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芍薬(シャクヤク)の花言葉|種類・色別の意味や英語名、花名の由来

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という美人を例えることわざで有名な芍薬は、その美しい花と香りでたくさんの人に愛されてきました。この記事では、芍薬の花言葉や花名の由来、種類・品種などをご紹介します。

目次

芍薬(シャクヤク)の花言葉

芍薬(シャクヤク)の花言葉

芍薬には、「はにかみ」、「恥じらい」、「謙遜」、「清浄」、「威厳」という花言葉があります。

芍薬(シャクヤク)の花言葉の由来

芍薬の花言葉は、イギリスの民話が由来となっています。恥ずかしがり屋の妖精が芍薬の花びらに隠れたとき、妖精の顔と同じように芍薬の花びらも赤く染まったというお話です。
イギリスには顔を赤くするという意味の「blush like a peony(シャクヤクのように顔を赤らめる)」という慣用句があるため、この慣用句から花言葉が生まれたという説もあります。
また、芍薬が夕方に花を閉じてしまうことから、「恥じらい」、「謙遜」という花言葉が生まれたともいわれています。

芍薬(シャクヤク)の花言葉は怖い?

一般的な芍薬の花言葉に怖い意味はありませんが、紫色の芍薬の花言葉は少し怖いと思う方もいるかもしれません。
紫色の芍薬の花言葉は「憤怒」、「怒り」です。

芍薬(シャクヤク)の色別の花言葉

芍薬(シャクヤク)の色別の花言葉

白色の芍薬(シャクヤク)の花言葉

白色の芍薬の花言葉は「はにかみ」、「恥じらい」、「幸せな結婚」、「満ち足りた心」です。

赤色の芍薬(シャクヤク)の花言葉

赤色の芍薬の花言葉は「威厳」、「はにかみ」、「荘厳」です。

ピンク色の芍薬(シャクヤク)の花言葉

ピンク色の芍薬の花言葉は「はにかみ」、「恥じらい」です。

芍薬(シャクヤク)の花名の由来

芍薬(シャクヤク)の花名の由来

芍薬の花名は、姿が美しくたおやかな様を意味する「綽約(しゃくやく)」が由来という説があります。
芍薬の美しさは、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という美人の例えでもお馴染みですね。

芍薬(シャクヤク)の英語での花名

芍薬の英語での花名は「Chinese peony(チャイニーズピオニー)」です。「peony」のみだと芍薬や牡丹の総称となります。ちなみに牡丹は「tree peony」です。

芍薬(シャクヤク)の英語での花名の由来

芍薬を英語では「Chinese peony(チャイニーズピオニー)」といいますが、この「peony」の由来はギリシャ神話に登場する医薬の神、「パイエオン」といわれています。
パイエオンは女神レトがゼウスの子どもを出産するとき、芍薬の根を使って痛みを和らげたという話があります。

芍薬(シャクヤク)が誕生花なのはいつ?

芍薬(シャクヤク)が誕生花なのはいつ?

芍薬が誕生花の日は、2月8日、5月2日、5月14日、7月24日です。

芍薬(シャクヤク)ってどんな花?

芍薬(シャクヤク)ってどんな花?

芍薬は奈良時代に日本に渡ってきたという説もあれば、平安時代に伝わったという説もあります。根が薬用として使われ、「当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)」や「芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)」という漢方薬にもなっています。芍薬の漢方薬は、鎮痛効果や婦人科系の病気に効能があります。園芸種としては江戸時代に品種改良が活発となり、現在の熊本県である肥後藩では、「肥後芍薬」というオリジナルの園芸種も生み出されました。

芍薬(シャクヤク)の基本情報

科・属 ボタン科・ボタン属
和名芍薬(シャクヤク)
英名chinese peony
学名Paeonia lactiflora
花の色白、赤、ピンク、黄色、オレンジ、青、紫
原産地シベリア、中国、モンゴルなど
開花時期5~6月

芍薬(シャクヤク)の花の色

芍薬の花の色は白、赤、ピンク、黄色、オレンジ、青、紫です。

芍薬(シャクヤク)の種類・品種

芍薬(シャクヤク)の種類・品種

芍薬は世界中で人気の園芸種で、様々なバリエーションがあります。西洋で生まれた品種は大輪で鮮やかな色のものが多いといわれています。

サラベルナール

サラ・ベルナールとは、19世紀半ばから20世紀初頭に活躍したフランスの女優です。八重咲きの芍薬の代表的な品種で、美しいライトピンクの花色と良い香りが名前にぴったりです。

エッチドサーモン

濃いピンク色からサーモンピンクのグラーデションが美しい花です。花びら一枚一枚にグラデーションがあるため、つぼみから満開までの間、毎日色合いの変化を楽しめます。

コーラルチャーム

コーラルチャームは半八重咲きで、珊瑚色の大輪の花を咲かせます。他の芍薬に比べて咲く時期が早く、徐々に淡い色に変化していくのもコーラルチャームの楽しみのひとつです。

かぐや姫

かぐや姫は大輪種で、淡いピンク色の花を咲かせます。花びらが幾重にも重なり、縁がフリルのようになっています。

芍薬(シャクヤク)と同じ科の花

芍薬(シャクヤク)と同じ科の花

芍薬と同じボタン科の花には、牡丹(ボタン)があります。
牡丹の花言葉は「人見知り」、「恥じらい」、「富貴」、「風格」です。
中国の唐の時代では、「花王」や「百花王」とも呼ばれていました。
牡丹の「花王」に対し、芍薬は花の宰相という意味の「花相」とも呼ばれます。

芍薬(シャクヤク)の育て方

芍薬(シャクヤク)の育て方

芍薬を育てるには日当たりがよく水はけのよい肥沃な土壌が適しています。鉢植えの場合は土が乾燥したら水を与えます。庭で育てる場合は水やりは不要ですが、雨があまりふらない時期には水を与えます。植え付けや植え替えは4〜5月や9〜10月が良いでしょう。
開花後の花がらは花茎から切り取りましょう。種ができて株が消耗するのを防ぎ、風通しが良くなることで病害虫を予防します。

芍薬(シャクヤク)の歴史

芍薬(シャクヤク)の歴史

芍薬は奈良時代もしくは平安時代に日本に伝来したという説があり、中国では古来から漢方薬の材料として栽培されていました。日本では漢方薬として伝わった後に観賞用としても愛される様になり、江戸時代には園芸植物として盛んに品種改良がされました。

芍薬(シャクヤク)の逸話

芍薬(シャクヤク)の逸話

芍薬の逸話に、平安時代の女流歌人、小野小町の話があります。
小野小町に心を寄せ、想いを告げた深草少将は、小町から「百夜毎晩私のもとに通って亡くなった母の愛した芍薬を高土手に植えてくれたなら、貴方のお心に添いましょう」という返事を受け取ります。深草少将は長鮮寺に仮の住まいを定め、そこから芍薬の株を持って毎晩高土手に植えに行き、帰るという日々を過ごしました。
100日目は雨が降り続いたあとで、いよいよ小町に会えると100株目を植えに行った深草少将は川で橋とともに流され、命を落としてしまいます。小町は大変悲しみ、99首の歌を捧げました。

まとめ

芍薬には、「はにかみ」、「恥じらい」、「謙遜」、「清浄」、「威厳」という花言葉があります。
花言葉の由来は、恥ずかしがり屋の妖精や芍薬の花に隠れ、花びらも赤く染まったというイギリスの古い民話が有名です。
花名は姿が美しくたおやかな様を意味する「綽約(しゃくやく)」が由来となっています。
漢方として使用されるほか、園芸種としても人気があり、サラベルナールやエッチドサーモンなど、数多くの品種が栽培されています。花びらにグラデーションがある品種では、蕾、咲き始め、満開の過程で色合いの変化が楽しめます。

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