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イチジク(無花果)の種類・品種まとめ|特徴や育て方も紹介

イチジク(無花果)の種類・品種まとめ|特徴や育て方も紹介

イチジクは日本でも食用として人気の果実です。不老長寿の果実とも呼ばれるほど栄養価が高く、健康志向の方を中心に人気を集めています。今回はイチジクの基本情報や栽培方法を紹介します。イチジクを育ててみたい方はぜひ参考にしてください。

イチジク(無花果)とはどんな果実?

イチジク(無花果)とはどんな果実?

イチジクは日本でも親しみのあるクワ科フィクス属の植物です。アダムとイブの物語では禁断の果実としてイチジクが登場していたのだそう。とろけるような食感と甘みが特徴で、一度食べたら病みつきになることから、禁断の果実と呼ばれているのかもしれません。厳密には、イチジクの食用部分は花です。花軸が肥大化したものがイチジクの果実と思われています。

イチジクの基本情報

イチジクはイラクサ目クワ科イチジク属 の植物です。イチジクは寒さに弱い傾向にあるので、日本では関東より北の地域は生育に向きません。鳥による果実の被害が多い植物なので、イチジクを育てる際はしっかり防除しなければならないのが難点です。果実はそのまま食べるのもよいですが、ジャムや甘露煮にして食べる方法もおすすめ。イチジクはサラダやタルトにして食べても美味しくいただけます。

科・属イラクサ目クワ科イチジク属
和名無花果(いちじく)
英名Fig tree
学名Ficus carica
花の色- ※実の内側に花が咲く
原産地アラビア半島南部・地中海沿岸地方
開花期6~9月

イチジクの開花時期

イチジクは、夏果と秋果を楽しめる品種があります。夏果は6月下旬から8月上旬が収穫時期で、毎日少しずつイチジクの果実を収穫できます。秋果は、8月中旬から10月中旬が果実の収穫時期です。基本的にイチジクは夏から秋が旬の時期と覚えておきましょう。品種によっては夏果と秋果の両方を楽しめるイチジクもあります。

イチジク(無花果)の花言葉と由来

イチジク(無花果)の花言葉と由来

イチジクの花言葉は以下の5つが有名です。

イチジクの花言葉

  • 「子宝に恵まれる」
  • 「多産」
  • 「豊富」
  • 「裕福」
  • 「実りある恋」

どの花言葉も「たくさん」といった意味が含まれており、愛や欲求が満たされる様子を表しています。イチジクは花言葉だけで心豊かになる植物ではないでしょうか。子宝に関する花言葉もあるので、妊娠を希望されている方には嬉しい果実ではないでしょうか。ただし、イチジクを食べれば子宝に恵まれるといった意味ではないので留意してください。

イチジクが誕生花の日

イチジクは4月5日と4月10日の誕生花です。イチジクは無花果とも表記されることから、花名にあまりよいイメージの少ない植物です。しかし、花言葉には「恵」を連想させる言葉が選ばれているので、プレゼントにも向いているのではないでしょうか。大切な人の誕生日にイチジクの料理を贈るのも、よいアイデアかもしれません。イチジクが自分の誕生花の方は、恵を手に入れるといった願掛けも込めて自宅で育ててみるのはいかがでしょうか。

イチジクの花言葉の由来

イチジクの花言葉は、1つの木にたくさんの果実がなることから「実りある恋」や「子宝に恵まれる」などの花言葉が付けられたのだそう。複数の果実がなる木の姿に「多産」などの子孫繁栄の様子が連想されたのでしょう。花言葉の「豊富」や「裕福」もイチジクの果実から付けられた言葉です。恋を実らせたい方も、イチジクの木や果実に願掛けしてみてはいかがですか。

イチジク(無花果)の種類・品種

イチジク(無花果)の種類・品種

イチジクでよく知られている6つの品種を紹介します。イチジクを育ててみたい方や、種類の違いを知りたい方はぜひ参考にしてください。

日本種

日本種は「蓬莱柿(ほうらいし)」の名でも知られているイチジクの品種。収穫量が多く、耐寒性や樹勢が強いのが特徴です。秋果のイチジクですが、果実の熟成はやや遅めなので収穫できるまで焦らずゆっくり育てていきましょう。雨が降ると果実が避けやすい品種ですので、実がなったら早めに収穫することをおすすめします。

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ビオレー・ドーフィン

ビオレー・ドーフィンは、夏果専用の品種です。味の美味しさには定評があり、果実も大きいので食べ応えがあるでしょう。樹勢が強くないので、イチジクをこぢんまりと育てたい方におすすめ。自宅の庭スペースが狭い方でもビオレー・ドーフィンなら無理なく育てられるのではないでしょうか。

ビオレー・ソリエス

ビオレー・ソリエスは、イチジクの種類の中でも甘みが強いのが特徴です。樹勢も日本種に次いで強いので、力強い生育を感じられるでしょう。秋果専用の品種のため、夏は実を収穫できません。ビオレー・ソリエスは、裂果が少ないのも嬉しいポイント。日本種と同じくらいの時期に実が熟成するので、ほかの秋果の品種に比べて果実の収穫は遅めです。

ブラウン・ターキー

イチジクを小さく育てたい方におすすめなのが、樹勢の弱いブラウン・ターキー。兼用品種ですので、夏果と秋果の両方を堪能できます。実はやや小ぶりですが、味のよさには自信のあるイチジクです。ブラウン・ターキーは耐寒性に弱い傾向にあるので、比較的気温の高い地域で育てるのが望ましいです。ブラウン・ターキーを育ててみたい方は、生育環境をチェックしてから購入を検討してください。

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ザ・キング

ザ・キングはイチジクの品種の中でも果実が大きいのが特徴です。夏果専用の品種のため、秋前には果実の収穫が終了します。樹勢はやや強いので、程よい大きさのイチジクを探している方におすすめ。イチジクの中でも舌触りがなめらかな品種のため、食感が苦手方でも美味しく食べられるのではないでしょうか。ダイナミックな果実を堪能したい方は、ぜひザ・キングを試してみてください。

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桝井ドーフィン

青果店に果実がよく並んでいる品種は桝井ドーフィン。イチジクの中でも大ぶりの果実で、味はほかの品種に比べてやや物足りない部分もありますが安定した品質です。兼用品種なので、夏果と秋果の両方を楽しめます。桝井ドーフィンは収穫量が多い点も人気の理由。樹勢は強くないので、コンパクトに育てたい方にも向いています。

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イチジク(無花果)の育て方・栽培方法

イチジク(無花果)の育て方・栽培方法

イチジクの育て方や栽培方法を紹介します。以下の要点をしっかりチェックして、元気で美味しいイチジクを育ててみてください。

イチジクに適した栽培環境

イチジクは日あたりのよい場所を好むので、日差しがよくあたる場所で育ててあげましょう。方角としては南向きが最適です。イチジクは強風が苦手な植物のため、風あたりの強い場所は避けてください。気温が15度を超えると成長期に入り、22〜27度ほどで果実が成熟します。気温が38度以上になると皮が硬くなる傾向にあるので、自宅で育てる際は気温の変化も観察することが大切です。

イチジクの土作り

イチジクは水はけがよく、さらに水持ちがよい土を好みます。保水性の高い土を選んであげるとよいでしょう。市販の果樹用の土を使っても構いません。自分で調合する場合は「赤玉土7:腐葉土3」の割合で土を作ってあげてください。イチジクはややアルカリ性の土を好むので、隣に植える植物も考慮するようにしましょう。

イチジクの水やり方法

イチジクは水切れに弱い傾向にあるので、土が乾いているときはたっぷり水分を与えます。鉢植えで育てている方は、鉢底から水が流れ出るくらいの水を与えるのがポイントです。あまり水を与えすぎても根腐れが起こるので、適度に水分を与えるようにしてください。

イチジクを地植えする場合は、特に水やりをする必要はありません。自然の雨で水分は十分です。ただし、あまり日照り続きで土が乾燥してしまうとイチジクがよく育ちません。天気をチェックしながら、適宜水を与えてください。

イチジクの肥料の与え方

イチジクは生長のためにたくさんの肥料を必要とします。イチジクの体力を保つためにも、肥料は切らさないように注意しましょう。鉢植えや地植えに関係なく、11月〜1月の間は元肥、6〜9月の成長期には追肥を行います。

地植えの場合は、化学肥料はあまり使わず堆肥を与えてください。有機物を施すのがポイントですので、生ゴミを再利用してもよいです。鉢植えでイチジクを育てる場合は、有機固形肥料を元肥に使ってください。追肥には緩効性化成肥料を使いましょう。

イチジク(無花果)の手入れ方法や増やし方

イチジク(無花果)の手入れ方法や増やし方

イチジクを地植えで育てる場合は、苗木の根っこを軽くほぐしてから植えます。根を広げながら植えるのがポイントです。苗木が倒れないように根元はしっかり土で覆ってあげましょう。支柱を付けると、根が折れたり倒れたりするリスクを軽減できます。

鉢植えでイチジクを育てる場合も、基本的には地植えと同じ方法です。イチジクを増やす際は、挿し木を使います。挿し木を選ぶときは病気になっていない健康的な枝を選んでください。挿し木は枝の先端を15~20cmほどカットします。根が張るまでは鉢全体にビニール服を被せておくのがポイント。根が張るまでは日陰で管理してあげましょう。

イチジク(無花果)を育てる時に気をつける病気や害虫

イチジク(無花果)を育てる時に気をつける病気や害虫

イチジクは基本的に病気や害虫に強い植物です。ただし、カミキリムシの被害は多く報告されているので注意しましょう。カミキリムシの幼虫がイチジクの幹や枝の中に侵入して、木を枯れさせるケースがあります。イチジクを元気に育てるためにも、カミキリムシを発見した際はしっかり駆除してください。

カミキリムシの幼虫は穴の開いた部位から木の中へと侵入します。株元におがくずのような糞を見つけたら、カミキリムシがすでに侵入している可能性があります。殺虫剤などを使って害虫からイチジクを守りましょう。

まとめ

イチジクは植物の成長だけではなく、果実の収穫や味覚を楽しめるのが魅力です。縁起のよい花言葉がある植物なので、興味のある方はこの機会にぜひ育ててみませんか。イチジクはさまざまな品種があるので、夏果や秋果などの特徴から自分に合ったイチジクを探してみましょう。栽培方法も参考に、元気で美味しいイチジクを育ててください。

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