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かぼちゃの水やりと栽培方法|手入れの時期と仕方、注意点も

かぼちゃのプランター栽培の方法

かぼちゃをプランター栽培するなら、深さ20cm以上のプランターを使いましょう。狭い場所で栽培するときはフェンスなどの近くにプランターを置き、つるを誘引して空中栽培するのがおすすめです。

市販の野菜用培養土で十分ですが、水はけを良くするためにバーミキュライトや川砂を加えても。プランター栽培の場合は、1株から2個くらいのかぼちゃが収穫できます。

かぼちゃの水やりの時期と方法

かぼちゃの水やりの時期と方法

かぼちゃの根は丈夫で、自ら水を求めて地中のあらゆる場所に根を張っていきます。そのため、地植えのかぼちゃの水やりは基本的には植え付けのときだけでよく、あとはほとんど不要です。

かぼちゃに水をやりすぎると湿度の高い状態が続き、病害虫が発生しやすくなってしまいます。地植えとプランター栽培ともに、乾燥気味に育てるよう心がけましょう。

地植えのかぼちゃの水やりの方法

地植えのかぼちゃは、乾燥が激しいときだけ水やりをすれば十分です。4〜6月は5〜10日に1回、7〜8月中旬までは3〜7日に1〜2回ほどを目安にしましょう。

プランター栽培の水やりの方法

プランター栽培のかぼちゃは、土の表面が完全に乾いたのを確認してから水やりをします。梅雨時期は湿度が高くなりやすいので、表土の様子を注意深く観察しつつ水をあげるとよいでしょう。

かぼちゃを育てるときの注意点

かぼちゃを育てるときの注意点

かぼちゃはうどんこ病と疫病にかかりやすい植物です。お世話のついでに異常がないかを確認し、病変部分は速やかに除去しましょう。実の下にはトレーを入れ、太陽にまんべんなく当ててやると甘いかぼちゃができます。

かぼちゃがかかりやすい病気

かぼちゃの大敵はうどんこ病と疫病です。うどんこ病は葉に白い斑点ができ、うどん粉をまぶしたようになる病気です。雨が少なく、乾燥が続くと起きやすくなります。病変部分はすぐに切り取り、農薬を散布しましょう。

疫病は雨が続いたときや、水はけの悪い畑で発生することがあります。株元にマルチシートを張る、つるの下にわらを敷いたりや実の下にトレーを入れたりすると、雨で泥が跳ね上がるのを防げ、疫病になりにくくなります。

甘いかぼちゃに育てるためには

7月上旬〜8月上旬ごろ、かぼちゃの実がソフトボール大くらいになったら、実の下にトレーを入れておきます。ときどき実の向きを変えてやり、陽の光にまんべんなく当たるようにしましょう。さらにかぼちゃの糖度を高めるためには、収穫後は日陰に10日〜2週間ほど置いておくとよいでしょう。

まとめ

かぼちゃは湿度には弱いので、乾燥気味に育てるのがコツです。地植えの場合は定植後は水やりがほとんど必要ないですし、プランター栽培の場合は土が乾いてから水やりをすれば十分です。

たくさん出るつるは剪枝して整理し、日当たりを良くして甘く大きな実ができるようにしましょう。収穫後はしばらく置いておくと、さらに甘みが増しておいしくなります。

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