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ダリアの特徴まとめ|花言葉・育て方・品種・おすすめ観光スポットを紹介

環境が整っていれば6m近くまで育ちますが、鉢で育てる場合は小さくも育てられます。冬は花が咲かないものも多い中、皇帝ダリアであれば開花するため、かなりの存在感があるでしょう。

ダリアの花を観れる人気おすすめダリア園スポット

人気のダリア園に行ってみよう

日本ではきれいなダリアを楽しめる場所がいくつかあります。ここではその中でも特に有名なものを三つ紹介します。気になる場所があれば、ぜひ足を運んでみてください。

東京『町田ダリア園』

東京にある町田ダリア園は、関東では最大級の規模を誇るダリア園です。園内には500種類、4000株ものダリアが植えられており、開花時期である6月下旬から11月まで開園しています。

障がい者が働く場として町田市が設置した施設で、社会福祉法人まちだ育成会「かがやき」によって運営されています。

アクセスが良好で気軽に行きやすいダリア園です。

  • 施設名:町田ダリア園
  • 住所:東京都町田市山崎町1213-1
  • 電話番号:042-722-0538
  • 営業時間:9:30~16:30
  • 定休日:開園期間中は無休
  • 公式HP

兵庫『宝塚ダリア園』

宝塚ダリア園は300種類、1万本のダリアが楽しめます。10月から11月初旬まで開演しており、1本100円から花摘みもできます。お気に入りのダリアがあれば持ち帰ってみましょう。

宝塚の市街地から近い場所に位置していますが、この地域は全国有数のダリアの産地です。種類ごとに色鮮やかなダリアが咲き乱れる様子は圧巻です。

  • スポット名:宝塚ダリア園
  • 住所:兵庫県宝塚市上佐曽利字大垣内16-1
  • 電話番号:070-2294-7036
  • 営業時間:9:00~16:00
  • 定休日:開園期間中は無休
  • 公式HP

秋田『秋田国際ダリア園』

秋田国際ダリア園は、日本を代表するダリアの育種家である鷲澤幸治氏が1987年に開園したダリア園です。

鷲澤氏は、人気の大輪ダリア『黒蝶』を開発した人物でもあります。秋田がダリアの生産拠点となるまでに成長したのは、鷲澤氏とこのダリア園の存在の影響が大きいでしょう。

8月上旬から11月上旬にわたり、日の出から日没まで一般に開放されています。

  • スポット名:秋田国際ダリア園
  • 住所:秋田県秋田市雄和妙法字糠塚21
  • 電話番号:018-886-2969
  • 営業時間:7:00~18:00(日の出〜日没)
  • 定休日:開園期間中は無休
  • 公式HP

ダリアの育て方・コツ

ダリアの育て方を学ぼう

ダリアを実際に家で育ててみたいという人もいるでしょう。ダリアをきれいに育てるためには、生育環境や育て方を知っておくことが大切です。ここではダリアの正しい育て方を解説します。

植え付けは気温が20度を超えてから

ダリアの植え付け方法は、種と球根とで異なります。

3〜5月の間に種を植えます。東北などの寒い時期であれば、もう少し時期をずらし、7月上旬ごろまでに行ってください。ダリアの種は20〜25度の間で発芽するため、気温を目安にします。卵パックくらいの小さな箱やトレーに土を入れ、5cmずつ間隔をあけ、種を1カ所あたり3粒植えましょう。

植えたら5mmほど土をかぶせ、発芽まで土が乾かないよう水を与え続けます。発芽までの期間は1週間ほどです。発芽したら、水やりのペースを落とし、土が乾いてから上げるようにします。

本葉が3枚まで生長したら、植え替えの時期です。ダリアは根が傷つくと植え替えに失敗する可能性があるため、植え替えは最小限にし、慎重に作業しましょう。

球根の場合は、鉢で育てる場合は一つの鉢に一つ、地植えの場合は30cm間隔で植えていきます。球根の芽が出ている方を上にして植えてください。芽が出ていないものは発芽できないため、注意しましょう。

基本の管理方法をおさえよう

ダリアに適した土、水やり、肥料の与え方も知っておきましょう。ダリアに適した土はパーライトとバーミキュライトを半分ずつ、赤玉土と培養土とバーミキュライトを5:3:2の割合で混ぜたものがおすすめです。草花用の培養土を使っても十分育ちます。

水やりは鉢植えと地植えで与え方が変わります。鉢植えの場合は土の表面が乾いてからたっぷりと与えてください。

地植えの場合は、植え替え直後に1回与えた後は、特に水を与えず天候に任せて問題ありません。雨が降らない日が続くようであれば、状況に合わせて水を与えます。

元々乾燥した地域に自生していた花のため、必要以上に水を与えるのはよくありません。高温かつ乾燥した日が続く場合は葉に霧吹きで水を吹きかけると、病気の予防になります。

肥料は元肥として1回、秋の開花前に固形肥料を1回ずつ与えてください。元肥は土1lに対して5gほど与えます。花を咲かせる前、9月から10月にかけて肥料を与えます。花を咲かせるには肥料の養分が欠かせません。

日差しが強すぎるのは避け、明るい日陰にダリアを置くのがおすすめです。日差しが強い場所に置く場合は、遮光ネットや寒冷紗などを使って日差しを弱める工夫をしてください。

鉢をコンクリートの上に置いている場合、地表からの放射熱で鉢まわりが高温になることがあるため、すのこや台を置いて暑さ対策をしましょう。

美しい花を咲かせるために剪定を

きれいな花を楽しみたい場合に欠かせないのが剪定です。しかし、やり方や時期を間違えると、花を傷めるため注意しましょう。剪定方法はわき芽かき、摘芯、切り戻しの三つです。

わき芽かきとは、枝のすぐ上に生えるわき芽をハサミで取り除くことです。わき芽を放置すると、そちらに栄養分が取られ、花が咲きにくくなります。ある程度生長した段階で行いますが、花の大きさによって剪定タイミングや切り方が変わるため、注意しましょう。

摘芯は茎の先端の頂芽を摘み取ることです。摘芯を行うことで、縦ではなく、横に生長するようになります。縦に育てたい場合は行わないこともあります。

切り戻しは伸びすぎた枝や茎を切る作業です。病気の予防や見た目を整えるために行います。ダリアの生長に合わせ、必要に応じて作業しましょう。また病気になった葉や花がある場合は、切り戻しを行わないと病気が全体に広がります。7月下旬から8月上旬の間に行ってください。

剪定を行った直後は、空洞になった茎から水が入るため、切り口を覆って乾燥させましょう。水が入ってしまった場合は、茎にハサミで穴をあけて排水してください。

枯れた花は早めに摘み取る

枯れた花は早めに摘み取ることで、他の花に栄養を回せます。元気がない花を放置すると、株全体が弱る原因になります。そのため、見ごろを過ぎた花や枯れた花はすぐに摘み取りましょう。

摘み取る時は、花びら下の付け根にある、がく片の真下の位置で手で折ってください。このように摘み取ることで、茎に空洞ができず傷みを最小限にできます。

ダリアの花を長持ちさせるためのお手入れ方法

夏越しや冬越しの方法も確認

ダリアは寒さと、高温多湿な環境が苦手です。そのため、真夏と冬は枯らさないよう手入れをする必要があります。

切り戻しで暑い夏を乗り切ろう

ダリアが夏を越えるために必要なのが、切り戻しです。暑い夏を越えるため、ダリアは8月ごろは開花を抑えようとします。その時期に、ダリアの下から4節くらいまでを残し、その上は全て切断しましょう。

花が咲いている場合は、早めに摘んでおきます。早めに詰むことで花に余分な栄養を与えずに済むため、秋にきれいな花を咲かせられます。

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