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コスモスの育て方・栽培方法|種まきから手入れの仕方、上手に育てるコツ

夏から秋にかけて可愛らしい色鮮やかな花を咲かせるコスモス。栽培は比較的簡単で、こぼれ種で次の年も勝手に花を咲かせるほど丈夫なので、ガーデニング初心者にもオススメです。今回はそんなコスモスの育て方について詳しく解説します。

目次

コスモスを育てる前に知っておきたいこと

コスモスを育てる前に知っておきたいこと

育てる準備を始める前に、上手に育てられるよう、まずはコスモスに関する基本的な知識を身につけましょう。

コスモスの基本情報

科・属キク科・コスモス属
和名コスモス(秋桜)
英名Cosmos
学名Cosmos bipinnatus
花色ピンク ・白・赤・黄・茶など
原産地メキシコ
開花期6月~10月

開花時期は夏から秋にかけて

開花時期は6月~10月頃です。日本での初夏から秋にかけて、可愛らしく鮮やかな花を咲かせます。

種類・品種、または種をまく時期によって花を咲かせるタイミングは異なり、以下の3種類に分けられます。

  • 日が長い6月下旬から開花する「夏咲き」
  • 日が短くなっていく8月以降に開花する「秋咲き」
  • 日の長さ関係なく種まきから2〜3ヶ月で開花する「早咲き」

コスモスの種類と選び方

コスモスの種類と選び方

コスモスは、種類・品種によって、花色、咲き方、大きさ、開花時期、香りなどが異なります。それぞれの種類や品種の特徴を知って、どのコスモスが自分の好みか、育てる環境に適しているのかを確認しましょう。

3種類のコスモス

コスモスは大きく3種類に分けられ、どれも同じキク科のコスモス属に分類されますが、それぞれの特徴や性質が異なります。それぞれについて簡単に紹介します。

一般的な「コスモス」

一般的な「コスモス」は最初に日本へ渡来した種類で、もともとはピンク色や白色の花を咲かせます。高さは1〜2m程度で、細長い茎の先に鮮やかな色の花をつけます。花色は品種によって異なり、ピンク色や白色の他に、赤色、黄色、オレンジ色、複色などがあります。

「キバナコスモス」

上記の「コスモス」より少し遅れて、大正時代に渡来したのが「キバナコスモス」。耐暑性が優れていて、黄色・オレンジ色の花を咲かせるのが特徴です。日本で主に出回っているのは、比較的草丈の低い園芸品種で、プランターで育てられるように品種改良されたものだと高さが20cm程度しかないものもあります。サニーシリーズなどが特に有名です。

「チョコレートコスモス」

こちらも同じく大正時代に日本へやって来たのが「チョコレートコスモス」。耐寒性に優れていて、多年草なので、植えっぱなしでも手入れをきちんとすれば、毎年花をつけてくれます。名前の一部に「チョコレート」がつけられた由来は、この種類の大きな特徴である、黒紫、または黒に近い茶色のような花色だけでなく、実際にチョコレートのような香りがすることが関係しています。

コスモスの選び方

4月から6月にかけて、ポット苗の販売が始まります。購入の際は、茎が必要以上に間延びして伸びていない、生き生きとした葉色の、たくさんつぼみがついている苗を選ぶことをオススメします。

種から育てる場合は、それぞれの品種の特徴を理解した上で、好きな品種の種を購入しましょう。以下の記事ではコスモスの品種についてより詳しく紹介しています。是非、参考にしてみてください。

コスモスを育てる時に必要な準備

コスモスを育てる時に必要な準備

コスモスの栽培に必要なものは以下の通りです。

  • コスモスの種 / 苗
  • 土(花用の培養土)
  • 肥料(緩効性肥料、液体肥料)
  • 植木鉢(鉢植えの場合のみ)
  • 支柱、紐
  • 軍手
  • スコップ
  • 園芸用のハサミ

コスモスの育て方

コスモスの育て方

実際にどのような流れで育てるのか、ポイントやコツも合わせて紹介します。

種から育てる場合

種から育てる場合の種まきの時期・方法は以下の通りです。

種をまく時期

コスモスは種をまいた後、基本的に2~3か月で開花します。なので、咲かせたい時期から逆算して種まきをすることが可能です。または、種まきの時期をずらすことによって長期間花を楽しめます。

では、具体的な種まきの時期は何月頃なのでしょうか?それは、その品種の開花時期や育てる地域によって異なります。上述の通り、コスモスには「夏咲き」「秋咲き」「早咲き」の3種類がありますが、それぞれいつ頃に種まきをしたら良いのでしょうか?

  • 「夏咲き」は、4月〜7月下旬。
  • 「秋咲き」は、5月〜8月頃
  • 「早咲き」は、咲かせたい時期の2〜3ヵ月前、春~夏の間

種をまく方法

コスモスの種も比較的大きくてよく発芽するので、植木鉢や花壇に直まき(そのまま種をまくこと)が可能です。

鉢植えの場合は、鉢に花用の培養土を敷き詰め、20cm間隔で種を3〜4粒まきます。その後、種が風などで飛ばないよう、1cm程の土を上から被せ、最後に水をたっぷりとあげれば、種まきの完了です。

地植えの場合は、耕した土に20~30cm間隔で2~3粒ずつ、種が重ならないように点まきします。その後は、鉢植えと同様、土を薄くかぶせて水をあげれば完了です。

苗から育てる場合

苗から育てる場合の種まきの時期・方法は以下の通りです。

植え付け時期

コスモスの苗の植え付け時期は、春頃が適しています。苗の購入後は、なるべく早く別の大きめの鉢に植え替える、もしくは地植えしましょう。長期間、購入時のままにしておくと、根がポットの中で広がり、傷んだり腐りやすくなったりする、根詰まりを起こしてしまいます。

植え付け方法

鉢植えの場合は、苗をポットから根を切らないよう注意をしながら引き抜き、土をほぐさない状態で植え付けましょう。土は水はけの良いものを選び、日当たりのいい場所に鉢を置きます。

地植えの場合は、まず土を耕し、20〜30cm間隔で苗がすっぽり入る深さの穴を掘り、植え付けます。隙間に土をかぶせて水を上げたら完了です。

コスモス上手に育てるコツ

コスモス上手に育てるコツ

コスモスを上手に育てるコツやポイントを紹介します。

水やりのタイミング

メキシコの標高1,600m以上の高原地帯を原産とするコスモスは、乾燥に強いため、常に土が湿っている状態を嫌います。過度な水やりは、根の育成の悪化を引き起こすので十分注意しましょう。

鉢植えの場合は、土の表面がしっかり乾いてから、鉢の底から流れ出るくらいたっぷり水やりしましょう。
地植えの場合は、根付いた後は自然の雨水で十分ですので、水やりをする必要はほとんどありません。天気の良い日・猛暑などが連日続いた場合のみ、土の様子を見て水やりをします。

肥料は必要?

元々コスモスは、痩せた土地でも元気に育ちます。肥料のあたえすぎは、花つきが悪くなったり、茎や葉が軟弱になり、倒れやすくなったりするので注意しましょう。

鉢植えの場合は、様子を見ながら本葉がつきはじめたころに「緩効性肥料」を土の表面にばらまきましょう。地植えの場合は、種まき・苗の植え付け前に、耕した土に「緩効性肥料」を少なめに混ぜましょう。追肥は不要です。

摘芯・剪定

摘芯(てきしん)とは、茎の先端の芽を摘み取ることです。鉢植えなどで育てる場合は、苗が小さいうちに、具体的には本葉が8枚ほどついてきた頃に茎の先端を剪定すると、枝が増えやすいです。そしてその1ヶ月後に、伸びた脇枝を摘心するとコンパクトに育てられます。草丈を低く保ちたい場合も、摘心を適宜繰り返してみてください。

開花後にすること

花びらに元気がなくなってきたら、花がら摘みをするタイミングです。これをすることによって、まだ開花していない花に栄養を回すことができます。方法は、花びらのみを摘むのではなく、花茎から剪定用ハサミでカットします。

コスモスの植え替えは必要?

コスモスの植え替えは必要?

コスモスは根を痛めやすいので、こまめな植え替えは不向きです。苗で購入した際の、新しい鉢への植え替え以外は、植え替えをしないほうがより立派に育ちます。

コスモスを増やす方法

コスモスは種まきで増やせる

コスモスは、「種まき」「挿し木」によって増やすことができます。それぞれの方法について簡単に解説します。

「種まき」で増やす方法

丈夫な性質をもつコスモスは、こぼれ種でも増えることもありますが、種まきで意図的に増やしてみましょう。種の採集時期は品種によって異なりますが、開花後の花が枯れ始めたときが種を取るタイミングです。取った後は、紙袋などにいれて保存し、次の春から夏にかけてその種をまきましょう。

「挿し木」で増やす方法

「挿し木」は、6月~7月または9月頃が適しています。3節ほど切り取ったら、赤玉土などに挿しこみましょう。場所は、植え替えをしなくていいような庭、もしくは鉢がおすすめです。切り口から根が出るまでは水の吸収力が弱いので、土が乾燥しないよう適宜水を与えて、いつも湿らせておくのがポイントです。

コスモスを育てる時に気をつける病気や害虫

コスモスを育てる時に気をつける病気や害虫

基本的には丈夫なコスモスですが、病気にかかってしまったり、害虫がつく可能性があります。

気をつけるべき病気

コスモスがかかりやすい病気で代表的なものは、「うどんこ病」。風通し・日当たりが悪いと発生してしまいます。涼しくなって、日の当たりも悪くなっていく秋以降は特に注意しましょう。

その他にコスモスがかかる可能性がある病気は、「そうか病」「立ち枯れ病」「苗立ち枯れ病」「灰色カビ病」「斑点病」などがあげられます。

コスモスにつく害虫

アブラムシ」や「ハダニ」が代表的な害虫です。風通しの悪い場所で多発します。その他には、「ヨトウムシ」「エカキムシ」「アザミウマ」「コナジラミ」「ネキリムシ」などの害虫が、コスモスの栽培の際に見かける可能性があります。見つけたら、早めに殺虫剤などで退治しましょう。

コスモスと相性のいい寄せ植え植物

コスモスと相性のいい寄せ植え植物

青々しい緑がなくなり、冬の殺風景に移り変わる途中の季節である秋は、少し物悲しさを感じますよね。そんな秋でもコスモスのように、お庭を鮮やかに彩ってくれる花々があります。コスモスとの寄植えに相性が抜群な植物は、「ウインターコスモス」「ケイトウ」「パンジー」「アイビーゼラニウム」「ヒューケラ」「アイビー」「リシマキア」などがあげられます。

まとめ

比較的丈夫で育てやすいコスモス。草丈が伸びすぎてしまったときの対応や、水やり、簡単な手入れの方法さえ押さえれば、ガーデニング初心者でも栽培を楽しむことができます。是非この機会にお庭や鉢植えで”秋の桜”を育ててみてはいかがでしょうか?

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