サンスベリアのおすすめ6種類。代表種から希少種まで幅広く紹介

2020 11/13
サンスベリアのおすすめ6種類。代表種から希少種まで幅広く紹介

サンスベリアは、インテリアとしてだけでなく、空気清浄効果も期待できる人気の観葉植物です。100均で入手できる手軽なものから、数万円単位の希少なものまで、幅広い品種があります。その魅力・育て方とともに、おすすめ品種六つを紹介します。

目次

サンスベリアの魅力とは?

サンスベリアの魅力とは?

観葉植物の中で、近年サンスベリアはとても人気が高い品種の一つです。

サンスベリアのどんなところが人々を惹き付けるのでしょうか。その特徴と人気のポイントについて、詳しく見てみましょう。

トラの尻尾のような葉

サンスベリアは、熱帯・亜熱帯アフリカ・マダガスカル・南アジアといった乾燥地帯を原産地とします。内部に大量の水を含み、貯水能力が優れている『多肉植物』なので、乾燥に強く水やりの手間がそれほどかかりません。

スタイリッシュな外観だけでなく、丈夫で育てやすいことから、グリーン栽培の初心者や普段忙しい人にもおすすめの観葉植物です。品種のバラエティーも豊富で、選択の幅が広いことも魅力でしょう。

代表的な品種は、葉が細長い剣状で、なおかつ虎のしっぽのような縞模様があるので、別名で『虎の尾(とらのお)』とも呼ばれます。

『千歳蘭』『厚葉千歳蘭』『サンセベリア』という名称もあり、それらは全て同じ植物です。

注目は空気清浄効果

サンスベリアが近年特に人気を集めたのは『空気清浄効果』が期待できるためです。テレビで紹介され、一時期大ブームとなりました。

サンスベリアは、『CAM(シーエーエム)植物』の一種です。植物は光合成により水と二酸化炭素を吸収し、養分を作るとともに酸素を放出するとされます。

植物の光合成は、日光が当たる昼間のみに行われるのですが、CAM植物はこの働きに加えて、夜間に二酸化炭素を積極的に取り込むとされます。

また、ホルムアルデヒド・トルエンなどの有害物質の除去も期待できる点からも、部屋の空気清浄効果があるとされるのです。

サンスベリアの育て方

サンスベリアの育て方

サンスベリアはとても育てやすい観葉植物ですが、基本的な世話の方法についてはやはり知っておいて損はありません。特に気を付けたいポイントとしては、『乾燥気味にすること』と『寒さ対策』です。

育てる環境

適度な日当たりを好みますが、直射日光は葉の色を悪くするので避けましょう。レースのカーテン越しの日光か、午前中のみ日が差す半日陰に置くのがおすすめです。

耐陰性は高いものの、日照不足は成長に影響するため、1日に数時間日光浴をさせましょう。

温度は20~25度が適温で、暑さに強い反面寒さには弱いため、10度以下にならないよう調節が必要です。ベランダや窓際に置いている人は特に、冬場は場所の移動などで対処しましょう。

また、通気性のよさも大切です。そのため鉢の素材はプラスチック・金属などよりも、素焼きや木製などが向きます。

水やり

乾燥地帯が原産地なだけに、乾燥にとても強い植物です。水の与えすぎは根を腐らせる原因ともなるため、水やりは控えめにしましょう。

頻度は次の通りです。

  • 生育期(5~9月):土が乾いたら、鉢底から水が流れるまでしっかり水を与える。受け皿の水は捨てる。通常は2~3日に1回、高温多湿のときは4~5日に1回程度
  • 休眠期前後(10月、または3~4月):徐々に水やりの頻度を下げる。7~10日に1回程度
  • 休眠期(11~2月):最低気温が10度以下は断水。ただし、暖房の効いた室内では土が乾いたら水やり

なお、時々葉の表面に霧吹きで水や葉面洗浄剤を噴射すると、ホコリや汚れを落としリフレッシュさせられます。

土や肥料

水はけがよいことが大切です。市販の用土ならば、サンスベリア専用土のほか、観葉植物栽培土などもよいでしょう。

自分でブレンドするなら『赤土小粒5:軽石4:ビートモス1』や、『赤土小粒5:腐葉土4:川砂1』などの割合で混ぜましょう。

追肥は、春から秋の生育期に『緩効性化成肥料』を2カ月に1回ほどのペースで与えます。または、『液体肥料』を月2回程度与えてもOKです。

人気の高い代表的な種類

人気の高い代表的な種類

サンスベリアは、世界中で60以上もの品種があるとされますが、それぞれ実に個性が豊かです。

葉の形がシュッとシャープだったり、らせん状に広がっていたり、葉の模様も縞や色の濃淡のグラデーションなどさまざまで、ついいくつも集めたくなる人も多いでしょう。

ここでは、市場によく出回っており人気も高い代表種を三つピックアップしました。

サンスベリア・ローレンティー

数あるサンスベリアの中で、最も一般的な品種です。サンスベリアと聞くと、まずこの種類を連想する人が多いのではないでしょうか。

細長い縦長ラインの葉は、黄色と緑のコントラスト、そしてエキゾチックな縞模様がおしゃれな雰囲気を醸し出します。

葉が横に広がらない形状なので、ちょっとしたスペースに置くことができるのもメリットといえるでしょう。自宅のリビングや玄関はもちろん、オフィスのよいアクセントとなりそうです。

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サンスベリア・ハニー

ハニーは、ロゼット状の葉形が特徴的な品種です。『ロゼット(rosset)』とは、葉が放射状に広がるバラの花(rose)のような植物形態を指します。

縦は20cm程度までしか伸びないコンパクトサイズなので、ちょっとした出窓スペースや卓上など、置く場所を選ばない点はメリットといえるでしょう。

珍しい銀緑色の『シルバーグリーン』、緑に黄色い縁取りが印象的な『ハニーバニー』、濃い緑色の『ピュアグリーン』など、さらに細かい品種から選べます。

1鉢だけもよし、何種類かまとめ買いして一緒に並べるのもよしです。

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サンスベリア・ゼラニカ

細長くシャープな葉の形はローレンティとよく似ていますが、より丈夫で育てやすい品種です。乾燥に強く耐陰性も高いため、育てる手間もあまりかからないでしょう。

ダークグリーンの色合いにゼブラの縞がよく映えスタイリッシュです。落ち着いた色合いなので、シックな雰囲気を作りたい人に向いているかもしれません。

明るい場所と控えめな水やりが、引き締まったよい株に育てるコツです。

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流通量が少ない希少な種類

流通量が少ない希少な種類

次は、レアな品種を三つ紹介します。どの品種も、育て方はそれほど大きく変わらず比較的簡単です。しかしながら、希少種はなかなか入手が難しく、値段もどうしても高価になる傾向にあります。

サンスベリア・マッソニアーナ

一つの株に、1枚~数枚程度しか葉が付かないユニークな品種です。

葉の数は少ないものの、それぞれの葉がうちわのように幅広く、インパクトが大きいところが魅力でしょう。大きいものだと高さ1m、幅数十cmになることもあり、存在感はたっぷりです。

「シンプル・イズ・ザ・ベスト」なミニマル志向の人好みかもしれません。

サンスベリア・ロリダ

アーティストが作ったオブジェのような、独特の形状が魅力的です。横筋が入った葉は肉厚かつ硬質で、扇状に重なって伸びていきます。

希少である上に、『キング・オブ・サンスベリア』と呼ばれるほどマニアからの評価も高いため、値段もかなり高価になっています。

非常に成長が遅く、小型のまま長期間楽しめます。置くためのスペースに限りがあるという人にとってはメリットが大きいでしょう。

サンスベリア・サムライ

サンスベリアの、レアな大型サイズの一つです。『サムライ』と日本語が入っているので、親しみを覚える人もいるかもしれません。扇状に広がるシャープな葉の形が勇ましい印象を与えます。

大きく成長するため、運よく手に入れることができたなら、広いスペースを確保して栽培しましょう。

名称が似ている品種に、『ミニサムライ』または『サムライドワーフ』と呼ばれる種類がありますが、これは全く別の小型品種なので、購入するときは注意しましょう。

まとめ

世界中で60種類以上の品種があるサンスベリアは、品種によって個性が豊かです。

また品種だけでなく、それぞれの株一つずつをとっても、葉の形や色・模様などそれぞれ独自の味わいがあります。

豪華一点主義で一つの株を大切に育てたり、何種類かをコレクションしてみたり、あなたのライフスタイルや好みに合った楽しみ方を見つけましょう。

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