ガーベラにはどんな肥料が適している?きれいに咲かせるための育て方

2020 10/07
ガーベラにはどんな肥料が適している?きれいに咲かせるための育て方

丸くてカラフルな花を咲かせるガーベラは、ガーデニングでも人気の高い植物です。肥料を適切に与えてあげれば、初心者でも美しい花を長く楽しめます。肥料の選び方や与え方、水やり方法などガーベラの花をきれいに咲かせるポイントを解説します。

目次

ガーベラに適した肥料と与える時期

ガーベラに適した肥料と与える時期

肥料にもさまざまなタイプがありますが、ガーベラにはどのような肥料が適しているのでしょうか。

おすすめの肥料と与える時期について見ていきましょう。

リンが多い肥料を使う

花を楽しむガーベラには、リンが多い肥料が適しています。リンは植物の開花に欠かせない栄養分です。開花の時期に、リンが入った肥料をたくさん与えれば、次々に花が咲くでしょう。

ただし肥料が切れると、開花は止まってしまうことがあります。効果が持続する期間をよく確かめて、肥料切れを起こさないように注意しましょう。

また、ガーベラは葉が増えすぎても花が咲かなくなります。窒素が多い肥料は葉の生育を促進するために使うものなので、花を咲かせたいガーベラには不向きです。

元肥のタイミング

「元肥(もとごえ)」は種まきや苗を植え付ける前に、あらかじめ土に混ぜ込んでおく肥料です。ガーベラは種でも苗でも育てられますが、どちらの場合も植え付け時には元肥を混ぜておく必要があります。

元肥には、緩やかな効果が長続きする粒状の肥料が適しています。鉢植えの場合、市販の培養土に肥料とドロマイトと呼ばれる苦土石灰を入れてよく混ぜてから、種や苗を植え付けるのが基本です。

ただし培養土の中には、最初から元肥が入っているものもあります。知らずに元肥を混ぜると土に対する肥料の濃度が上がって、植物がうまく育たなくなります。市販の培養土を使うときは、元肥の有無をよく確かめましょう。

庭などの地面に直接植える場合は、土の量の3割ほどの腐葉土を混ぜ、元肥をまいておくとよいでしょう。

追肥のタイミング

元肥の効果が薄れてくる頃から、定期的に肥料を与えて栄養を補うことを「追肥」といいます。ガーベラは肥料が切れると花が咲かなくなるので、開花を迎える時期には特に気をつかう必要があります。

鉢植えの場合は、2週間に1回程度のペースで液体肥料を与えるか、粒状の肥料を月に1回株の周辺に置いておきます。地面に植えている場合は、ガーベラが開花する春と秋に、株のまわりに化成肥料をまきましょう。

肥料を使うときに気を付けるポイント

肥料を使うときに気を付けるポイント

肥料の使い方を間違えると、ガーベラの成長や開花に影響が出ることもあります。元肥や追肥で気を付けたいポイントを見ていきましょう。

肥料過多にならないようにする

土の中の肥料濃度が濃くなりすぎると、根が傷んだり根腐れを起こしたりする「肥料やけ」と呼ばれる現象が起こることがあります。ガーベラの花をたくさん咲かせようとして、肥料を多めに与えても逆効果になってしまうのです。

肥料を与える際は、使用量や使用のタイミングを必ず守りましょう。特に鉢植えは、もともと土の量が少ないため肥料過多になる可能性が高く、注意が必要です。

また、植え替えてすぐに追肥するのもよくありません。どんなに丁寧に植え替えたとしても、根が傷んで弱っていることがあるため、2週間ほどたって根が元気になってから与えましょう。

ガーベラの育て方とコツ

ガーベラの育て方とコツ

ガーベラを元気に育てるためには、環境や害虫など、肥料以外にも注意すべきポイントがいくつかあります。きれいな花を咲かせるまでに、押さえておきたいコツを紹介します。

栽培環境

ガーベラは日当たりがよく、暖かな場所が好きです。日が十分に当たらないと、葉だけが増えて花が付きにくくなります。鉢植えの場合は、できるだけ日が当たる場所で栽培しましょう。

ただし夏の直射日光には要注意です。暑すぎて枯れてしまう可能性もあるので、夏は直射日光が当たらない、風通しのよい場所に移動させます。

また、ガーベラは水がかかると傷んで花が咲きにくくなります。梅雨の季節はもちろん、夕立が多い夏もできるだけ雨がかからないように配慮しましょう。

水やりの方法

ガーベラは土が湿った状態が続くと、根腐れを起こしやすくなります。とはいえ、乾燥して水分が足りなくなると、成長が止まってしまいます。成長期や開花の時期には、土が乾いたと感じた時点で、たっぷりの水を与えるのがポイントです。

庭などに植えている場合も、乾燥が激しいようなら水やりをしましょう。冬は成長の速度が鈍るため、水やりの頻度も少なめにします。

植え付けや植え替えについて

ガーベラの種をまくときは、土の中に浅めに埋めるようにしましょう。深く埋めると、芽が出る前に中で腐ってしまうこともあります。

苗から育てる場合は、直径15cm程度の鉢の中央に植えます。プランターや地面に植えるなら、苗同士の間隔を30cmほどあけておきましょう。

また、鉢植えの植物は成長にともなって根詰まりを起こしたり、土が劣化したりして生育が悪くなります。このため1年に1度は新しい鉢に植え替える必要があります。

植え替えの際は株を分けて、別の鉢やプランターに一つずつ植えるのが基本です。根が絡まっているときは、太い根を傷つけないように注意しながら株分けしましょう。

株分けをせずに、そのまま大きな鉢に植え替えても大丈夫です。

病害虫

ガーベラがかかりやすい病気には、「うどんこ病」や「灰色かび病」などがあります。アブラムシやダニ、オンシツコナジラミといった害虫が付くことも珍しくありません。

どちらも放っておくとどんどん被害が拡大するため、早めの対処が必要です。病気や害虫を見つけやすいように、枯れ落ちた花や葉は、こまめに取り除いておきましょう。種や苗を買うときに、専用の薬剤も一緒に買っておくとより安心です。

まとめ

ガーベラの花をたくさん咲かせるためには、リンが多い肥料を切らさずに与える必要があります。使用量やタイミングをしっかりと守って与えれば、肥料切れや肥料やけを起こすこともなく、きれいな花を楽しめます。

日当たりや風通しなどの栽培環境と病害虫にも注意して、元気なガーベラを育てましょう。

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