MENU

コスモス(秋桜)の種類・品種一覧|それぞれの特徴と花言葉も紹介

コスモスは漢字で「秋桜(アキザクラ)」。その名の通り、日本でも秋の景色を彩る植物として親しまれてきました。現在では改良が進み、様々な色や形の花を咲かせる品種が存在します。今回はそんなコスモスの種類・品種について詳しく解説します。

目次

コスモス(秋桜)の基本情報

コスモス(秋桜)の基本情報

まずは簡単にコスモスの基本情報について解説します。

科・属キク科・コスモス属
和名コスモス(秋桜)
英名Cosmos
学名Cosmos bipinnatus
花色ピンク ・白・赤・黄・茶など
原産地メキシコ
開花期6月~10月

キク科・コスモス属に分類されるコスモスは、「秋桜」の和名がつけられたように、古くから日本でも親しまれてきたのですが、実は原産地をメキシコとする植物です。日本には明治9年頃に渡来し、丈夫な性質をもつコスモスはたちまち全国に広まっていきました。

現在では「秋桜」とかいて「コスモス」と読むようになりましたが、当初はそのまま訓読みで「あきざくら」と呼ばれていたそうです。そもそもなぜ「秋桜(あきざくら)」の名前がつけられたかは、”秋”に”桜”のようなピンクの花を咲かせる植物として認知されていたからだといいます。しかし、現在では品種改良が進み、ピンクの他にも赤や黄色、オレンジや茶色といった様々な花色のコスモスが出回っています。

英語での呼称である「Cosmos」は、ギリシャ語で「kosmos(美しさ・調和・秩序)」を意味し、花びらが規則正しく並び、美しく咲く花姿に由来します。

開花時期は6月~10月と、日本では初夏から秋にかけて花を咲かせます。種類・品種によって花を咲かせるタイミングが異なり、日が長い6月下旬から開花する「夏咲き」、日が短くなっていく8月以降に開花する「秋咲き」、日の長さ関係なく種まきから2〜3ヶ月で開花する「早咲き」のように3種類に分けられます。

コスモス(秋桜)は大きく分けて3種類

コスモス(秋桜)は大きく分けて3種類

コスモスは、大きく3種類に分けることができます。どれも同じキク科・コスモス属に分類されますが、それぞれ咲き方や色、葉の形状、開花時期などが異なります。ここではそれぞれの特徴について解説します。

一般的な「コスモス」Cosmos bipinnatus

一般的な「コスモス」は、最初に日本へ渡来した、もともとはピンクや白の花を咲かせる種類です。高さ1〜2m程度で、細長い茎の先には、品種によって異なる様々な色の花をつけます。具体的には、ピンクや白の他に、赤、黄色、オレンジ、複色などがあり、花色のバリエーションが豊富です。

種名の「Bipinnatus」は「2回羽状の」という意味で、鳥の羽のような形をした葉が対になって生えてる特徴に由来しています。

「キバナコスモス」Cosmos sulphureus

一般的な「コスモス」より少し遅れて大正時代に渡来した「キバナコスモス」は、暑さに強く、黄色・オレンジ色の花を咲かせるのが特徴です。日本で主に流通しているのは比較的背丈の低い園芸品種で、プランターで育てられるように品種改良されたものだと草丈が20cm程しかないものもあります。サニーシリーズなどが特に有名です。

種名の「Sulphureus」は「硫黄色」を意味し、このキバナコスモスの花色にもとづいて名付けられました。

「チョコレートコスモス」Cosmos atrosanguineus

こちらも同じく大正時代に日本へとやって来た種類です。寒さに強く、多年草なので、植えっぱなしでも手入れをきちんとすれば毎年花を咲かせてくれます。名前に含まれている「チョコレート」は、この種類の大きな特徴である、黒紫、または黒に近い茶色のような花色だけでなく、実際にチョコレートのような香りがすることが関係しています。

種名の「Atrosanguineus」は「dark blood-red」、つまり「濃い血のような赤」を意味し、これもチョコレートコスモスの花色に由来してつけられたと考えられます。

一般的な「コスモス」の品種・種類

一般的な「コスモス」の品種

一般的なコスモスには、3つの種類の中でも最も多くの品種が存在します。花色だけでなく、花の大きさ、咲き方、形状などにも多様性があるので、ここではそれぞれの品種の異なった特徴について解説していきます。

センセーション

代表種ともいわれるセンセーションは、1930年代にアメリカで品種改良されて誕生しました。濃い赤やピンク、白色の花を、早生なので夏から咲かせ、花は大きく1輪の大きさが8~10㎝もあります。強健であるため日本でも広く栽培されており、コスモス畑などの名所でも良く使われています。

ベルサイユ

センセーションを改良したのが、この「コスモスベルサイユ」です。早咲きの花で、花色は濃いピンク・ピンク・白などがあり、花弁が10~12cmと、センセーションよりも大きいサイズになります。

レッドベルサイユ

ベルサイユと似た花姿で、色が濃い赤色のものを指します。

ピコティ

白色ベースに赤っぽいピンク色の縁取り模様が特徴的なピコティは、花径7cm程度の中輪の花を咲かせます。

アカツキ

白色がベースで、縁が鮮やかな赤色といった縦縞絞りなのが特徴的なアカツキは、8~10月頃に見頃を迎える品種です。

サイケ

サイケは、咲き方が特徴的で、元来のコスモスにはない半八重咲きのピンク色の花を咲かせます。花弁の先端がギザギザしたような形になっているのもこの品種のユニークな点です。

ダブルクリック

花径約6cm、花弁は半八重・八重咲きでボリュームのある花を咲かせます。色もピンク、白、鮮やかな赤紫など、その他にも様々で種類が豊富です。

イエローガーデン

一般的な「コスモス」が改良されていくなかで、一番最初に作られた黄色の品種がイエローガーデンです。高さは90cm程度で、1本に十数輪の花をつけます。花径は6cm程で、花弁の縁に切れ込みがあるのが特徴的です。

イエローキャンパス

明るい黄色の花を咲かせるイエローキャンパス。黄色のコスモスは近年行われた品種改良で誕生した色で、まだ珍しい色として知られています。

オレンジキャンバス

肌色のような淡いオレンジ色で、中心部にピンクの蛇の目模様があります。オレンジ色のコスモスは非常に珍しく、この品種は世界で初めて作られたオレンジ色の品種です。

シーシェル

花弁が筒状に細長いのが特徴的な、花径が6cm程度の品種です。白・ピンク・濃いピンク・紫・黄色などの花色があり、バリエーションが豊富です。別名「貝付きコスモス」とも呼ばれます。

カップケーキ

コスモスというよりかは、少し菊を連想させるような品種です。名前の通り、カップケーキのカップ状の咲き方をします。

ソナタ

背丈が低く、コンパクトな品種のソナタは、ピンク・赤・白色の花を咲かせます。種をまいてから花を咲かせるまでの成長が早いので育てやすいのですが、その分早く枯れてしまいます。

「キバナコスモス」の品種・種類

「キバナコスモス」の品種

黄色・オレンジ色で、一重咲き・半八重咲きの、コスモスよりも一回り小さい花を咲かせるキバナコスモス。花色や咲き方が品種によってそれぞれ異なるので、それぞれの違いを見ていきましょう。

サニー系

草丈が20〜30cmほどの比較的小型な品種ですが、セミダブル(半八重咲き)で花付きが良いです。サニーレッド、サニーオレンジ、サニーゴールド、サニーイエローなどがあり、黄色やオレンジの花を咲かせます。

ロード系

サニー系と同様、草丈が30cmほどの小型品種ですが、こちらは八重咲きです。オレンジロード、イエローロードなどがあり、それぞれオレンジ色・黄色の花を咲かせます。種をまいてから50~60日ほどで開花する極早咲きで、霜が降りる季節まで咲き続けるので、ガーデニング初心者におすすめの品種です。背丈も比較的小さいので、寄植えなどにも適しています。

ディアボロ

背丈60cmほどにまで育つ大きめの品種です。半八重咲きで、濃いオレンジ色や赤がかった色の花を咲かせます。開花時期が長く丈夫であることも特徴で、こちらも大きめの品種なので、花壇の後景にピッタリです。

サンライズ

ディアボロと同様、背丈60cmほどまで成長する大きめの品種です。種をまいてから2ヶ月ほどで、少し薄めの黄色い、半八重咲きの花を咲かせます。背丈が大きいこともあり、花壇の後景に適しています。

サンセット

草丈80cmにまで成長する高性種(背丈の高い品種)です。半八重咲きで、赤色の花をたくさん咲かせます。

マンダリン

草丈1mほどまで大きくなる高性種(背丈の高い品種)です。半八重咲きで、オレンジ色の花を咲かせます。種をまいてから2ヶ月前後で開花し、比較的長期間花を咲かせます。

「チョコレートコスモス」の品種・種類

「チョコレートコスモス」の品種

赤がかった濃い茶色で、一重咲き、そして本当にチョコレートの香りがする花を咲かせるチョコレートコスモス。品種によって異なる特徴や性質を紹介します。

コスモス・アトロサンギネウス

他の品種より芳香が強く、花色も黒に近い赤茶色のような色をしているチョコレートコスモスの原種といわれる品種です。高温・多湿に弱く、夏越しが容易でないので、高冷地での栽培が適しています。その上、うどんこ病にも弱いので、栽培の難易度は少し高いです。

ショコラ

深みのあるボルドー色の花を、春から秋にかけて咲かせます。花姿はコスモス・アトロサンギネウスに非常に似ていて、耐暑性・耐寒性に優れているので栽培が簡単です。

ストロベリーチョコレート

キバナコスモスとの交配種で、両方のいい性質を持っています。花姿は原種よりも大きめで、花色は春から夏は鮮やかな赤、秋は濃い赤紫色のような色をした花を咲かせます。耐暑性・耐寒性にも優れているので育てやすく、 花持ちもいいので、切り花にも適しています。

ノエル・ルージュ

キバナコスモスとの交配種で、深みのある赤色をした花をさかせます。耐暑性・耐寒性だけでなく、うどんこ病にも強く、比較的育てやすいです。耐寒性に関しては、-5℃まで耐える事ができるので、日本でも冬越しは多くの地域で可能とされています。

キャラメルチョコレート

こちらもキバナコスモスとの交配種で、キャラメルのようなオレンジっぽい珍しい色をした花を咲かせます。秋咲きで、高温、うどんこ病に強いですが、塊根がそこまで大きくならないため、翌年に花を咲かせるのが容易でない品種です。

まとめ

コスモスは一般的な「コスモス」、黄色やオレンジ色の花が特徴的な「キバナコスモス」、チョコレートのような色と芳香がユニークな「チョコレートコスモス」の大きく分けて3種類で、それぞれに咲き方、色、性質が異なった品種がいくつかあります。全般的には、コスモスは比較的栽培が簡単な植物です。特徴やそれぞれの性質の違いを理解して、自分の好み、育てる環境に適したコスモスを見つけてみてくださいね。

人気のフラワーショップ

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる