5月に咲く花一覧!ガーデニングで人気の品種の特徴や花言葉も紹介
5月は色とりどりのお花が咲き始める、ガーデニング愛好者にとって心躍る季節です!花木、球根、草花に分けて5月に咲く花を紹介します。色別でも紹介しますので、お庭に足りない色味が合ったらぜひ追加してみてくださいね!
5月に見頃を迎える花
5月に見頃を迎える花はコデマリ、ハナミズキ、バラ、ライラック、シャクナゲ、ブルーベル、ムスカリ、カーネーション、ポピー、ジギタリス、カスミソウ、カラー、シャクヤク、ハマナス、ストック、クレマチス、ニゲラ、ワスレナグサ、ランタナ、ストレリチアです!
5月に咲く花木
5月に咲く花:コデマリ
コデマリの特徴
4~5月にかけて手毬状の可愛らしい花を咲かせるコデマリは江戸時代から庶民に親しまれてきました。控えめな白い花はまさに日本人の好みともいえる可憐さで、高い木の根元に植える「根締め」としても人気があります。耐暑性、耐寒性があるので育てやすい植物と言えます。大きく育ちますので鉢植えには向かず地植えが向いているでしょう。
コデマリに似ている花としてユキヤナギがあります。こちらも小さな花が集まって咲く可愛らしい植物ですが、花が咲く位置で見分けることができます。コデマリは枝の先端部分に集中して花を咲かせ、一方のユキヤナギは枝全体にまんべんなく花を付けます。
コデマリの花言葉
コデマリの花言葉は「努力」「友情」です。
コデマリは小さな白い花が集まって手毬のようなこんもりとした形を作ります。小さな花同士が身を寄せ合っている様子から「友情」、一つ一つの花が美しさを競い合ってもいるように見えることから「努力」という花言葉がつけられました。
コデマリの季節・開花時期
季節:春 開花時期:4~5月
5月に咲く花:ハナミズキ
ハナミズキの特徴
桜が咲き終わったころから咲きだすハナミズキは、まさに5月を代表する花と言えるでしょう。白やピンクの花びらが印象的ですが、実は花びらではなく総苞と呼ばれる葉の一部です。別名は「アメリカヤマボウシ」です。
ヤマボウシも一見、ハナミズキとていますが、花が咲くころに葉があるかどうかで見分けることができます。花だけがあるのがハナミズキで、葉の上に花を咲かせるのがヤマボウシです。ヤマボウシはハナミズキに比べて少し開花時期が遅く、5~7月です。またハナミズキには花びらの先がやや丸みがあり、くぼんでいます。
ハナミズキの花言葉
ハナミズキの花言葉は「私の想いを受けてください」「返礼」「永続性」です。
1912年、まだ東京が市だったころ、尾崎行雄市長が有効の証にサクラをアメリカに贈りました。3年後の1915年、サクラのお返しとして当時のアメリカ合衆国大統領ウィリアム・タフトからハナミズキが東京に贈られたのが、日本でのハナミズキの始まりです。このこと日米の友好のあるやり取りから「私の想いを受けてください」「返礼」という花言葉がつけられました。
ちなみに、アメリカに贈られたサクラは現在全米桜まつりとして有名なワシントンのポトマック川のほとりで今なお愛され続けています。
ハナミズキの季節・開花時期
季節:春 開花時期:4~5月
5月に咲く花:バラ
バラの特徴
1年を通してお花屋さんで見かけるバラですが、本来の開花時期は4~5月です。5月には広島県の福山ばら祭をはじめ、たくさんの植物園などでバラ祭りが開催されていますね!花の女王とも呼ばれるバラですが、ツル性で生垣に合うものから、初心者でも育てやすい鉢植えで小さく育てられるものまで品種は様々です。
バラの花言葉
バラの花言葉は「愛」「美」で、バラの美しさや情熱的な赤い色が由来です。
バラは色別でも花言葉が変わることで有名です。中にはネガティブな花言葉もありますのでプレゼントにバラを選ぶ際にはぜひ花言葉をチェックしてみてくださいね!
- 赤 「愛情」「情熱」「私を射止めて」
- ピンク 「上品」「美しい少女」
- 白 「純潔」「無邪気」
- 黄色 「嫉妬」「薄らぐ愛」
- 紫 「気品」「上品」
- オレンジ 「すこやか」 「愛嬌」
- 青 「夢叶う」
- 黒 「憎しみ」「あなたは私のもの」
バラの季節・開花時期
季節:春~秋 開花時期:5~10月 ※品種による
5月に咲く花:ライラック
ライラックの特徴
枝先に穂のように花を咲かせるライラックは香りがよく、世界中で愛されているお花です。ライラック英語名でリラはフランス語名です。日本でもリラと呼ばれることもあります。ライラックは冷涼な地域を好むので日本では北海道の街路樹としても使われています。花冠は通常4つに分かれているのですが、5枚のものは「ラッキーライラック」と呼ばれているそうですよ!
ライラックの花言葉
ライラックの花言葉は「思い出」「友情」「謙虚」です。
ライラックの葉はハートの形をしており、ヨーロッパでは恋のイメージがある花として、特にフランスでは白いライラックは青春のシンボルとして親しまれているそうです。このことから「思い出」「友情」「謙虚」の花言葉が付きました。
ライラックの季節・開花時期
季節:春 開花時期:4~5月
5月に咲く花:シャクナゲ
シャクナゲの特徴
ラッパ状の花が集まって、まるでくす玉のように丸い塊になって咲く姿は花木の女王と呼ばれるのにふさわしい豪華さです。世界中でも豪華さと美しさが人気で5,000種以上の園芸種が作られていると言われています。もともとは高山に自生するシャクナゲするので日本の夏の暑さに弱いと思われがちですが、品種改良が進み個人のお庭などでも楽しまれています。
漢字では「石楠花」と書きますが、これは漢名の石楠花(シャクナンゲ)が変化していったものと言われています。ちなみに石楠花は中国ではもともとシャクナゲとは別のバラ科の花を意味するそうで、誤って伝わった可能性も高いそうです。 さらに一説には低木のシャクナゲなので、尺がない⇒尺ない⇒シャクナゲと変化したという説もあります。