オリーブの特徴まとめ|目的別のおすすめ品種9選と選び方・育て方
観葉植物 オリーブの木 10号 チプレッシーノ ラスターポット 付き
トピアリーにおすすめ ネバディロブランコ
原産地はスペインです。直立形で枝葉が多く出て、旺盛な成長を見せる品種となっています。
コンパクトに育てられるので鉢植えにおすすめです。剪定で好みの形に仕立てやすく、根元に近い部分の枝を落とし、上部をこんもりと茂らせたトピアリー仕立てなど、印象的な樹形に整えられます。
ほかの品種に比べて花粉の量が多いため、受粉用としても育てられることが多いです。ほかの品種に比べて実ができる時期が早く、夏頃に結実します。
自家受粉もできる品種ですが、受粉木として「ルッカ」「ミッション」なども一緒に育てるとよいでしょう。
樹形の美しさで人気 モライオロ
中央イタリア原産で直立形です。上へと伸びるタイプなので、樹形が美しくまとまりやすく、コンパクトに育てられます。
根が強く丈夫で『耐寒性が高く乾燥にも強い』ため、初心者でも鉢植えで育てやすい品種です。
花粉量が多いので実がなりやすく、たくさんの収穫を見込めます。実は中くらいの大きさで、オイルの含有量が高くフルーティーな味わいを楽しめることが特徴です。
「ペンドリノ」「マウリーノ」「ラッザロ」などの受粉木と相性がよいでしょう。
実がなりやすいオリーブのおすすめ品種・種類
オリーブは観賞するだけでなく、収穫を楽しめるところが魅力です。採取した実を使ってオイルを絞り出すほか、塩漬けやジャムなどにも利用できます。
実を加工して食べるだけでなく、実をつけた枝を切り取り、飾って楽しめるところも魅力です。
同じオリーブでも、品種によってよく実ができるものとそうでないものがあるので、注意しましょう。よく実をつけてくれる品種を紹介します。
丸い実が可愛い マンザニロ
スペイン原産の品種です。スペイン語で「小さいりんご」を意味する「マンサニーリャ」が名前の由来となっています。
名前の通り、実がりんごのような丸い形をしていて大きいです。オイルを採取するだけでなく、塩漬けやピクルスにしてもおいしく食べられます。
葉は幅広でやや小ぶりです。樹形がコンパクトになりやすいので、鉢植えでも育てられます。たくさんの実をつけるには、「ルッカ」「ネバディロブランコ」などの近くに植えましょう。
他のオリーブとも好相性 コロネイキ
ギリシャ原産で、高級なオリーブオイルに使用されている品種です。ギリシャで栽培されているオリーブの大半が、コロネイキとなっています。
暑さには強いですが、寒さにやや弱いので厳寒期は注意しましょう。樹木の上部が広がる樹形で、葉は小さめです。
実は小粒で可愛らしく、自家受粉もできる品種です。1種類で育てると実が少なくなるので、できれば2種類以上を育てましょう。花粉量は多く、「マンザニロ」「ミッション」などの受粉木として使われることも多いです。
鈴なりに実をつける アルベキーナ
スペイン原産の品種で、コンパクトな樹形に育てやすく、鉢植えでの栽培が簡単です。葉は小ぶりでよく茂り、小さな実が鈴なりになります。比較的若木のうちから実をつけてくれるところが魅力です。
あまり大きくならない品種なので、広いスペースが確保できなくても育てられます。日本ではやや手に入りにくく、希少価値が高いです。
青いバナナのような香りと、繊細な味わいのオイルがとれる実をつけます。自家受粉もできる品種ですが、実は少なくなるので「マンザニロ」などと受粉させるのがおすすめです。
観葉植物 オリーブの木 8号 アルベキーナ ラスターポット 付き
オリーブの上手な育て方・コツ
育てたい品種が見つかったら、オリーブの育て方も押さえておきましょう。丈夫なので普通に世話をしていれば枯れることは少ないですが、育て方のポイントが分かっていれば、より美しい姿に育てられます。