キンモクセイ(金木犀)の花言葉|花言葉は怖い?由来や開花時期は?

2020 11/26
キンモクセイ(金木犀)の花言葉|花言葉は怖い?由来や開花時期は?

キンモクセイ(金木犀)といえば、香りが好きな方も多いでしょう。最近ではキンモクセイ(金木犀)のコロンも話題になりました。記憶に残る香りですから、思い出がある方もいるかもしれませんね。そんなキンモクセイ(金木犀)の花言葉や由来、花の咲く時期などを解説します。

目次

キンモクセイ(金木犀)の花言葉

キンモクセイ(金木犀)の花言葉

キンモクセイの花言葉は、「真実」、「気高い人」、「謙虚」、「陶酔」、「誘惑」です。

キンモクセイの花言葉の由来

キンモクセイの香りがとても芳しいのに対し、花はとても小さいことから「気高い人」や「謙虚」という花言葉が生まれました。また、キンモクセイの人を引きつける強い香りも、「陶酔」や「誘惑」という花言葉になったと考えられています。「真実」という花言葉は、キンモクセイの隠すことのできない香りが由来です。

キンモクセイの花言葉は怖い?

キンモクセイには「隠世」という花言葉があると言われています。「隠世」というのは現世の反対、つまり死後の世界のことです。キンモクセイには古くから魔除けの効果があるとされているので、このような花言葉が生まれたのかもしれません。

キンモクセイ(金木犀)の花名の由来

キンモクセイ(金木犀)の花名の由来

キンモクセイの花名は、金が橙黄色の花の色を指し、木犀は樹皮がサイ(犀)の足に似ていることから名付けられました。キンモクセイに出会ったら、花だけではなく樹皮にも注目してみましょう。

キンモクセイ(金木犀)の英語での花名

キンモクセイは英語で「fragrant orange-colored olive」と呼ばれています。香りの良いオレンジ色のオリーブという意味です。学名に含まれている「Osmanthus」は「osme(香り)」と「anthos(花)」を合わせた言葉です。

キンモクセイ(金木犀)が誕生花なのは何日?

キンモクセイは10月1日、10月6日、10月7日、11月2日、11月24日の誕生花です。キンモクセイはフレグランスなど様々な商品に使われています。お誕生日に誕生花にちなんだプレゼントを贈ると喜ばれるかもしれませんね。

キンモクセイ(金木犀)の種類と花言葉

キンモクセイ(金木犀)の種類と花言葉

キンモクセイには同じモクセイ科の仲間がいくつかあり、それぞれに花言葉があります。ここでは、ギンモクセイ、シキザキモクセイ、ウスギモクセイとそれぞれの花言葉をご紹介します。

ギンモクセイ(銀木犀)と花言葉

ギンモクセイはモクセイ科の植物で、キンモクセイはギンモクセイの変種と言われています。9〜10月頃に白色の花が咲きます。ギンモクセイは漢字で書くと銀木犀ですが、この銀は花の白を指しています。花言葉は「初恋」です。

シキザキモクセイ(四季咲き木犀)と花言葉

シキザキモクセイはキンモクセイやギンモクセイと異なり一年間に何度か花を咲かます。花言葉は「真実」「謙遜」「初恋」「陶酔」です。

ウスギモクセイ(薄黄木犀)と花言葉

ウスギモクセイはギンモクセイの変種で、淡い橙黄色の花を咲かせます。ウスギモクセイ単体の花言葉はありませんが、モクセイ科の植物の花言葉は「謙遜」「真実」です。

キンモクセイ(金木犀)ってどんな花?

キンモクセイ(金木犀)ってどんな花?
科・属     モクセイ科・モクセイ属
和名金木犀、巌桂
英名fragrant orange-colored olive
学名Osmanthus fragrans var. aurantiacus
花の色橙黄色
原産地中国南部
開花時期9〜10月

キンモクセイの特徴

キンモクセイは9〜10月に開花し、葉の付け根に小さな橙黄色の花を咲かせます。花弁は四枚で、いくつかの花が固まって咲きます。遠くまで香る芳香が特徴で、公園の生け垣などによく植えられています。また、排気ガスなどに弱いため、大気汚染の指標植物ともなっています。

キンモクセイ(金木犀)は三大香木のひとつ!

キンモクセイは三大香木のひとつです。三大香木は香りで有名な3つの樹木ですが、それぞれ季節が違います。
キンモクセイは秋に咲きます。その他の2つは春のジンチョウゲ(沈丁花)夏のクチナシ(梔子)です。
また、キンモクセイは中国の十大名花のひとつでもあります。

キンモクセイ(金木犀)が日本に伝来したのはいつ?

キンモクセイ(金木犀)が日本に伝来したのはいつ?

キンモクセイが日本に伝来したのは江戸時代と言われており、その後北海道と沖縄を除く日本中に広がりました。
日本に伝わったキンモクセイは雄株のみであったため、日本のキンモクセイは実をつけず、挿し木で増えています。

キンモクセイ(金木犀)の用途

キンモクセイ(金木犀)はさまざまな用途で楽しまれています。中国では茶葉にキンモクセイの花を混ぜてお茶を入れる桂花茶が人気です。また、白ワインにキンモクセイの花を三年間漬けた桂花陳酒は、古くは楊貴妃が好んで飲んでいたと伝えられています。その他にも桂花醬というキンモクセイのジャムやシロップがあります。
日本でもフレグランスなどキンモクセイに関わる様々な商品が出ており、キンモクセイの甘い香りはいろいろ用途で楽しめます。

キンモクセイのおまじない

ヨーロッパではキンモクセイが魔除けなどの様々な力を持つと信じられています。キンモクセイには潜在能力を引き出す力があると考えられていますから、愛の告白にはおまじないとしてキンモクセイの香りをつけるのも良いかもしれません。

キンモクセイ(金木犀)の逸話

キンモクセイに関わるこんな話があります。昔、鳥取の丹後町の武家屋敷を老人が訪ねました。月が照らす庭からは甘い香りが漂い、老人が庭を見ると女が髪を振り乱して行ったり来たりしていました。老人はこの家に住む若侍の恋人だろうと思い帰ろうとしましたが、若侍は幽霊だと言って木刀で女を打ちます。手応えはなく、女は消えてしまいました。老人が帰るとき、女が消えた庭の隅にキンモクセイが植えられていたことに気づきました。ぽきっと枝が折れる音がして、上の枝に女が現れました。それから毎晩枝が折れる音がして、やがてキンモクセイは枯れてしまいました。幽霊は消えましたが、屋敷の人も皆死に絶えてしまったということです。

キンモクセイの中国での伝説

中国の伝説には、嫦娥という名前の月の女神がいます。嫦娥は不老不死の薬を飲み、月で暮らしています。中秋の名月の晩、嫦娥が地上を見下ろすと、人々は宴を開いていました。嫦娥はその宴につられて月で踊り、彼女の夫はキンモクセイを叩いてリズムを取りました。そのとき地上にキンモクセイの種が落ち、地上でもキンモクセイが咲くようになったのだそうです。

キンモクセイ(金木犀)の花言葉を扱った作品

キンモクセイの花言葉は、物語の中でも登場します。ここでは金木犀の花言葉で有名な作品を2作品紹介します。

ゴブリンスレイヤー

「ゴブリンスレイヤー」は、ダークファンタジー小説です。もともとインターネット小説だったものが書籍化し、漫画化もしています。ゴブリンを倒していく冒険ストーリーの中に金木犀の花言葉が出てきます。ぜひ探してみてください。

東京喰種トーキョーグール

「東京喰種」はアニメ化もされている人気漫画です。この作品にもキンモクセイの花言葉が登場します。アニメでは「東京喰種√A」第7話に出てきます。ファンの方はぜひチェックしてみてください。

まとめ

キンモクセイの花言葉は、「真実」、「気高い人」、「謙虚」、「陶酔」、「誘惑」です。江戸時代に日本に伝来し、甘い独特な香りは様々な用途で楽しまれています。また、キンモクセイは10月1日、10月6日、10月7日、11月2日、11月24日の誕生花です。キンモクセイの贈り物をする際には、ぜひ参考にしてみてください。

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