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アシタバとは?花の特徴・花言葉・育て方・レシピも紹介!

アシタバの基本情報・特徴

アシタバの基本情報・特徴
三又に割れた力強いかたちの葉と光沢のある美しい緑色をもつ植物「アシタバ」。アシタバはどのような特徴をもっているのでしょうか?アシタバの基本情報をふまえて解説します。

アシタバの基本情報

科・属セリ科のシシウド属
和名明日葉(アジタバ)
英名Angelica keiskei
学名Angelica keiskei
原産地日本(紀伊半島から房総半島にわたる太平洋岸と伊豆諸島に自生)
開芽時期春2月中旬頃から5月
アシタバはセリ科のシシウド属に分類される多年草です。日本が原産地で紀伊半島から房総半島にわたる太平洋岸と伊豆諸島に自生しています。紀伊半島のものは人為的に植えられたものですが、それ以外は昔から生えているものです。

アシタバの特徴

アシタバの特徴として挙げられるのが、その成長の早さです。葉を摘み取っても次の日にはもう新しい葉が生えてくるほどの生命力をもっており、これが「明日葉」の語源となっています。

アシタバの別名

アシタバの別名には「八丈草(ハチジョウソウ)」や「明日草(あしたぐさ)」、「明日穂(あしたぼ)」などがあります。古い書物の中では中国の呼び名で「鹹草(カンソウ)」と記されており、これを「アシタグサ」と呼んだとされています。「八丈草」はアシタバが原生する八丈島にちなんだ呼び名です。

アシタバを英語でいうと

アシタバは日本が原産地の植物なので、海外ではローマ字で「Ashitaba」と表記されます。アシタバの英語の学名は「Angelica keiskei」といいます。属名の「Angelica(アンジェリカ)」はラテン語で「angelus(天使)」を意味し、強い生命力や強心作用から死者を蘇生させる天使の名前を冠しています。 また、種名の「keiskei」には明治初期の植物学者、伊藤圭介博士の名前がつけられています。

アシタバの歴史

アシタバの歴史
アシタバは八丈島などで古くから食べられていたとされていますが、それはいつ頃からでしょうか?アシタバにまつわるいくつかの伝承を検証しました。

古代中国の伝説とアシタバ

古代中国の支配者であった秦王朝の始皇帝は不老不死を求め、徐福という人物に秘薬探しの大遠征を命じました。その徐福が遥か東の海で発見した不老不死の秘薬こそ、日本に生えていたアシタバであるとする説があり、この話は現代まで伝わる伝説のひとつとなっています。

江戸時代の文献にも登場

アシタバの生息地では、古くから止血や化膿止めの民間療法にアシタバが使用されてきた歴史があり、古い文献の中にもアシタバが登場しています。江戸時代の儒学者で本草学者でもあった貝原益軒が記した「大和本草」では、アシタバは八丈島で栽培されている薬草として、滋養強壮に効果があると紹介されています。

アシタバの開花時期や見頃の季節

アシタバの開花時期や見頃の季節
アシタバは春先に温かくなると発芽します。芽が出たあとはぐんぐん成長し、2年目以降の5~6月頃に花の茎を出し、夏から秋口あたりに開花の時期を迎えます。白くて細かい花を咲かせ、気温の高い時期が花の見頃になります。

アシタバの花言葉と由来

アシタバの花言葉と由来
アシタバの花言葉は「旺盛な活動力」です。これは名前の由来と同じように、アシタバの持っている生命力や繁殖力の強さをイメージしてつけられたものと考えられます。

アシタバの種類・品種

アシタバの種類・品種
アシタバの品種は本土のものには大きな違いはありません。それに対して伊豆諸島のものは島ごとに特徴があります。島のアシタバは特に茎に違いが現れ、伊豆大島産のものは「赤茎」、八丈島産のものは「青茎」と呼ばれています。また、御蔵島産のアシタバは他の島のものと比較して太い茎をもつといわれています。 アシタバに近い種類では、ハマウド(浜独活)とよばれる、アシタバによく似た植物で本州中部以南の海岸部に生えているものがありますが、こちらは毒があるとして食用にはされていません。さらに本州中部より北の山中にはアマニュウ(甘にゅう)とよばれるアシタバに似た大型の野草が生えており、こちらは若葉を食べることもできます。

アシタバの育て方・栽培方法

アシタバの育て方・栽培方法
アシタバはその名の示すとおり成長が早く生命力の強い植物です。地植えやプランターで比較的かんたんに育てられますが、植えて最初の年は育てるのに専念し、収穫するのは2年目からにしたほうが丈夫で繁殖力の強い株に育ちます。さらに花を咲かせないように茎葉をつんでいけば、4~5年は収穫し続けることも可能です。また、アシタバは種をまく前に一晩ほど水につけておくと発芽しやすくなります。

アシタバの手入れ方法や増やし方

アシタバの手入れ方法や増やし方
明日葉は伊豆諸島や三浦半島など温かい場所で育つ植物です。そのためにあまり寒いと枯れてしまいます。冬の寒さが厳しい場所では、冬場は室内に移動させるなど根が凍らないようケアが必要になります。 また、アシタバにはアブラムやアオムシ類、ヨウトウムシなどの虫がつきやすいので、万一見つけた場合はすぐに取り除きましょう。さらに市販の木酢液を薄めて散布しておくと虫つきの予防になります。

アシタバと同じ科の花

アシタバと同じ科の花
明日葉はセリ科の植物です。同じセリ科の「ハマウド」はアシタバと似た花を咲かせます。ハマウドは食用にはできずアシタバよりも白い花を咲かせます。また、アシタバに似たセリ科の植物にはボタンボウフウやノダケ、シシウドなどもあります。

アシタバの栄養と効能

アシタバの栄養と効能
伊豆諸島などでアシタバは、昔から貴重な栄養源として人々の暮らしと共にありました。そんなアシタバにはどのような栄養素が含まれているのでしょうか?アシタバのもつ効能や副作用なども含めて、気になるアシタバの栄養分を解説します。

こんなに豊富なアシタバの栄養素

明日葉の茎や葉を切ると、切り口から黄色がかった乳白色の汁が出ます。この液体には「カルコン」とよばれるポリフェノールの一種が含まれています。カルコンはアシタバ以外の植物には含まれておらず、非常に栄養が豊富な成分です。さらにアシタバの葉や茎にはビタミンB群やβカロテン、カリウム、食物繊維などの健康に不可欠な栄養素がバランスよく含まれています。

まさに万能薬 アシタバの効能

明日葉は古くから不老長寿の薬草として親しまれてきました。アシタバの主な効能としては抗酸化作用、血流改善、免疫力アップ、ガン予防、などが期待できます。また、前述した栄養素のカルコンはアンチエイジングやむくみの防止などに効果があるといわれています。そのほかにもアシタバを煎じたアシタバ茶は脂肪の分解や血糖値・血圧の降下などに効能的です。

毒性や副作用はあるの?

豊富な栄養素をもつ健康野菜のアシタバには、毒や摂取したことによる副作用などマイナス要素はあるのでしょうか?結論から申し上げますと、アシタバには毒や副作用はありません。アシタバから栄養を抽出したサプリメント製品などにも、特段重篤な副反応などは認められていません。アシタバやアシタバ関連の製品は安心して摂取できると考えてよいでしょう。

明日葉の購入方法と加工品

明日葉の購入方法と加工品
身体によい成分がぎっしりつまった健康植物アシタバは、どこで手に入れられるのでしょうか?また、忙しい現代人でもかんたんにアシタバを摂取する方法も考えてみましょう。

アシタバはどこで買える?

アシタバの主な生産地は八丈島や伊豆大島、三宅島などで、首都圏のスーパーやデパートの食品売り場では食用のアシタバが店頭に並べられています。アシタバは年間を通して流通していますが、旬となる3~6月頃には流通量も多くなります。アシタバが近くで手に入らない場合には、ネット通販でも良質なアシタバを購入できます。また、アシタバの苗や種はホームセンターなどで購入できるので、自分で育ててみるのもよいでしょう。

アシタバの加工品

さまざまな栄養素が豊富に含まれるアシタバですが、毎日入手して摂取するとなると、なかなか大変です。そんなときにはアシタバの加工品が便利です。アシタバの加工品には、アシタバパウダーやサプリメント、青汁などがあり、気軽に手間なくアシタバの有効成分を身体に取り入れられます。

アシタバで作る健康ドリンク

アシタバで作る健康ドリンク
アシタバは取り扱いが容易で比較的かんたんに加工できる食材です。そんなアシタバのもつ栄養分を余すところなく摂取できて、なおかつかんたんに作れるアシタバの健康ドリンクを紹介します。

アシタバ茶

アシタバ茶はアシタバの産地である八丈島などでお土産としても売られていますが、自分で作ることもできます。作り方は
  1. 明日葉の葉や茎を細かくみじん切りにする
  2. 刻んだアシタバを炒めて蒸らす
  3. しっとりしてきたら水分が出るまで揉む
  4. 水分が出なくなったら弱火で炒って乾燥させる
以上でアシタバ茶の出来上がりです。蒸らしと揉みを数回繰り返すと上手く水分が抜けます。アシタバの風味とほんのりした甘味がクセになるお茶です。
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