ハイビスカスの植え替え時期や方法は?注意ポイントも紹介

2020 11/18
ハイビスカスの植え替え時期や方法は?注意ポイントも紹介

ハイビスカスの鉢植えは、どのタイミングで植え替えるとよいのでしょうか?適切な時期に植え替えることで、ハイビスカスに必要な栄養が行き渡りやすくなり、きれいな花を咲かせられます。植え替えの手順やポイントを見ていきましょう。

目次

ハイビスカスの植え替えとは?必要な理由

ハイビスカスの植え替えとは?必要な理由

土の量が限られる鉢植えでハイビスカスを育てている場合、1~2年に1回の植え替えが欠かせません。植え替えが必要な理由を解説します。

根詰まりの防止

ハイビスカスは鉢植えであってもどんどん生長します。そのため、次第に鉢植えの中が根でいっぱいになるのです。この状態を『根詰まり』といいます。

根詰まりの状態になっても、ハイビスカスの生長は止まりません。鉢いっぱいになった根がお互いの養分や水分を奪い合うのです。十分な養分が行き届かなくなるため、花付きが悪くなります。

そしてさらに生長することで、水や空気が入る空間さえなくなり、根が呼吸できなくなるのです。そのままにしておくと、呼吸ができない根は枯れていき、養分も水分も不足するため、株そのものが枯れてしまいます。

植え替えにより根詰まりを防ぐことが、ハイビスカスの健やかな生長につながるのです。

土への栄養補給

植え替えには土への栄養補給という意味合いもあります。植物は土の中に含まれている栄養を根から吸収し、生長します。そのため、鉢植えの中の土からは徐々に栄養がなくなっていくのです。

肥料で補給できる栄養もありますが、それで全ての栄養を補えるわけではありません。そのため、植え替えにより、新しく栄養豊富な土に取り換えます。

ハイビスカスの植え替え方法

ハイビスカスの植え替え方法

植え替えは、ハイビスカスの生長にとって大切な役割を果たしているということが分かりました。植え替え方法のポイントを押さえて、ハイビスカスの鉢植えを上手に育てましょう。

適した時期は?

ハイビスカスの株を大きく育てたい場合は、成長期の春から秋であれば、いつでも植え替え可能です。

一方、株を大きくしない植え替えには、花が咲き生長期を迎える直前の5~6月が向いています。生長するタイミングに合わせて植え替えをすることで、丈夫に育ちやすいのです。

植え替えの作業を実施するのは、午前中や夕方以降など、暑さの負担が少ない涼しい時間帯が適しています。

基本的な植え替えの手順

基本の植え替えでは、ハイビスカスを大きくするため、一回り大きな鉢を用意します。

まずは、用意した鉢に、新しい土を1/4ほど入れます。そこへ、鉢から取り出したハイビスカスを、根を崩さずに置きましょう。

さらに、鉢と根の隙間がなくなるよう棒でつつきながら、鉢の上部から2~3cmくらいのところまで土を足します。その後、鉢底から水が流れ出るくらい水やりをしたら、植え替えの完了です。

大きくしない植え替え方も

ハイビスカスのサイズをキープしながら植え替える方法もあります。既にちょうどいいサイズに生長している場合にぴったりの方法です。

鉢からハイビスカスを引き抜き、根の底部分から1/3ほど土を取り除きます。次に、根の上側の土、最後に側面の土を落とし、鉢底部分から1/3~1/2くらいの根を取り除きます。

大きさをキープしながら栽培するため、植え替えとはいっても鉢は同じもので構いません。新しい土に交換した鉢へ、ハイビスカスを植え替えます。植え替えしたら、枝も1/2~1/3ほど刈り取り、完了です。

植え替え後はたっぷり水やりをしますが、肥料はまだ与えません。2週間経過後ぐらいから、日頃と同じ管理に戻し、必要に応じて肥料も与えます。

植え替えの際に気を付けたいこと

植え替えの際に気を付けたいこと

丈夫で健康にハイビスカスを育てるためには、植え替えの注意点を守ることが大切です。植え替えのときに気を付けるポイントを見ていきましょう。

根をほぐそう

植え替えるときには、根を『ほぐす』ことが大切です。栄養豊富な新しい土に植え替えたとしても、根が詰まったままでは、根腐れの原因になります。

なかなかほぐれない場合には、根をカットするのも一つの方法です。長過ぎる部分や込み合った部分を1/4~1/3程度を目安にはさみで切り落とします。

古く込み合った根を整理することで、新たに生えた根が新しい土にしっかり根付きやすくなるのです。栄養や水分をぐんぐん吸収できるため、きれいな花を咲かせられます。

直射日光の当たらない場所で管理

植え替え直後のハイビスカスは、『直射日光の当たらない場所』で管理するのが正解です。新しい根が張るまでの約1週間は、暑さによるダメージを避けるため、日陰に置きます。

通常の管理に戻す場合にも、30℃以上の高温になる場所は避けましょう。ハイビスカスは南国のイメージがあり暑さに強いと考えている人もいるかもしれませんが、実際には暑過ぎる環境は苦手なのです。

風通しと日当たりがよく、30℃以下をキープできる場所が向いています。

まとめ

ハイビスカスは植え替えにより、根詰まりした状態の解消と、栄養豊富な土への入れ替えができます。そのため、1~2年を目安に定期的に植え替えることで、健康な状態を保ち、きれいな花を咲かせられるのです。

大きく生長させるための植え替えは、春から秋にかけていつでもできます。一方、大きさをキープするための植え替えは5~6月が適期です。

必要に応じて、根の込み合った部分を切り落とすことで、新しい根を張るためのサポートができます。ポイントを押さえた植え替えで、毎年きれいなハイビスカスを咲かせましょう。

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