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アルストロメリアとは?花の特徴・花言葉・育て方・手入れ方法を紹介!

カラフルな花色が特徴的なアルストロメリアは、花もちのよさから切り花として高い人気があります。品種により違う特性を持ち、庭植えや鉢植えでも比較的育てやすい花です。家庭での栽培方法や花言葉など、アルストロメリアについて解説していきます。

アルストロメリアの基本情報や特徴

アルストロメリアの基本情報や特徴

アルストロメリアのことをもっとよく知るために、学名や原産地などの基本情報や、花の特徴について紹介します。現在では切り花としても身近な存在のアルストロメリアですが、遠く南アメリカからはるばる日本にやって来ました。

基本情報

アルストロメリアの基本情報です

科・属:ユリズイセン科・アルストロメリア属 和名:ユリズイセン 英名:Peruvian lily 、Lily of the Incas 学名:Alstroemeria 花の色:赤、ピンク、白、黄、オレンジ、複色、紫 原産地:南アメリカ 開花時期:5~11月(品種による)

アルストロメリアの特徴

アルストロメリアの故郷である南アメリカでは、チリを中心に100種類ほどが自生しています。品種により湿地や乾燥地、低地や高地など、生育する環境はさまざまです。日本には、1926年(大正15年)に渡来しました。植物の分類体系により、それぞれヒガンバナ科、ユリ科、ユリズイセン科に分類されます。

ふっくらとした蕾をつけるアルストロメリア最大の特徴は、6枚ある花弁の一部に縞模様が入ることです。ただし一部には模様が入らない種類もあり、これはスポットレスと呼ばれます。また、葉はつけ根のところでねじれており、裏側が上を向いています。ほとんどの種類が一季咲きですが、栽培場所や環境により長く咲き続けるものや、交配による四季咲き品種もあります。常緑性と落葉性、その中間と、タイプもさまざまです。

花名の由来

アルストロメリアという名前を付けたのは、スウェーデン出身の植物学者であり、分類学の父とも称されるカール・フォン・リンネ(1707~1778年)です。

1753年に南米を旅行中だったリンネは、この植物の種を自ら採取しました。そして、親友のスウェーデン男爵クラース・アルストレーマーの名にちなんで、アルストロメリアの名を花に残したのです。

アルストロメリアの開花時期や見頃の季節

アルストロメリアの開花時期や見頃の季節

アルストロメリアには多彩な花色があり、品種によって開花の時期が異なります。切り花の出回り時期や、花もちなどの情報と合わせて確認しておきましょう。

開花時期

一般的なアルストロメリアは、5~7月頃が開花時期です。しかし、最近ではオランダやイギリスを中心にした交配育種が進められており、栽培しやすい四季咲き性の品種も作られています。また、環境次第で長期間咲き続けるアルストロメリアもあります。

花色

アルストロメリアの花色は、赤やピンク、白のほか黄、オレンジ、紫、複色があります。単に一色のものだけではなく、ベースとなる色の中心に別色が入るものや、同色の濃淡でグラデーションを作っているものなどバラエティ豊富です。いずれの花色も、華やかさがある事に変わりはありません。

切り花の出回り時期や花もち

アルストロメリアの切り花は通年出回りますが、5月頃に最盛期を迎えます。花もちは5日~2週間ほどで、水揚げも良好です。多くの場合、すでに咲いている1番花の横についた2番花の蕾まできちんと咲いてくれます。切り花を長く楽しむためには色が悪くなってきた花は取り除き、蕾に栄養が行き渡るようにしましょう。また、受粉してしまうと花もちが悪くなるので、花粉がついていたら早めに取り除きましょう。

アルストロメリアの花言葉と由来

アルストロメリアの花言葉と由来

花弁の華やかさが印象的なアルストロメリアには、どのような花言葉があるのでしょうか。言葉の由来と共に見ていきましょう

花言葉

アルストロメリアの花言葉は、「持続」「未来へのあこがれ」「エキゾチック」です。また、花色別に言葉がついているものもあり、赤は「幸い」、白は「凛々しさ」、ピンクは「気配り」となっています。

花言葉の由来

花言葉のひとつ「持続」は、アルストロメリアの花もちのよさに由来します。また、「未来のへのあこがれ」と「エキゾチック」は色鮮やかな花びらに入る縞模様の様子が、異国情緒や未来への希望を感じさせることからきています。

アルストロメリアの種類・品種

アルストロメリアの種類・品種

アルストロメリアは、現在に至るまで原種を元にした多くの品種改良が進められてきました。近年では違う系統同士の交配も行われているため、品種分けが困難になっています。品種改良に用いられてきた主な原種は、オーランティアカやリグツ、ペレグリナなどです

品種改良が盛んなオランダでは、花の形や大きさ、開花時期などによって、次の6タイプに分類しています。

・オーランティアカタイプ:草丈が高く、初夏~夏に咲く一季咲き。耐寒性が強く寒冷地でも地植え可能だが、耐暑性は弱い。 ・カルメンタイプ:春と秋に開花し、葉焼けを起こしにくい特徴を持つ。草丈が低く鉢植え栽培に適している。 ・バタフライタイプ:草丈が低い矮性で、春~秋まで咲く四季咲き。常緑性だが耐寒性は弱い。 ・タッセンタイプ:バタフライと他の品種との交配品種群を指す。秋~冬に花が咲く。 ・ハイブリッドタイプ:異なる系統同士の交雑品種群を指す。該当品種が非常に多く、春に開花期を迎える以外は性質がさまざま。毎年のように新たな品種が誕生している。 ・レジナタイプ:ハイブリッドから分類されたもので、冬季の開花性が小さい品種が該当する。

このほか、花ではなく斑入りの葉を楽しむリーフアルストロメリアもあり、バリエガータやシルバーライン、ヴィンセントなどがそれにあたります。

アルストロメリアの育て方・栽培方法

アルストロメリアの育て方・栽培方法

アルストロメリアの栽培は、難しい管理は特に必要ありません。しかし、丈夫に育てて毎年花を咲かせるためには、いくつかのポイントがあります。まずは植え付けに適した時期や方法、必要な肥料や水やりについて解説していきます。

植え付け時期と方法

品種による違いはありますが、一般的なアルストロメリアの球根を植え付ける適期は3~4月と9~10月の2回です。特に秋の植え付けは早めに行うことがポイントです。早めに植えておくことで霜が降りる前に根や芽をしっかりと出し、春の芽だしをよくする効果があります。ただし、あまり気温が高いうちに植えつけを行うと暑さと雨による過湿で球根が腐敗することもあるので注意しましょう。

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鉢植えの植え付け方法 植木鉢は6号以上の深鉢を用意します。用土は水はけがよいものを選びましょう。赤玉土5:腐葉土3:川砂2を混合したものや、赤玉土7:腐葉土2:ピートモス1の割合で混ぜたものがおすすめです。市販の草花用培養土を利用する場合は、川砂を少し混ぜるとよいでしょう。あらかじめ、用土1Lあたり約5gの緩効性化成肥料を混ぜておきます。

アルストロメリアの球根には、クラウンと呼ばれる芽があります。必ずクラウンが上にくるように用土の上に置き、植え付けの深さが5~8cm程度になるように覆土します。植えつけ後はたっぷりと水を与えてください。

庭植えの場合 暑さと多湿に弱いので、植え付け場所は水はけのよい日あたり~明るい日陰を好みます。特に、梅雨の時期に水が溜まらないところがよいでしょう。水はけがあまりよくない場合には、盛り土をしておきます。また、酸性土壌を嫌うので、酸度が強い場合は苦土石灰を撒いて事前に調整をしておいてください。球根が深く根を張れるように、40~50cm程度深耕し、1㎡につき約1kgの堆肥と約300gの緩効化成肥料、腐葉土をすき込みます。

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