイントやコツは?

マリーゴールドの育て方のポイントやコツは?

花がらをつんで大株に育てる

花が咲き終わったらそのままにせず、花首からハサミで切って花がらをつみましょう。花がらをつむことで、新しい茎が伸びてたくさんの花を咲かせ、大株に育ちます。
咲いた花をそのままにすると種を作ろうとします。種を作る際には養分をたくさん必要とするため、株の成長が弱まったり、他の花を咲かせる力が弱まってしまいます。また、落ちた花がらはカビや病気の原因になります。

肥料は控えめに

マリーゴールドは肥料は控えめにあげましょう。肥料が多すぎると葉だけが育ち、花の数が減ってしまいがちです。
最初に腐葉土を混ぜ込むので基本的には肥料がなくてもよく育ちますが、葉の色が悪かったり、生育が悪い場合は液肥を追加します。

マリーゴールドの種まき、苗木の植え付け時期と方法

マリーゴールドの種まき、苗木の植え付け時期と方法は?

種から育てる方法

種まきの時期は3~5月が適しています。下記を準備して種まきを行いましょう。

  • マリーゴールドの種
  • 種まき用土
  • 土…赤玉土に腐葉土を4割ほど加えたもの
  • スコップ
  • 霧吹き
  • セルトレー
  • ポット
  1. セルトレーに種まき用の土を入れて表面を平らにならす
  2. 1区画に1~2粒種を蒔いて2~3mmほど土をかぶせる ※発芽率が100%ではないため、複数個の種を蒔く
  3. 霧吹きでたっぷりと土を湿らせる
  4. 日陰の涼しいところに置き、発芽するまでは、土が乾いてから霧吹きで水やりをする。発芽までは1週間程度かかる
  5. 複数の発芽した場合は一番小さなものを引き抜く(間引き)
  6. 本葉が3~4枚出たらポットに植え替える。土は赤玉土に腐葉土を4割ほど加えたものを使用する
  7. 本葉が6~7枚出たら地植え、または鉢に移す

苗木から育てる方法

  • マリーゴールドの苗木
  • 土…市販の培養土または赤玉土と腐葉土を7:3~6:4に混ぜ合わせたもの
  • 軍手
  • スコップ
  • じょうろ
  • 鉢、プランター ※地植えの場合は不要
  • 軽石

赤玉土と培養土をブレンドして使う場合は苗を植える1週間ほど前に混ぜ合わせておく。市販の培養土の場合は必要ない。

鉢植えの場合

  1. 鉢の底に軽石を敷いて、土を2/3入れる
  2. ポットから苗を取り出し、鉢底に近い方を1/3程ほぐす
  3. 鉢の中心に苗を置き、土で固める、たっぷりを水を与える

地植えの場合

  1. 日当たりがよく水はけのよい場所を選ぶ
  2. 水はけを良くするため花壇より10cm程土を掘り上げる
  3. 並べて植える場合、フレンチ種は30cm程度、アフリカン種は40cm程間隔をあける ※苗が近すぎると蒸れたり、害虫が発生する原因になる
  4. 苗を植え、水を与える。

マリーゴールドの土作り水やり肥料の与え方

マリーゴールドの土作り水やり肥料の与え方は?

マリーゴールドに適した土

水はけのよい土が適しています。市販の培養土または赤玉土と腐葉土を7:3~6:4に混ぜ合わせたものを使いましょう。

マリーゴールドの水やり

マリーゴールドは加湿を嫌いますので乾燥気味に育てるのがポイントです。花の上から水を与えると、花が腐る原因になるので、根元に直接水をやります

地植えの場合

表面が乾燥していても土の中は湿っていることが多いので、基本的に水やりは必要ありません。真夏の炎天下で苗がしおれてきた場合は午前中に水やりをします。

鉢植えの場合

地植えと違って地中から水分を摂ることができないので、表面が白く乾燥したら鉢の底から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりをします。

マリーゴールドに必要な肥料

ポイントでもお伝えしたように、肥料をあげすぎると葉ばかりが育ってしまいます。地植えの場合は基本的に追肥は必要ないでしょう。生育が悪い場合は月に2~3回液肥を与えます。真夏は暑さで株が弱っている可能性があるので、肥料を与えず、涼しくなってから再び肥料を与えます。

マリーゴールドのお手入れ剪定の時期と方法

マリーゴールドのお手入れ剪定の時期と方法は?

種を採取しない場合は、花が咲き終わったら付け根から切って、花がらをつみましょう

夏場は暑さから花が咲きにくくなることがあります。葉が多いように感じたら、風通しを良くするため8月頃に伸びた茎や葉を切り戻しましょう。草丈が半分くらいになるようにばっさり切り落とすと秋に再び花を咲かせてくれるでしょう

マリーゴールドの植え替えの時期と方法

マリーゴールドは基本的に一年草ですので植え替えは必要ありません

マリーゴールドの増やし方

種まき

枯れた花の中から、細長い種を取り出します。取り出した種は茶封筒などに入れて次回の種まきまで涼しい場所で保管します。

挿し木

  1. 花のついていない茎を6~7cm程切り取り、根元の葉を落とす
  2. 切り口を3時間ほど水につける
  3. ポットに植えて水をやり、半日陰に置く
  4. 土を乾かさないように水をやる
  5. 2週間ほどでねづくので日当たりの良い場所に置く
  6. 本葉が2~3枚出たら鉢や庭に植える

マリーゴールドを育てる時に気をつける病気や害虫

マリーゴールドを育てる時に気をつける病気や害虫

他の草花に比べて丈夫なマリーゴールドですが、害虫の被害にあうこともあります。

ハダニ

高温で乾燥すると発生しやすくなります。被害が広がらないように早めに発見することが大切です。

症状:葉が白く色が抜けたようになる。
対策:葉裏に霧吹きなどで水をかける。専用の殺虫剤を使う。

青枯れ病

梅雨から夏にかけて水はけの悪い場所で発生しやすくなります。原因は根から入った細菌が養分を運べなくするためです。

症状:突然、葉が緑色のまましおれ、数日のうちに枯れる。
対策:有効な薬剤がないため、水はけのよい場所に植えるなどの予防が重要です。発見したらすぐに抜き取りましょう。地植えの場合、そのままにすると翌年以降にも発生する可能性が高まります。

立枯病

原因はカビの一種です。苗を植える前に土を消毒をするのが効果的です。

症状:株や葉が弱まり、黄色くなる。茎の根元が腐る。
対策:病気になった部分を取り除く。

灰色カビ病

多湿が原因の病気で梅雨時期や水のあげすぎが原因です。風通しを良くすることを心がけましょう。

症状:茎や葉、花に灰色のカビが発生する
対策:殺菌剤を使用するまたは症状のある箇所を切り取る

まとめ

病気、害虫の例もご紹介しましたが、基本的には丈夫で育てやすいのがマリゴールドです。ポイントは原産地のメキシコの気候をイメージし、乾燥気味に育てることです。植え替えが必要ありませんので切り戻しをしないという方も多いかもしれませんが、長くお花を楽しむために、水やりの際に伸びすぎているところはないか、咲き終わったお花はないかをぜひチェックしてみてくださいね!

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