トマトの家庭菜園向け品種が知りたい。おすすめ8種類と選び方

2020 11/18
トマトの家庭菜園向け品種が知りたい。おすすめ8種類と選び方

トマトは大きさや味が品種ごとに大きく違う野菜で、栽培しやすさも変わります。そのため、家庭菜園でトマトを育てたい場合は、トマトの品種選びが大切です。家庭菜園で育てやすいトマトの種類や育て方について解説します。

目次

トマトの種類と選び方

トマトの種類と選び方

トマトは種類が非常に多い野菜です。そのため、どんな種類を選べばよいか、わからなくなるかもしれません。大まかにサイズ、糖度、色味の3つの基準で選ぶのがおすすめです。

サイズで選ぶ

トマトはサイズと重さによって、大まかに大玉、中玉、小玉の3つに分けられます。重さが150g以上が大玉、40gから150gまでが中玉、40g以下が小玉です。

一般的に多く販売されているものが大玉です。甘味も酸味もあり、加熱して食べることも生で食べることもあります。

中玉は大玉と小玉をかけ合わせて作られた品種です。そのため、大玉と小玉の両方の性質がある品種もあります。

小玉は40g以下のものですが、5gから15gほどのものが多いです。実は小さくても、糖度が高く味が濃い品種もあります。

糖度で選ぶ

トマトの中には糖度が高く、甘味が強い品種もあります。トマトは酸味の強い野菜といった印象がありますが、糖分と酸味の両方が含まれています。

一般的なトマトの糖度は5度ほどですが、糖度が高いものは10度近くまであります。

そのようなものはフルーツトマトと呼ばれ、他の品種よりも高めの価格で販売されることが多いです。

色味で選ぶ

色味は大まかにピンク、赤、その他の色で考えるとよいでしょう。

日本で使われることが多いのがピンク色のものです。このトマトは皮も薄く香りも強くないため、生で食べられることもよくあります。

赤色のトマトはピンク色のものと比べると、皮が厚く、香りも強いことが特徴です。そのため、ケチャップやソースなどの加工品で使われます。

トマトは赤とピンクだけではありません。黄色や緑、褐色のものもあります。しま模様が入った品種もあり、多種多様な品種があることが特徴です。味も品種ごとの個性が強く現れます。

ピンク系が主流の大玉おすすめ品種

ピンク系が主流の大玉おすすめ品種

ピンク系のトマトは、大玉に多く日本では主流です。市場でよく見かけることの多い桃太郎や、家庭菜園におすすめしやすい麗夏という品種もあります。

初心者にも育てやすい 桃太郎

桃太郎は日本では非常にメジャーな品種です。スーパーなどで見られるトマトの多くはこの品種だと考えてよいでしょう。

一玉200gから230gあり、生で食べるのがおすすめです。糖度は6%以上ありますが酸味もあり、バランスがとれています。皮も適度に固さがあり、扱いやすい品種です。

品種改良されており、家庭菜園用に育てやすくなっている種もあります。普段食べているものと同じ品種のため、いつも食べているものを食べたい人、大玉のものが食べたい人におすすめです。

生育旺盛なトマトの王様 麗夏

麗夏は、家庭菜園でも育てやすい品種です。家庭菜園初心者が一般的なトマトを育てる場合、皮が柔らかくて実が割れてしまったり、栽培途中で病気になったりすることがあります。

しかし麗夏の場合、皮に適度な固さがあるため実が割れることが少なく、また病気にも強いため、初心者でも安心して育てられます。

酸味と甘味の両方が含まれるため、生で食べる以外に、鍋や煮込み料理にも使えます。家庭菜園で野菜を育て慣れていない人や収穫したトマトをさまざまな料理に使用したいという人におすすめの品種です。

お手頃サイズの中玉おすすめ品種

お手頃サイズの中玉おすすめ品種

中玉は大玉と小玉の両方の性質をもった品種もあります。実が小さい分、大玉より味が濃い実が収穫できる品種が多いです。

オールシーズン栽培可能 フルティカ

フルティカは酸味が少なく糖度が高めの品種です。実は約40gと中玉の中でも小さめで、皮には柔らかさがあります。フルーツのような感覚で食べられるトマトです。

成長が早く、病気にも強いため、初心者でも育てやすい品種でしょう。季節を問わず栽培できます。

授粉不要の省力型 あまうまトマト ルネッサンス

ルネッサンスは受粉なしで実をつけられるため、労力をかけずに育てることができる品種です。実の先端が少し尖っており、大きさは150gほどあります。

トマト特有のゼリー状の部分が少ない品種のため、ゼリー部分が苦手な人でも楽しみやすいでしょう。

糖度が高く、栽培方法によってはフルーツトマトとして食べられるほど強い甘味が出せます。

味も栄養価も抜群の小玉おすすめ品種

味も栄養価も抜群の小玉おすすめ品種

小玉のトマトは実が小さいですが、味が濃く、栄養価が高いものが多いのが特徴です。剪定などの作業が少なく済み、トマト栽培に慣れていない人でも、育てやすいでしょう。

ミニトマトを代表する品種 千果

千果は「チカ」と読み、日本で生産されているミニトマトのほとんどを占めている品種です。大きさは15gから20gと小さく、きれいな丸い形をしています。糖度は10%と高く、リコピンの量は大玉の4倍含まれているといわれている品種です。

生育スピードが他の品種と比べて遅いので、家庭菜園に不慣れな人でも育てやすい品種でしょう。一つの枝に対して20個以上の実をつけるため、収穫量も十分期待できます。

小玉の中でも味が特によい品種です。そのため、おいしいミニトマトを食べたい人は千果を育ててみるとよいでしょう。

より栽培しやすく改良された プチぷよ

プチぷよは「つやぷるん」と呼ばれることもあるトマトです。実の形がさくらんぼにそっくりで、ヘタがついていなければ、さくらんぼと間違えてしまいそうな形をしています。

味は生で食べても甘さがありおいしいです。また、料理のつけあわせに使っても美味しく食べられます。皮が薄く、味があっさりとしているため、冷製パスタに使ってもよいでしょう。

プチぷよは、栽培中に皮が裂けにくく、葉カビ病にも強いので家庭菜園におすすめの品種です。

人気のイタリアントマトおすすめ品種

人気のイタリアントマトおすすめ品種

日本で販売されていることが少ないイタリアントマトを育ててみるのもおすすめです。イタリアントマトは強い香りがあり、パスタや煮込み料理で活躍します。

水の管理がポイント サンマルツァーノ

サンマルツァーノはイタリアントマトの中でも有名な品種です。見た目は縦に長い円筒のような形をしています。

果肉が肉厚で水分は少なく、強い旨味成分を含んでいます。熱を加えると強い甘味が出るため、パスタなどに使いやすいです。水分が少ないので保存しやすく、収穫後の管理も難しくありません。

サンマルツァーノを育てるときは、水やりのしすぎに注意しましょう。株が弱ってしまったり、病気や虫が発生したりする可能性があります。

濃い味のトマトを食べたい人にサンマルツァーノはおすすめです。

一度は育ててみたい フィオレンティーノ

フォレンティーノはイタリアントマトの一種で、かぼちゃのような形をしている中玉トマトです。

加熱しても煮崩れしにくく、また加熱することで強い粘りと香りが生まれます。トマトソースやケチャップなどにも使いやすい品種です。

薄くスライスしてサラダやサンドイッチに使うことも可能です。酸味も甘味もあり、生で食べても楽しめるでしょう。

自家製のパスタやケチャップなどを作りたい人は、フィオレンティーノを育ててみてはいかがでしょうか。

まとめ

トマトは種類が非常に多い野菜で、サイズや色、糖度などの違いがあります。

味にも大きな違いがあるため、家庭菜園でトマトを育てる場合、トマトの品種を確認して育てることが大切です。家庭菜園で育てやすい品種もあり、イタリアントマトなど市場で多く販売されていないものを育ててみるのもよいでしょう。

ぜひ、自分好みの品種を見つけてみてください。

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