
4月に咲く花一覧!ガーデニングで人気の品種の特徴や花言葉も紹介

4月は冬を耐えたお花が一斉に咲き始める季節です!代表的な桜以外にもたくさんのお花が咲きます。4月に花を咲かせる花木、球根からプランター植えにぴったりのお花まで幅広くご紹介します。彩り豊かな時期ですので、ガーデニングの参考にしてくださいね!
4月に見頃を迎える花
4月に見頃を迎える花はサクラ、モクレン、ハナミズキ、ミモザ、カリン、藤(フジ)、チューリップ、ヒヤシンス、クロッカス、ラナンキュラス、ユリ、アザレア、芝桜、ネモフィラ、ルピナス、ペチュニア、マリーゴールド、ハナビシソウ、カモミール、スズラン、ポピー、ガーベラです!
4月に花を咲かせる花木
4月に咲く花:サクラ

サクラの特徴
春の花と言えばサクラですね!満開になってから1週間ほどで散ってしまうはかなさも、サクラの美しさをより一層際立たせている気がします。学校や公園など広い場所で大きく育てるのが一般的なサクラですが、鉢植えのものも販売されています。「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」ということわざがあるように、サクラは切ってしまったあとに伸びた枝の途中には花が咲きませんので気を付けてくださいね。
サクラの花言葉
サクラの花言葉は「精神美」「純潔」です。
清らかなピンクの花、一斉に咲いて一斉に咲いていく潔さに由来して「精神美」「純潔」という花言葉がつけられました。
サクラの季節・開花時期
季節:春
開花時期:3~4月
4月に咲く花:モクレン

モクレンの特徴
空に向かって真っすぐをピンク色の花びらを延ばすのモクレン。実は花の内側は白っぽい色で、8枚の花びらが外側になるにつれて濃いピンク色になっていきます。5m程まで生長し、花が咲き始めた後に、花を隠すほど大きな葉を付けます。
モクレンは漢字で「木蓮」と書きます。もともとは「木蘭(モクラン)」と呼ばれていましたが、蘭よりも蓮(ハス)に似ていることから「木蓮」と呼ばれるようになりました。
白いモクレンはハクモクレンと呼ばれ、数十mまで生長します。ハクモクレンはコブシと似ていますが花びらの枚数で見分けることができます。ハクモクレンの花びらが9枚なのに対してコブシは6枚です。
モクレンの花言葉
モクレンの花言葉は「自然への愛」「持続性」「高潔な心」です。
春に咲くモクレンの花の様子が、まるで上機嫌に謳っているように見えることから、冬の寒さをしのいで春を迎えた自然への喜びを表している「自然への愛」という花言葉がつけられました。
モクレンは最古の花木ともいわれ、恐竜がいた約1置く年前から同じ姿であったと言われています。このことから「持続性」という花言葉がつけられました。
「高潔な心」は木蓮が、仏教を象徴する花である蓮(ハス)に似ていることに由来しています。
モクレンの季節・開花時期
季節:春
開花時期:4月
4月に咲く花:ハナミズキ

ハナミズキの特徴
一青窈さんが歌った「ハナミズキ」で名前を聞いたことがある方も多いかもしれないハナミズキ。ヤマボウシと似ていますが、総苞(そうほう、花の集まりを保護していた葉の集まりのこと)で見分けることができます。ヤマボウシは総苞の先が尖っているのに対し、ハナミズキは丸みがあって先端がくぼんでいます。ちなみにハナミズキは外来種で、ヤマボウシは日本が原産です。
ハナミズキは漢字で「花水木」と書きます。これは春先にハナミズキの枝を切ると水が滴るほど水を含んでいることから「ミズキ」とつけられました。ミズキ科の植物の中でも特にきれいな花を咲かせることから「花水木」となりました。
ハナミズキの花言葉
ハナミズキの花言葉は「永続性」「逆境に耐える愛」「返礼」「私の想いを受けてください」です。
「永続性」はハナミズキがゆっくり育つことからつけられた花言葉です。「逆境に耐える愛」はゆっくりと過酷な環境に耐えて花を咲かせることからつけられました。
「返礼」「私の想いを受けてください」は日本がアメリカに贈ったサクラが由来になってできた花言葉です。東京がまだ市だった1912年、尾崎行雄市長が親善を目的にサクラをアメリカに贈りました。3年後の1915年、お返しとして当時の大統領ウィリアム・タフトからハナミズキの苗が東京に送られました。この日米のやり取りから、「返礼」「私の想いを受けてください」という花言葉がつけられたと言います。
素敵な由来ですね!現在このサクラはワシントンのポトマック川のほとりで全米桜まつりとして人気を集めています。
ハナミズキの季節・開花時期
季節:春
開花時期:4~5月
4月に咲く花:ミモザ

ミモザの特徴
ふわふわとボリューム感のある黄色の花を咲かせるミモザは、花が咲く春以外でもシルバーグリーンの葉が楽しめるのでガーデニングでも人気の品種です。とても大きく成長しますので、庭植えの場合は毎年の剪定がかかせません。
ミモザの花言葉
ミモザの花言葉は「優雅」「友情」「プラトニックな愛」です。
「優雅」はミモザが都会的なおしゃれな花を咲かせることから、「友情」は花がそろって咲く姿からつけられました。
「プラトニックな愛」はシャイなネイティブアメリカンが告白の時にミモザを渡していたことにちなむそうです。
ミモザの季節・開花時期
季節:春
開花時期:3~4月
4月に咲く花:カリン

カリンの特徴
カリンは3~5月に淡いピンクの花を咲かせ、10~11月ごろに香りの豊かな果実を付けます。炎症を抑える効果があるとしてのど飴に配合されるカリンですが、果実は硬く、酸味、渋味があり生食では食べられません。カリン酒やジャムとして楽しむことができますが、ジャムは渋味が取れにくい場合があるので、作る際には要注意です。
カリンの花言葉
カリンの花言葉は「豊麗」「唯一の恋」です。
「豊麗」とは豊かで美しいことですが、これはカリンの花や肉付きのいい果実からつけられた花言葉です。
「唯一の恋」については複数の説があります。一つは乙女のような可愛らしい花を咲かせる様子からついたというもの、もう一つはカリンがバラ科カリン属に属する唯一の植物である、という説です。
カリンの季節・開花時期
季節:春
開花時期:3~5月
4月に咲く花:藤(フジ)

藤(フジ)の特徴
あしかがフラワーパークのライトアップでも有名な藤。日本では古くからフジを女性に、マツを男性にたとえることがあったのですが、薄い紫色の花を垂れ下げる様子は、まさに美しい着物を着た女性のようにも見えますね。
公園の藤棚の印象が強い藤ですが、鉢植えで育てることもできます。根の成長が止まることから花付きがよくなるとも言われています。
藤(フジ)の花言葉
藤の花言葉は「あなたを歓迎します」「優しさ」「恋に酔う」「決して離れない」です。
「あなたを歓迎します」は満開に咲いた藤の花の様子が、暖かく迎え入れてくれるような雰囲気であることからつけられました。
「優しさ」「恋に酔う」は藤が若い女性に見えることから、「決して離れない」は頑丈で絡みつくと簡単に離れないツルの様子からつけられました。
藤(フジ)の季節・開花時期
季節:春
開花時期:4~5月
4月に花を咲かせる球根草花
4月に咲く花:チューリップ

チューリップの特徴
「咲いた 咲いた チューリップの花が」の童謡でもおなじみのチューリップは春のガーデニングに欠かせない存在です。多年草なので、植えっぱなしでも翌年も生長しますが、咲いてそのままにすると種子を作るために栄養を使ってしまいます。花が咲いた後は花を摘み、少し栄養を蓄えさせてから球根を掘り上げましょう。
赤、白、黄色、と種類は様々ですが、まだ全体が青色のチューリップは存在していません。部分的に青いチューリップはありますが、全体を青くするにはさらなる研究が必要とのことです。青いバラが作られたように、近い将来青いチューリップが登場するかもしれませんね!
チューリップの花言葉
チューリップの花言葉は「思いやり」です。
チューリップの花言葉は古い言い伝えに由来します。
昔、ある村にとても美しい娘が住んでいました。娘のうわさは遠くの村まで広がり、3人の騎士が同時にプロポーズに押し寄せました。騎士はそれぞれ家宝である王冠、剣、金の塊を娘に渡して求婚しました。心優しい娘は一人を選ぶことができず、女神フローラに自分を花の姿に変えてほしいと頼み、その結果チューリップに姿を変えました。この娘の優しい気持ちから「思いやり」という花言葉が付きました。
ちなみにチューリップは花が王冠、茎が剣、球根は金の塊を表していると言われています。
チューリップの季節・開花時期
季節:春
開花時期:3~5月
4月に咲く花:ヒヤシンス

ヒヤシンスの特徴
紫、ピンク、青などの華やかな色合いのヒヤシンスは水栽培でも育てることができます。学校で水栽培したという方も多いのではないでしょうか?花が咲くとふわっと甘い香りが漂います。球根の表皮と花の色合いが似ているので、おおよその色を予測することができます。ギリシャ神話に登場するほど、古くから親しまれているお花で、日本では約10種類が栽培されています。
ヒヤシンスの花言葉
ヒヤシンスの花言葉は「スポーツ」「ゲーム」です。ちょっと変わった花言葉ですね!
この花言葉は悲しいギリシャ神話に由来しています。
昔、スポーツが得意な美少年ヒアキントスがいました。ヒアキントスは太陽神アポロンと西風の神ゼヒュルスの二人から愛されていましたが、どちらかというと太陽神アポロンを好いていました。
ある日、ヒアキントスとアポロンが円盤投げをしているところに、ゼヒュルスが通りかかり楽しそうな様子に嫉妬します。邪魔をしてやろうと思ったゼヒュルスは風を使ってアポロンが投げた円盤を吹き飛ばします。すると、ヒアキントスの額に直撃してしまうのです。ヒアキントスは命を落としてしまい、アポロンは抱きしめながら悲しい悲しいと泣き続けます。ヒアキントスの血で地面が染まり、そこから1本紫色の花が咲き、それがヒヤシンスの始まりと言われています。
理不尽なお話のような気もしますね!ちなみに紫色のヒヤシンスの花言葉は「私は悲しい」です。
ヒヤシンスの季節・開花時期
季節:春
開花時期:3~4月
4月に咲く花:クロッカス

クロッカスの特徴
太陽に向かって一斉に咲くクロッカスの様子は春にふさわしく、見ているだけで元気をもらえます。耐寒性があり、寒い冬にも負けず可愛らしい花を咲かせるので古くから親しまれてきたお花です。ヒヤシンス同様、水栽培でも育てることができます。
クロッカスの花言葉
クロッカスの花言葉は「じれったい」「切望」「青春の喜び」です。
クロッカスはハルサフランとも呼ばれ、ヨーロッパでは春の訪れを知らせる花とされています。日本よりも長く厳しい冬を超え、クロッカスの咲く春をじっと待っている様子から「じれったい」「切望」という花言葉がつけられました。
クロッカスは春の花、春と言えばエネルギーに満ちた季節ということから「青春の喜び」のがつけられました。
クロッカスの季節・開花時期
季節:春
開花時期:2~4月
4月に咲く花:ラナンキュラス

ラナンキュラスの特徴
幾重にも重なるふわっとした花びらと優しく明るい色のラナンキュラスは、春の雰囲気にぴったりのお花です。花言葉が結婚式向きであること、豪華な印象であることなどから春の結婚式でブーケ等によく使われます。
ゴージャスな見た目からは意外ですが、ラナンキュラスの語源はラテン語のカエル(rana)で、ラナンキュラスがカエルがいるような湿地に生息すること、葉がカエルの足に似ているなどの説があります。
ラナンキュラスの花言葉
ラナンキュラスの花言葉は「とても魅力的」「華やかな魅力」です。
ラナンキュラスの多くは八重咲で、花びらは風に吹かれてふんわりとそよぐような薄さです。まるでドレスを着ている美しい女性のようにも見えることから「とても魅力的」「華やかな魅力」という花言葉がつけられました。
ラナンキュラスの季節・開花時期
季節:春
開花時期:3~4月
4月にピンク色の花を咲かせる品種
4月に咲く花:アザレア

アザレアの特徴
ボリューム感のある大輪の花を咲かせるアザレアは色合いも鮮やかで春らしいお花です。最近では11~2月に冬のお花として出回ることも多いアザレアですが、それらは促成栽培されたもので本来の開花時期は4~5月です。
アザレアの語源はラテン語の「azaleos アザロス(乾燥)」で、これはアザレアが比較的乾燥した土地を好むことからつけられました。
アザレアの花言葉
アザレアの花言葉は「節制」「禁酒」「自制心」です。
これはアザレアが乾燥した土地に生息することから発想を得てつけられた花言葉です。
アザレアの季節・開花時期
季節:春
開花時期:4~5月
4月に咲く花:芝桜(シバザクラ)

芝桜(シバザクラ)の特徴
ピンクの芝桜が敷き詰められたように咲く姿は圧巻で、埼玉の羊山公園などが芝桜の名所として有名ですね!
名前は桜のような花を咲かせ、芝生のように広がっていくことからつけられましたが、芝ほど踏みつけに強いわけではありませんので、人が踏まないところで育てましょう。土の流出を防ぐので花壇の縁取りにもおすすめです。
芝桜(シバザクラ)の花言葉
芝桜の花言葉は「合意」「一致」「臆病な心」です。
「合意」「一致」はたくさんの小さな花が密集して咲く様子から、「臆病な心」は小さな花が心もとないようにも見えることが由来になっています。
芝桜(シバザクラ)の季節・開花時期
季節:春
開花時期:4~5月
4月に青・紫色の花を咲かせる品種
4月に咲く花:ネモフィラ

ネモフィラの特徴
茨城のひたち海浜公園では毎年ネモフィラが丘一面に咲き話題になりますね!繁殖力が強く、ぐんぐん横に育って花を咲かせます。淡い青色は英語で「Baby blue eyes(ベイビーブルーアイズ)」(赤ちゃんの青い瞳)と呼ばれるほど美しい色合いです。
ネモフィラの花言葉
ネモフィラの花言葉は「どこでも成功」「可憐」「あなたを許す」です。
北アメリカが原産のネモフィラですが、日本でも大正時代に輸入されてすぐに根付きました。こうした生命力の強さから「どこでも成功」という花言葉がつけられました。「可憐」はかわいらしい花の姿が由来です。
ネモフィラの季節・開花時期
季節:春
開花時期:4~5月
4月に咲く花:ルピナス

ルピナスの特徴
まるで藤を逆さにしたように、空に向かって真っすぐに花が咲きあがるルピナスは別名「ノボリフジ(昇り藤)」とも呼ばれています。花が咲き終わったら、茎の付け根で切ってみましょう。すると新しい芽が出て二番花、三番花を楽しむことができます。
ルピナスの花言葉
ルピナスの花言葉は「想像力」「いつも幸せ」「貪欲」です。
昔、ヨーロッパの人々はルピナスを食べると想像力が豊かになる、幸せな気持ちになるという効果があると信じ、ビールのおつまみにしていました。この信じられていたルピナスの薬効から「想像力」「いつも幸せ」という花言葉がつけられました。
「貪欲」はラテン語のオオカミ(lupus)が語源で、オオカミの繁殖力と掛け、ルピナスがどの土地でも育つこと、栄養を吸い取り切ってしまうことからつけられたと言います。実際にはルピナスが土地を荒廃させてしまうということはないそうですのでご安心ください!
ルピナスの季節・開花時期
季節:春~初夏
開花時期:4~6月
4月に咲く花:ペチュニア

ペチュニアの特徴
開花時期が長いペチュニアはガーデニングの強い味方です。紫以外にもピンク、オレンジ、黄色と色とりどりの花を咲かせます。生長が早く育てやすいので、ガーデニングは初めてという方にもおすすめです。大輪、小輪、八重咲、枝が垂れるものなど品種も様々で、毎年育てても楽しむことができそうです。
ペチュニアの花言葉
ペチュニアの花言葉は「あなたと一緒なら心がやわらぐ」「心のやすらぎ」です。
癒しを感じさせる花言葉ですが、由来は意外にもタバコです。
ペチュニアの語源は、南アメリカの先住民の言葉で『ペチュン(petun)』=タバコです。ペチュニアの花がリラックス効果があるタバコに似ていることからつけられたと言われています。
ペチュニアの季節・開花時期
季節:春~秋
開花時期:4~10月
4月に黄色・オレンジ色の花を咲かせる品種咲く花
4月に咲く花:マリーゴールド

マリーゴールドの特徴
黄色、オレンジといった明るい色合いで花壇を彩ってくれるマリーゴールドは育てやすく、開花時期も長いのでガーデニングの定番品種とも言えるでしょう。見た目が華やかなだけでなく、マリーゴールドは害虫被害を抑えるコンパニオンプランツとしての効果もあります。
マリーゴールドの花言葉
マリーゴールドの花言葉は「嫉妬」「絶望」「悲しみ」です。
黄色の花には不吉な花言葉がつくことが多いのですが、それに倣ってマリーゴールドもネガティブな花言葉がつけられています。一説には、キリストを裏切ったユダが着ていた服が黄色だったことが由来と言われています。
マリーゴールドの季節・開花時期
季節:春~秋
開花時期:4~11月
4月に咲く花:ハナビシソウ

ハナビシソウの特徴
黄色、オレンジの可憐な花を咲かせるハナビシソウはカリフォルニアが原産で現在はカリフォルニアの洲花になっています。漢字で「花菱草」と書くことからもわかるように、ひし形の4枚の花びらをつけます。開花時期が長く、お手入れもほとんど必要ありませんので、ガーデニング初心者の方にもおすすめです。
ハナビシソウの花言葉
ハナビシソウの花言葉は「富」「成功」「私を拒絶しないで」です。
カリフォルニアでは春になると大地を埋め尽くすほどハナビシソウが一面に咲き乱れるそうです。開拓時代、開拓者たちがこの様子を見て黄金をイメージしたことから「富」「成功」という花言葉がつけられました。
先ほど黄色い花にはネガティブな花言葉が付きやすいと紹介しました。ハナビシソウも黄色の花ですので、ネガティブな花言葉がつきそうになったところに反発して「私を拒絶しないで」という花言葉がつけられたという説があります。
ハナビシソウの季節・開花時期
季節:春~初夏
開花時期:4~6月
4月に白色の花を咲かせる品種咲く花
4月に咲く花:カモミール

カモミールの特徴
ハーブの代表格ともいえるカモミールは可憐な白い花とは裏腹に、踏まれれば踏まれるほど丈夫に育つともいわれる、とても生命力の強い植物です。日本では19世紀にオランダから輸入されました。お茶やアロマオイル、入浴剤としても人気があり、カモミールティーは鎮静、安眠、発汗の効果が、アロマオイルとしては安眠やストレス解消の効果があります。
カモミールの花言葉
カモミールの花言葉は「逆境に耐える」「逆境で生まれる力」です。
カモミールが踏めば踏むほど力強く成長することが由来となって付けられました。
カモミールの季節・開花時期
季節:春~初夏
開花時期:4~7月
4月に咲く花:スズラン

スズランの特徴
春の訪れを真っ白な花で知らせるスズラン。葉の後ろにひっそりと花を咲かせる様子が、男性の影に寄り添う可憐な女性のように見えたことから、和名では「君影草」と呼ばれます。
可愛らしい花からは想像しにくいですが、毒性のある植物です。海外ではスズランを活けていた花瓶の水を飲んで幼い少女が亡くなったという例もありますので、取り扱いには注意しましょう。
スズランの花言葉
スズランの花言葉は「純粋」「純潔」「謙遜」「再び幸せが訪れる」です。
「純粋」「純潔」はスズランの真っ白な花から、「謙遜」はうつむき加減に咲くスズランの花が謙遜しているようであることからつけられました。
ヨーロッパではスズランは春の象徴であることから、やっと春が来たという喜ばしい気持ちを「再び幸せが訪れる」という花言葉で表したと言われています。
スズランの季節・開花時期
季節:春
開花時期:4~5月
4月に赤色の花を咲かせる品種咲く花
4月に咲く花:ポピー

ポピーの特徴
風にたなびく薄い花びらが美しいポピーは、鉢植えでも地植えでも楽しめるお花です。基本の花びらは4枚ですが、八重咲の品種もあります。苗を育てるのはやや難しさがありますが、日当たりがよく、乾燥した場所であればこぼれた種から群生していきます。
和名では「雛芥子(ヒナゲシ)」、別名は「虞美人草(グビジンソウ)」です。ケシと聞くとアヘンを思い浮かべる方もいるかもしれませんが、ポピーからは取れませんので栽培が可能です。虞美人草の由来は、項羽と劉邦の最後の戦いにて、項羽に愛された虞美人が自害したそばで花が咲いたと言われることに由来しています。
ポピーの花言葉
ポピーの花言葉は「いたわり」「思いやり」「恋の予感」「陽気で優しい」です。
「いたわり」「思いやり」はギリシャ神話が由来で、豊穣の神デメテルがポピーを摘んで心をなぐさめたことにちなみます。
ヨーロッパでは麦畑などの雑草扱いされることもあるポピーですが、太陽にまっすぐと鮮やかな色の花を咲かせることから「恋の予感」「陽気で優しい」というポジティブな花言葉がつけられました。
ポピーの季節・開花時期
季節:春
開花時期:4~6月
4月に咲く花:ガーベラ

ガーベラの特徴
陽気で明るい雰囲気のガーベラは茎だけがまっすぐに伸びる姿が特徴です。花束も素敵ですが、一輪挿しでも充分な存在感があります。日本には大正時代に輸入され、花様子から「花車」「花千本槍」と呼ばれていました。風情のある和名ですね!
ガーベラの花言葉
ガーベラの花言葉は「希望」「常に前進」です。
ガーベラの花は赤、ピンク、オレンジなどカラフルで、見ているだけで元気になれることからポジティブな花言葉がつけられました。前向きになれる花言葉なのでプレゼントにもよさそうですね。
ガーベラの季節・開花時期
季節:春、秋
開花時期:4月~6月、10月~11月
まとめ
春は色とりどりの花が咲く季節ですので、どのお花を育てようか迷う贅沢な悩みがありますね。ガーデニングの場所がないという方は、水栽培ができる球根草花がおすすめです。お家の中でもきれいな花を咲かせますよ!お庭にスペースのある方はぜひ藤やミモザといったボリューム感のある草木にチャレンジしてみてくださいね。