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マリーゴールドの種類・品種15選!特徴と違いの見分け方も紹介

マリーゴールドの種類・品種15選!特徴と違いの見分け方も紹介

開花時期の長いマリーゴールドはガーデニングでも人気の園芸品種です。オレンジや黄色の印象が強いマリーゴールドですが、白や赤色の花を咲かせる品種もあります。お庭に彩りが足りないなと感じる方は、丈夫で育てやすいマリーゴールドを植えてみてください!

マリーゴールドってどんな花?

マリーゴールドってどんな花?

マリーゴールドの特徴

暑さに強く、育てやすいマリーゴールド。開花時期も長いので花壇等で見かけることも多いのではないでしょうか?元気の出る色合いでだけでなく、害虫を寄せ付けないコンパニオンプランツとしての役割も人気の理由の一つと言えます。最近では食用の花「エディブルフラワー」として使われることもあるそうです!

黄色やオレンジといった派手な色の印象が強いマリーゴールドですが、品種改良が進み白など新たな色も登場しています。草丈は30~50cmほどのものが多く流通していますが、1~2m程まで生長する品種もあります。

マリーゴールドの基本情報

科・属キク科・タゲテス属
和名千寿菊
英名Marigold
学名Tagetes
花の色黄、オレンジ、白、赤、複色
原産地メキシコ、中央アメリカ
開花期6月~10月

マリーゴールドの花言葉

マリーゴールド全般の花言葉は「絶望」「悲哀」「嫉妬」です。 可愛らしいお花からは想像しにくいネガティブな花言葉ですね。西洋で黄色が裏切りや嫉妬を表す色と考えられており、黄色い花にはこの背景からネガティブな花言葉がつけられることが多くあります。マリーゴールドも黄色やオレンジの花が印象的ですから、色が持つイメージから上記の花言葉がつけられたと言われています。

マリーゴールドは色別で花言葉が変わります。ギフトでマリーゴールドを使うときなどの参考にしてくださいね!ちなみに、白色など比較的新しい色は個別の花言葉はもっていないようです。

黄色…「健康」 西洋ではネガティブな印象の黄色ですが、私たち日本人にとっては元気をくれる色ですよね。このイメージから「健康」という花言葉がつけられました。

オレンジ…「真心」「予言」 「太陽の花嫁」と呼ばれることもあるオレンジのマリーゴールド。もともとマリーゴールドは「聖母マリアの黄金の花」という意味を持ちます。このことから聖母マリアや宗教に関する花言葉がつけられたと言います。

マリーゴールドの種類、品種別の特徴、見分け方は?

マリーゴールドは様々な品種がありますが、大きく4つに分けることができます。それぞれの特徴を紹介します。

フレンチ種

日本で多く流通している品種です。マリーゴールドと聞いてパッと思い浮かべるのは花姿はフレンチマリーゴールドという方も多いでしょう。八重咲きが一般的ですが、一重咲きもあります。花径は5cmほど、草丈は30cmほどであまり大きくはなりませんが、枝分かれが多く横に広がるように群生するのでボリューム感はたっぷりです。フランス・パリで広まったことからフレンチマリーゴールドと呼ばれます。クジャクが美しい羽根を広げたようにも見えるので「孔雀草と呼ばれることもあります。

アフリカン種

アフリカン・マリーゴールドはフレンチ種に比べてお花が大きくポンポン咲きで花径は10cm程になります。太い茎で草丈が高く1m程まで生長する品種ですが、最近では品種改良が進み30cm程までしか成長しない矮性品種もあります。暑さに強い品種で、黄色、オレンジ以外にクリーム色、白色があります。和名は「千寿菊」「万寿菊」です。メキシコが原産ですが、イギリス軍がアフリカ遠征の際に種を持ち込み現地に広まったことから「アフリカン」の名がつけられました。

メキシカン種

葉が細く、羽根のように小さな切れ込みが入っているのが特徴の品種です。和名では「細葉孔雀草」「姫孔雀草」と呼ばれます。花径2~3cmの可愛らしい一重咲きの花を咲かせます。他の種に比べて繊細な印象で、よく枝分かれし横に広がる性質があります。

そのほかの品種

マリーゴールドは基本的には一年草で、一部多年草の品種もありますが、宿根草の品種もあります。宿根タイプのマリーゴールドには「レモン・マリーゴールド」や「ミント・マリーゴールド」です。

※多年草と宿根草の違いは次の通りです。 多年草は同じ株から何年も花を咲かせる植物で、冬でも葉が枯れずに残っています。一方、宿根草は冬になると地上に出ている葉や茎を枯らしますが、暖かくなると再び成長をはじめ、花を咲かせる植物のことです。

人気のマリーゴールドの種類、品種

定番!フレンチマリーゴールド系

ディスコレッド

ディスコレッド

一重咲きの品種で耐雨性があるので花壇におすすめです。花壇では草丈20~30㎝まで生長し、花径5~6cmの花を咲かせます。濃緋赤色に黄色の花芯のコントラストが美しい品種です。開花時期が長く、真夏はいったん花を咲かせることを止めますが、秋には再び花をつけ始めます。

ボナンザフレーム

ボナンザフレーム

八重咲の品種で、大株になってもコンパクトにまとまるので寄せ植えにおすすめです。ふちが黄色、内側がオレンジのまさにマリーゴールドという花姿で、マリーゴールドと聞いてイメージするのがまさにボナンザフレーム、といえる定番品種です。単色の品種では、ボナンザ イエロー、ボナンザ オレンジ、ボナンザ ディープオレンジなどがあります。

オレンジボーイ

オレンジボーイ

花径4~4.5㎝の中輪タイプのマリーゴールドです。発芽には20~30℃のやや高温が必要です。花付きの良い品種で秋には花で株がうずまるほどたくさんの花を咲かせます。丈夫で育てやすい品種といえます。

デュランゴビー

デュランゴビー

草丈は25~30㎝で5~6cm程の大輪の花を咲かせます。よく枝分かれして茎が硬いのが特徴です。花びらのふちは黄色、内側は赤に近いオレンジのコントラストがあり、マリーゴールドの定番ともいえる色合いです。育てやすい人気の品種です。

デュランゴレッド

デュランゴレッド

デュランゴビーと同じデュランゴ系のマリーゴールド。存在感のある真っ赤な花びらが印象的な品種です。デュランゴ系は花付きが良いのも特徴で、庭植にすれば地面を覆うようにたくさんの花をつけてくれるでしょう。

ハーレクイン

ハーレクイン

赤茶と黄色のストライプの花が一際目を惹く品です。花径は3〜5㎝ほどでやや小さめ。こぼれ種でも咲くほど強健です。草丈は40~60cm程まで生長します。高温期には単色になったり、ストライプが乱れることがあります。

ストロベリーブロンド

ストロベリーブロンド

花の色が変化する珍しい品種です。マリーゴールドと言えば元気のあるビタミンカラーの印象ですが、ストロベリーブロンドはアンティーク調のシックな色合いにも変化します。咲き始めはくすみがかったオレンジ、そしてベージュ調のピンクに変化し、真夏には黄色やオレンジのはっきりとした色合いに変化します。

ファイヤーボール

ファイヤーボール

ストロベリーブロンドと同じように、花の色が変化する八重咲きのマリーゴールドです。濃い赤から始まり、高温期にはオレンジ、春や秋の気温の低い時には名前の通り燃えるような赤色が強く発色します。1株でもとても目を惹く品種なので、鉢植えにおすすめです。

リトルヒーロー ファイヤー

リトルヒーロー ファイヤー

花径4~5cm程の中大輪タイプの品種です。ボリューム感のある花で、一斉に開花するのが特徴です。草丈は15~20cmほど。ファイヤーは黄色のふちに内側はえんじ色ですが、単色の品種ではリトルヒーロー イエロー、リトルヒーロー オレンジなどがあります。

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