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胡蝶蘭の育て方入門!お手入れのすべてが5分で分かる!

一番大変!冬に気をつけてほしいこと

暑さには強いですが寒さには弱い胡蝶蘭。この時期気をつけたいのが「水やり」と「乾燥」です。繰り返しになりますが、植え込み材が乾燥していることを確認して2〜3週間に一度を目安にあげてください。乾燥した時期なので表面が乾燥していることはありますが中は湿ってることもあるのでしっかり指で押して中を確認してあげてください。

水がとても冷たいためぬるま湯程度のお水でもよいでしょう。基本的には晴れている日の午前中にあげてください。夕方に冷水を与えると凍ってしまい根腐れをおこしますので気をつけましょうね。

室内が10℃以下にならないようにしてあげてください。暖房の風が直接あたらないところで、また夜はなるべく窓側から離して新聞やダンボール、発泡スチロールなどで囲ってあげると寒さ対策になります。

加湿器を使って湿度を調整してあげることも大切です。

寒い時期は株が弱りやすいので、肥料は絶対にあげないでくださいね。

葉をみてわかる!胡蝶蘭の健康と病気、その対処法まで

オレンジの胡蝶蘭

胡蝶蘭の健康な葉の状態

胡蝶蘭の葉は健康なとき、深い緑色をしています。肉厚で張りがありつややかさがあります。向きは上をむいており横に広がりません。

株にしっかりと光が適度にあたっている健康な胡蝶蘭の葉はこのような状態になります。葉が4枚でも残っていればしっかり株も成長できるんですよ!

ちなみに直接胡蝶蘭を購入しに行く場合にそなえて良い株の見分け方をお伝えします!根がしっかりと張っており、葉がたくさんあるもので、中心部が太いのを選んであげてくださいね。

葉の出すサインとは

葉が黄色くなったら:「寿命による葉落ち」

根本に近い葉から黄色くなっていったら寿命です。手でつまむとかんたんに外れます。病気ではありませんのでご安心ください。

葉が黒や白色に変色したら:「葉焼け」

直射日光が原因で日焼けした葉になります。一度葉焼けしてしまうと戻らないので切ってください。また、速やかかに置き場所を変えてあげてください。

葉がシワシワ、ふにゃふにゃになったら:水分が原因!「根腐れ」か「水不足」

株を持ち上げてみましょう。根が赤褐色になっていたら水のやりすぎによる根腐れが原因です。根腐れをしてしまったら、腐った根を丁寧に切り落とし植え替えをしてあげましょう。

ちなみに、根が元気なのに葉がシワシワになっていたら「水不足」です。胡蝶蘭は葉にも水分を蓄えて使います。葉の水分まで使い果たしてるということなので水をあげましょう。葉に霧吹きで水分をかけてあげるのもよいでしょう。ちなみにシワシワになったら、もうその葉は蘇りません。

胡蝶蘭の代表的な病気と原因・対処法

葉に褐色の斑点:褐斑細菌病

  • 症状:葉がぶよぶよします 梅雨から夏にかけての高温多湿な時期になりやすく、葉焼けなどの箇所から病気が入りやすいといわれています。
  • 対処法:患部を大きめに切り落としてください そして殺菌効果のある専用の薬を塗布すると良いでしょう感染力が非常に強い病気です。ハサミなどの消毒を忘れないようにしましょう。

葉に黒色の斑点:炭そ病

  • 葉焼けなどの箇所からカビが入ることが原因
  • 対処法:患部を大きめに切り落としてください そして殺菌効果のある薬を塗布すると良いでしょう。

葉の裏側にベタベタする、白色の斑点:葉ダニ

  • 梅雨明けの高温、乾燥状態で害虫の葉ダニが発生した
  • 対処法:患部を大きめに切り落としてください 葉ダニは水に弱いことから、霧吹きで葉の裏表に水を吹きかけてあげると良いでしょう。

葉の裏に白色のふわふわした粉のようなものがある:コナカイガラムシ発生

  • コナカイガラムシは葉や花の養分を吸い取ります
  • 対処法:市販の害虫駆除用の殺虫剤を使用してください 1匹でもいると、他にも周囲に寄生していることが多いので必ず周辺の葉を確認してください。

花が落ちた後はどうする?!捨てるのはまだ早い

植え替え

花が全部落ちたら次は?!

2度咲きさせる方法とは

必要なもの:消毒したハサミ

  1. 支柱を抜きます
  2. 茎を切ります
  3. 下から4節目までを残しその上をカットしましょう。
  4. 最適な室温下で様子を見ると1〜2ヶ月後に芽が出て、数カ月後に開花するでしょう。 珍しい品種の場合はタイミングが異なるかも知れません。

一般的に胡蝶蘭は年に一度しか咲かないといわれていますが、うまくいけば2回楽しめるかもしれませんね。

植え替えで来年も楽しもう

必要なもの:新しい鉢、植え込み材(バークか水苔)、消毒したハサミ、肥料

植え込み材がバークのときはポリポット鉢、水苔の場合は素焼き鉢を用意しましょう。株ひとつにつき、鉢がひとつ必要です。サイズは少し小さめの4〜5号サイズが目安です。

  1. 支柱を抜きます
  2. 茎を切ります
  3. 根を鉢から抜きます。このとき、根が鉢にくっついている場合もあるので水分をたくさんあげて柔らかくしてからやさしく剥がしてください。無理やり引き剥がすのは根が傷むのでおすすめしません
  4. 新しい鉢に株を入れ替えます。
  5. 植え替え後、2週間は水をあげないこと

その後は乾燥状況によって水やりをはじめてください。

もっと詳しく植え替えを見たい!という方はこちらの記事を参考にしてくださいね。

支柱の意味と立て方のポイント!

茎がある程度伸びてきたら支柱を立てましょう!

支柱を立てる意味は、光の当たる方へ花の向きをそろえてあげるためなんですよ!咲いたときに並び方も映えますよね!

立て方のポイントとしては「茎が折れないよう優しく行うこと」「葉っぱのじゃまにならない場所にさす」です。

胡蝶蘭の代表的な種類とは

カラフルな胡蝶蘭

それでは代表的な胡蝶蘭の種類をご紹介しましょう!

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