ラベンダーは肥料をあげすぎない。選び方と与えるタイミングを解説

2020 11/18
ラベンダーは肥料をあげすぎない。選び方と与えるタイミングを解説

せっかく育てたラベンダーを枯らしてしまった経験がある人は、肥料の与え方に問題があるかもしれません。上手にラベンダーを育てるために、正しい肥料選びと与え方についてチェックしておきましょう。肥料の種類や回数について解説します。

目次

ラベンダー栽培に肥料は必要?

ラベンダー栽培に肥料は必要?

心を落ち着かせてくれる優雅な香りや、上品な紫色が心を和ませてくれるラベンダーは、人気の高いハーブです。自宅で栽培したいと考え、鉢植えや地植えに挑戦する人も珍しくありません。

しかし、栽培は簡単なものではなく、せっかくのラベンダーを枯らしてしまったというケースも少なくないでしょう。ラベンダーを枯らしてしまう原因にはさまざまありますが、特に気を付けたいのが「肥料」です。

ラベンダーを育てる際に肥料は必要なのか、正しい知識を身につけましょう。

ハーブ系植物は最小限の肥料でOK

「ハーブの栽培には肥料がいらない」といわれることがあります。これはまったく肥料を使わないという訳ではなく、肥料を与えるのは最小限で良いという意味です。

ハーブ系の植物は養分が少ない痩せた土地が原産で、肥料の成分がなくても育つように進化しました。そのため、ラベンダーも他のハーブと同様に、少ない肥料でも育つようになったのです。

ラベンダーを初めて植える場所は、しっかりと栽培に適した土壌に改良しなくてはいけません。腐葉土や肥料などを使って土壌改良を行い、ラベンダーを育てるのに適した環境を作りましょう。

多すぎると枯れるなどトラブルの元

適切な環境で育てているにもかかわらず枯らしてしまった場合は、肥料の与えすぎを疑ってみましょう。ラベンダー栽培は、多すぎる肥料がトラブルの元になることがあるのです。

植物に栄養を与えるために施す肥料ですが、多すぎると逆に生長を妨げてしまうことがあります。肥料の成分が『肥料焼け』を引き起こしたり、葉が多くなりすぎたことによる『ムレ』を誘発したりして、花が十分に咲かなかったりするのです。

肥料を与えるタイミングは3回

肥料を与えるタイミングは3回

美しく咲いたラベンダーも、肥料を過剰に与えすぎてしまうと上手く生長しなかったり、肥料焼けを起こして枯れたりしてしまいます。ラベンダー栽培で肥料を与える際には、正しいタイミングで与えることが大切です。

ラベンダーの肥料を与えるタイミングは、3回と覚えておくと良いでしょう。肥料を与える適切な時期とあわせて説明します。

最初は植え付けの時期

最初に肥料を与えるのは、植え付けの時です。ラベンダーは3月の後半から4月ごろに植え付けをしますが、そのタイミングで施すようにしましょう。

植え付ける時に、じっくりと時間をかけて効く『緩効性肥料』を、元肥として土に施します。土にあらかじめ混ぜ込んだり、肥料を埋め込む形で準備しておきましょう。

新芽が出る時期

2回目の肥料は、新芽が出てきたころに与えます。元肥とは別に、鉢土の上に置くだけの緩効性肥料を追肥として施すと良いでしょう。

新芽の様子を確認しながら、1回だけ施します。肥料がラベンダーに触れないように注意することも大切です。

回復、根張り強化のため秋口ごろにも追加

夏の暑さに弱いラベンダーは秋ごろに回復期を迎えるため、そのタイミングで肥料を与えると良いでしょう。夏を乗り越えたラベンダーを回復させるために、暑さが落ち着いた9月下旬~10月ごろに与えます。

秋に追肥を施すことで、根張りの強化が期待できるでしょう。翌年以降もラベンダーを楽しむためにも、正しい時期に肥料を与えることが栽培のポイントです。

ラベンダー用肥料は緩効性を選ぼう

ラベンダー用肥料は緩効性を選ぼう

ラベンダー栽培で使用する肥料は、どのような種類のものを用意すれば良いのでしょうか?適している肥料の種類や特徴を見ていきましょう。

ラベンダーは上手に咲かせれば翌年も楽しめる多年草です。再び美しい花を楽しめるように、肥料選びのポイントを参考にしてみましょう。

緩効性の肥料とは?

ラベンダーの栽培用の肥料は、主に緩効性肥料を使用します。緩効性肥料とは、文字通りゆっくりと効くタイプで、ラベンダーの栽培に適した肥料です。

緩効性肥料は時間をかけて栄養分が溶け出していく仕組みで、肥料をあまり必要としないハーブにも1年を通して使えます。植え付けの際に土に混ぜて元肥とし、追肥としてまく使い方が一般的です。

肥料焼けの予防に重要

肥料には即効性のある液体タイプのものがありますが、ラベンダーなどのハーブには適していません。成分が行きわたりすぎて生長を阻害し、肥料焼けの原因となるので避けた方が良いでしょう。

肥料焼けを予防するためにも、緩効性肥料を使用して効き目がゆっくりと出るように調節することが大切です。

まとめ

ラベンダーを自宅で栽培すれば、独特の芳香やきれいな紫色の花をいつでも楽しめます。剪定した後はドライフラワーにしてポプリやスワッグを作るなど、余すところなく楽しめるのがラベンダーの良いところです。

上手に栽培ができるように正しく肥料を与えて、ラベンダーの魅力を存分に満喫しましょう。

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