11月に咲く花一覧!ガーデニングで人気の品種の特徴や花言葉も紹介
ヒイラギというと、クリスマスリースに使われているものをイメージする方も多いと思いますが、赤い実をつけるのはモチノキ科のセイヨウヒイラギ(西洋柊)です。こちらはクリスマスホーリーとも呼ばれ、4~5月に白い花を咲かせ、初冬に赤い実を付けます。葉がヒイラギに似ていることからセイヨウヒイラギと名付けられました。
ヒイラギの花言葉
ヒイラギの花言葉は「用心深さ」「保護」「歓迎」です。
ヒイラギが甘い香りを発することから「歓迎」されるものの、葉にとげがあってなかなか近づけないことから「用心深さ」という花言葉がつけられました。「保護」は魔よけの効果があることからつけられたそうです。
ヒイラギの季節・開花時期
季節:冬 開花時期:11~12月
11月に青色の花を咲かせる品種
11月に咲く花:リンドウ
リンドウの特徴
目を惹く鮮やかな青紫のリンドウは秋の代表的な山野草です。品種改良が盛んで、秋ごろには鉢植え、切り花として目にすることも多いでしょう。
リンドウの名前は中国でクマの熊の胆(クマノイ)より苦いことから、最上級を表す「竜」と苦いを表す「胆」を合わせて「竜胆」(リュウタン)と呼ぶようになり、日本ではいつの間にか転して「リンドウ」と呼ばれるようになったと言われています。根は薬草としても有名で竜胆(りゅうたん)という漢方として現在でもつかわれています。
リンドウの花言葉
リンドウの花言葉は「正義感」「あなたの悲しみに寄り添う」「寂しい愛情」です。
青や紫は哀しみを表す色と考えられており、リンドウの花の色から「あなたの悲しみに寄り添う」「寂しい愛情」という花言葉がつけられました。
「正義感」はリンドウが生薬として使われることからつけられたと言われています。
リンドウの季節・開花時期
季節:秋 開花時期:9~11月
11月に咲く花:パンジー
パンジーの特徴
開花時期の長いパンジーはガーデニングに欠かせない人気の品種で、庭植、鉢植えどちらにも向いています。青だけでなく、赤、ピンク、白、オレンジ、茶色、黒と様々な色合いを楽しむことができます。以前は大ぶりのものをパンジー、小ぶりのものをビオラと呼んでいましたが、様々な品種が登場したことで区別がしにくくなっています。
花名はフランス語で「思想」を意味する単語「pensée(パンセ)」からつけられました。
パンジーの花言葉
パンジーの花言葉は「もの思い」「私を思って」です。
パンジーのつぼみが下向きにつくと、パンジーの花の柄が悩んでいる人の顔に似ていることから「もの思い」「私を思って」という花言葉がつけられました。
パンジーの季節・開花時期
季節:秋~春 開花時期:10~5月
まとめ
こうしてみてみると、11月でもたくさんのお花を楽しむことができるのがわかりますね!鉢植えでも育てられる品種も多くあるので、お部屋の中で育てて、インテリアのアクセントとしてもよさそうです。流通量が多くないアングレカムや、花が咲くまでに時間がかかるアロエはぜひガーデニング経験者の方に挑戦してもらいたい品種です。大きく育つ皇帝ダリアや垣根に使われるサザンカは道行く人々に秋の気配のお裾分けができそうですね。彩の寂しくなりがちな11月ですが、紹介したお花をぜひ参考に、ガーデニングライフを楽しんでくださいね!