アベリアの花言葉の意味・由来|花の特徴や種類・誕生花も紹介

2020 11/25
アベリアの花言葉の意味・由来|花の特徴や種類・誕生花も紹介

春から秋にかけて次々と小さな花を咲かせるアベリア。道路沿いや公園などに植栽として使われていることも多いため、みなさん一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。今回はそんなアベリアの花言葉やその由来について紹介します。

目次

アベリアの花言葉と由来

アベリアの花言葉と由来

アベリアにはどのような花言葉が存在するのでしょうか?由来も合わせて紹介します。

アベリアの花言葉

アベリアの花言葉は「強運」「気品」「謙虚」「謙譲」です。小さいにもかかわらずほんのりと優しい香りをもち、夏でも可憐な花を咲かせてくれるこの花にはぴったりの花言葉ですね。

アベリアの花言葉の由来

それぞれの花言葉には、一体どのような由来があるのでしょうか?

花言葉「強運」の由来

花言葉「強運」は、勢いよく伸びた枝先に香りのあるたくさんの小花を咲かせ、それらが長期間に渡って咲き誇る樹勢の強さに由来すると言われています。

花言葉「気品」「謙虚」「謙譲」の由来

「気品」「謙虚」「謙譲」は、それぞれの小さい花が慎ましくも決して自己主張をせず、可憐に咲く姿に由来しているとされています。アベリアの見た目にぴったり合う花言葉ですね。

アベリアの花名とその由来

アベリアの花名とその由来

アベリアの花名について、由来も合わせて紹介します。

アベリアの学名(英名)とその由来

学名と英名である「Abelia(アベリア)」という名前は、19世紀に中国で植物を採集したイギリスの医師であり博物学者でもあるクラーク・エーベル(Clarke Abel)にちなんでつけられました。クラークはイギリス外交団の医師として中国を訪れ、中国の植物を採集して標本をつくり、イギリスに情報をもたらしました。

英語では、アベリアの特徴的な光沢のある葉にちなんで「Glossy abelia(光沢のあるアベリア)」と呼ばれることもあります。

アベリアの和名とその由来

和名の「ハナツクバネウツギ(花衝羽根空木)」は、アベリアの花の形がツクバネ(衝羽根)に似ていて、開花後に残るがく片(花弁の付け根にある小さい葉のようなもの)がウツギ(空木)のように見えることに由来しています。

ツクバネとはお正月の羽根つきの羽ことで、ウツギはアジサイ科ウツギ属の落葉低木を指します。

誕生花がアベリアなのは何日?

誕生花がアベリアなのは何日?

アベリアは7月7日の誕生花です。七夕の日が誕生日の方は、まさに「強運」の持ち主ですね !

アベリアの種類・品種

アベリアの種類・品種

一般的にアベリアというと、「アベリア・グランディフローラ」という正式名所をもつ、中国原産のキネンシス種であるシナツクバネウツギと同属であるユニフローラの交配種を指します。

それ以外にも、約30種類のアベリアの仲間がメキシコや東アジアに分布していますが、その中で数種類のみが日本で自生しています。ここではいくつかのアベリアの種類や品種を簡単に紹介します。

グランディフローラ

「グランディフローラ」は一般的なアベリアとされる種類で、日本では一番良く見かけられます。19世紀のイタリアで、中国原産のキネンシス種(シナツクバネウツギ)とユニフローラ種が交配されたのが起源です。寒い地域では落葉してしまいますが、気温が比較的高いところでは常に緑色の葉をつけます。寒さにも強いため丈夫で育てやすく、園芸を楽しむ人にも人気があります。

フランシスメイソン

「フランシス・メイソン」は、園芸としてよく使われる品種です。葉は光沢がありレモンのような黄色の班が入っています。冬は寒すぎなければ黄色の葉を残しますが、地域によっては落葉が多くなることもあります。開花時期は6月〜7月で、釣り鐘のような形をした白色の小さな花を咲かせます。ゆっくりと成長し丈夫で病害虫が少ないので、公園や道路沿いでもよくみられます。

カレイドスコープ

日本語で「万華鏡」を意味する「カレイドスコープ」。その名の通り、万華鏡のように一年を通して葉っぱの色を変えるのが特徴なので、昨今はカラーリーフとしても人気です。葉は明るいグリーンに黄の斑が入っており、秋が訪れるとオレンジ色へと変化し、冬がくると赤く紅葉します。白色の花を咲かせます。

エドワードゴーチャ

「エドワード・ゴウチャー」は、花色はグランディフローラより濃いピンクで、形が少しふっくらとした花を咲かせます。葉はグランディフローラよりも小さく、光沢のある緑色をしていますが、冬になるとオレンジから赤紫色に色付きます。全体的にコンパクトですが、生育は強健で花付きがよく、育てやすい品種とされています。

ホープレイズ

「ホープレイズ」の葉は光沢があり、クリーム色から白色の斑が入るため、全体的な印象が非常に明るく、カラーリーフとしても人気の品種です。花色は白色からピンク色です。

アベリアの基本情報

アベリアの基本情報
科・属スイカズラ科・ツクバネウツギ属
和名ハナツクバネウツギ(花衝羽根空木)
英名Abelia
学名Abelia
花色白、淡ピンク
原産地中国
開花期6~11月

スイカズラ科は北半球を中心に世界の様々な地域に広く分布し、アベリアのような鐘状の花を咲かせる植物が多く属してます。開花時期は種類や品種によってそれぞれ異なりまが、春から秋まで咲き続ける四季咲きなので、真冬以外は常に花を望めるといっても過言ではありません。

アベリアの特徴

アベリアの特徴

アベリアは、枝いっぱいに小さな葉と小さな花を付ける半常緑低木です。(真冬などは落葉する場合があります。)高さは1m~1.5m程度の低さで、こんもりとしたブッシュ状となるためコンパクトに保つことができます。

開花期間は春から秋にかけてと非常に長く、暑い夏でも負けずに綺麗な花を咲かせてくれます。それぞれの花は小さいためほとんど香りはしませんが、花の塊に花を近づけるとほんのりと優しい香りがします。
花の色は白色やピンク色などでシンプルですが、葉の色はもっと豊富で、光沢のある緑色や、白斑やレモンイエローのような色の斑が入るもの、赤く色付くものなどが存在します。この葉の特徴から、最近はカラーリーフとしての人気も集めています。

また、暑さに強いだけでなく、病害虫による被害も少ないため比較的丈夫で育てやすいとされています。たまに剪定をすれば、あとは放置をしておいても元気に育ってくれるため、歩道、道路沿い、公園、お庭、生垣、最近では、マンションなどのエントランスの植栽などにも幅広く利用されています。強健なので日陰でも育ちますが、花をたくさん咲かせたい場合は日当たりがいい場所に植えるといいでしょう。

まとめ

春から秋にかけての長期間、小さくて可愛らしい花をたくさん咲かせてくれるアベリア。ほんのりと優しい香りがするのも魅力的ですよね。育てやすく、簡単な剪定でコンパクトに形を保つこともできるので、どんな場所やお家にも比較的取り入れやすいです。

花だけでなく葉を鑑賞する楽しみもあり、「強運」や「気品」「謙虚」「謙譲」といった上品で素敵な花言葉をもつアベリアを、是非この機会にお家のガーデニングに取り入れてみてはいかがでしょうか?

目次
閉じる