ハイビスカスへの肥料の施し方を解説。おすすめの肥料や注意点も

2020 11/18
ハイビスカスへの肥料の施し方を解説。おすすめの肥料や注意点も

ハイビスカスをきれいに咲かせるには肥料が大切です。肥料にはどのような種類や役割があるのでしょうか?肥料について知ることで、ハイビスカスを育てやすくなります。また、肥料の施し方も見ていきましょう。おすすめの肥料も紹介します。

目次

ハイビスカスに施肥が必要な理由

ハイビスカスに施肥が必要な理由

植物は、土に含まれている栄養を根から吸収して生長します。それは、ハイビスカスも同じです。そのため、ハイビスカスが丈夫に大きく生長し、きれいな花を咲かせるためには、肥料が重要といえます。

どんな種類があるの?

ハイビスカスを栽培するときに大切な肥料には、大きく分けて『有機質肥料』と『無機質肥料』の二つがあります。

有機質肥料は、動植物由来のタイプです。牛ふん・骨粉・油かす・堆肥などのことをいいます。土に混ぜ込んだ有機質肥料を、土の中の微生物が分解することで、植物が吸収しやすくなるのが特徴です。

効果が表れるまでに時間がかかりますが、持続時間が長く、濃度が大きく変化しないため、ゆるやかに肥料を効かせたい場合に向いています。

化成肥料とも呼ばれる無機質肥料は、鉱物といった物質をもとに化学的に合成しています。初心者でも扱いやすく、即効性があるのが特徴です。

生育に大切な肥料の3大要素

『窒素(N)』『リン酸(P)』『カリウム(K)』を肥料の3大要素といいます。

窒素(N)は『葉肥』と呼ばれていて、葉や茎が生長するために欠かせません。不足すると葉が大きくならず、茎は成長点が伸びにくくなってしまうのです。

花付きや実付きをよくすることから、『実肥』といわれているのがリン酸(P)です。不足すると花や実の付きが悪くなる他、枝葉や根の数が減り、葉の色も悪くなります。

根を生長させ病害虫への抵抗力や耐寒性を高めるのがカリウム(K)です。株全体を丈夫にする成分のため、不足すると弱々しくなり茶色く枯れることもあります。

ハイビスカスは、3大要素が均等に含まれている肥料を与えるのが基本です。

肥料の施し方と注意点

肥料の施し方と注意点

ハイビスカスの生長に大切な肥料ですが、与え方によっては逆効果になることもあります。正しく与えて栽培に役立てるために、施し方と注意点を見ていきましょう。

いつごろ施肥するの?

肥料は与えるタイミングが大切です。ハイビスカスの場合には、『5~10月』の生育期に施肥するのが基本です。

新芽が伸び、花が咲く季節のため、ハイビスカスは栄養をどんどん吸い取ります。肥料切れしないよう、緩効性の固形肥料で置き肥をし、じっくり長く効果を持続させるのがポイントです。

置き肥には、緩効性の化成肥料や、油かすに骨粉の混ざった有機質の固形肥料などを与えます。

また、生育期が終わり冬になっても、12℃以上の気温がキープされる室内でハイビスカスを管理していると、休眠せず花を咲かせることがあります。その場合は液体肥料を与えましょう。

肥料の施し方

他の植物と比較して肥料を好むハイビスカスは、置き肥の栄養を吸収しやすいよう、置く場所に工夫が必要です。肥料を吸収する根の先端に近い場所に置きます。目安は、枝の先端ぐらいの地面です。また、肥料を地中に埋めるのもよいでしょう。深さ10cm程の場所に埋めればOKです。

開花が進む時期には、置き肥だけでは栄養が足りないこともあります。そのようなときは、リン酸(P)が多めに配合された液体肥料を薄めに希釈し、『1週間~10日に1回』与えましょう。

暑い日が続きハイビスカスの元気がないときには、液体肥料を葉に散布する方法が有効です。

与え過ぎによる肥料焼けに注意

生長に欠かせない肥料ですが、与え過ぎはハイビスカスに『肥料焼け』を起こします。肥料焼けというのは、肥料のやり過ぎにより、根の働きが弱まり栄養分を吸収できない状態をいいます。

土の中の栄養分が多くなり過ぎると、養分濃度が高まります。そして、浸透圧の仕組みにより、根から水分が土の中に吸い取られてしまうのです。

特に、猛暑が続く時期は、株全体が弱まっています。そのため、肥料焼けを起こしやすいのです。

だからといって、肥料が少な過ぎてもいけません。適切な施肥の目安は、じっくり効く緩効性肥料なら2カ月に1度、即効性の高いタイプなら1週間に1度程度が望ましいです。

ハイビスカスにおすすめの肥料

ハイビスカスにおすすめの肥料

青々とした葉と鮮やかな花を咲かせるハイビスカスを栽培するには、肥料選びが大切です。さまざまな肥料の中から、特にハイビスカス向きのアイテムを紹介します。

無臭が嬉しい置き肥  ハイポネックスジャパン プロミック いろいろな植物用 350g

『ハイポネックスジャパン プロミック いろいろな植物用』は、鉢の縁に近い場所に錠剤を規定量置くだけで使用できます。

即効性のある成分とじっくり効く成分の両方が配合されているため、2カ月ごとに置くだけで、簡単に効果を得られます。

臭いが少ないため、冬場に室内でハイビスカスを栽培したい場合にも向いている肥料と言えます。

  • 商品名:ハイポネックスジャパン プロミック いろいろな植物用
  • Amazon:商品ページ

即効性のある液肥 ハイポネックス原液 800ml

置き肥とともに与える液体肥料には、即効性の高い『ハイポネックス原液』が向いています。

15種類の栄養がバランスよく含まれており、中でもリン酸が多めに配合されている山型タイプとよばれる肥料です。必要な栄養をしっかりカバーできるため、花や葉の色がよくなります。

さまざまな花や野菜に使用できるため、初心者にも使いやすいアイテムです。花を次々に咲かせることで、肥料が少なくなってしまいがちな、夏場のハイビスカスにも向いています。

原液を希釈して使用するタイプのため、水で薄めてから与えましょう。量は鉢底から流れ出るくらいが理想です。

まとめ

ハイビスカスを健康に育てきれいな花を咲かせるためには、肥料が大切な役割を果たします。肥料を好む植物のため、春から秋にかけての生育期には、肥料切れを起こさないようにしましょう。

肥料には、有機質肥料と無機質肥料があり、そのときどきに合わせ、向いているタイプを選び、施すことが大切です。

おすすめ肥料も参考に、ハイビスカスの栽培を楽しみましょう。

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