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お祝いギフトの定番!胡蝶蘭ってどんな花?花言葉から育て方まで

お祝いギフトの定番、凛とした美しさを感じる胡蝶蘭。佇まいの厳かな雰囲気と蝶が舞うような華やかさを兼ね備えるお花です。そもそも胡蝶蘭がなぜお祝いに贈られるのか、気になったことはありませんか?特徴や花言葉・種類、贈り物としてのマナーから育て方まで、胡蝶蘭ギフトに関するキホンをチェックしてみましょう。

胡蝶蘭の基本を知ろう

ピンクの胡蝶蘭

高級で品があり、まわりを華やかな雰囲気にしてくれる胡蝶蘭。基本情報をご紹介していきます。

胡蝶蘭の名前の由来は?学名は女神に由来

胡蝶蘭はラン科の植物で、和名では「お花の形が蝶の舞う姿に似ていることから派生しました。 学名では「Phalaenopsis aphrodite(ファレノプシス アフロディーテ)」といい、前方のファレノプシスは「蛾のような」という意味です。蝶ではなくて、蛾なんですね。

また後方のアフロディーテはギリシヤ神話に出てくる愛と美の女神のことですね。外見だけでなく、名前も愛と美しさに包まれているお花なんですよ。 英語ではファレノプシス以外にも「Moth Orchid(モス オーキッド)」ともいわれています。

胡蝶蘭はCAM型植物

CAM型とは、Crassulacean Acid Metabolismの略称のことで、特殊な光合成を行うことをあらわします。たとえば、多肉植物やサボテンなど砂漠で育つ植物や、着生植物など水分が不足している環境に育つ植物が行う光合成の手法で、それらがCAM型植物とよばれるのです。 特長としては昼間に光合成を行い、夜にCO2(二酸化炭素)を吸収します。

胡蝶蘭の原産は高温多湿な熱帯雨林

胡蝶蘭は、フィリピンやマレーシアなどの東南アジアが原産です。 一年を通して温暖な気候に恵まれ、木々が茂るように密集している森の中に生息しています。木々の間を通るあたたかな木漏れ日を浴びながら十分な湿度に恵まれて育ちます。

そのため、暑さや多少の水分不足に強い植物になったのです。このように生まれ育った環境を知ることで胡蝶蘭の育て方がよりわかるようになりますよね。

英語名に見る胡蝶蘭、海外ではどんな花?

青い胡蝶蘭

日本では有名な胡蝶蘭。海外や英語では何と呼ばれ、どのようなシーンで愛されているのでしょうか。

海外でもお祝いに使われる胡蝶蘭

日本では「幸福が飛んでくる」と落ち着いた印象の花言葉ですが、 海外では「love(愛)」「beauty(美)」などより華やかで優美な意味で用いられます。 そのため、海外でもパーティやイベントなどのお祝いのシーンによく使われているようで、利用シーンは日本と大きな差はありません。

世界における胡蝶蘭の呼び方を知っておこう

さきほど英語では「Phalaenopsis aphrodite(ファレノプシス アフロディーテ)」、「Moth Orchid(モス オーキッド)」とよばれいてることをご紹介しました。 それでは他の国ではどのように呼ばれているのでしょうか。代表的な国の言葉をご紹介します。

胡蝶蘭の呼び方

  • 世界一の花の国オランダ:「Phalaenopsis orchidee」(ファレノプシス・オルヒデー)
  • スペイン:「Orquidea-phalaenopsis」(オルキデア・ファレノプシス)
  • イタリア:「Orchidea phalaenopsis」(オルキデーア・ファレノプシス)
  • ドイツ:「Phalaenopsis-Orchidee」(ファレノプシス・オルヒデー)
  • 中国、台湾:「蝴蝶兰」(フゥー・ディエ・ラン)
  • ベトナム:「Phong lan Phalaenopsis」(フォン・ラン・ファレノプシス)

ヨーロッパ地域ではファレノプシスが入ってるところが多いのが特長ですね。

胡蝶蘭の英語名に関して詳しく知りたい方はこの記事をご覧ください。

海外ではカラフルな胡蝶蘭が好まれる

日本では白一色の胡蝶蘭を見かけることが多いでしょう。実際に胡蝶蘭を販売しているお店でも人気商品として大体1位は白だと思われます。白はマナーやシーンでのタブーがないため最も選びやすいことと、場に馴染みやすく胡蝶蘭らしい色として人気なのだと想定されます。

反対に、海外では鮮やかな色、カラフルな胡蝶蘭が人気のようです。 前述したとおり、パーティやイベントなどの華やかな場所での利用が多いことが理由のようです。 また国ならではの趣向などもあるでしょう。

もし日本から海外へ胡蝶蘭を贈ることがあるときは、お好みの色やお住まいの国で人気の色を選んであげると喜ばれるでしょう。

胡蝶蘭の原産地としても有名なアジア圏

日本の胡蝶蘭は高品質ということで海外での評判は高いといわれています。 ですので日本からの贈り物として胡蝶蘭を贈ると、花もちの良さに驚かれるかもしれません。 また、ベトナムやインドネシア、マレーシアなど胡蝶蘭の原産地が多くあります。そのため生育環境が整っていることから、品質が高く評価が高いのでしょう。

胡蝶蘭の種類

胡蝶蘭の鉢植え

よく見かける大きな胡蝶蘭。他にはどのような種類があるのでしょうか。 見分け方としては大きさ(サイズ)と色の2つがあります。

大きさで見る胡蝶蘭の種類

胡蝶蘭には大きく3つの種類があります。 大輪、中輪(ミディ)、小輪(ミニ)で、一つひとつのお花の大きさを表します。

大輪

中輪(ミディ)

小輪(ミニ)

まず、ビジネスシーンで最もよく見られるのは大輪です。 大きさは手のひらサイズで寸法では11〜15cmほど、なんといっても圧巻のボリュームと存在感、豪華さが魅力です。 ビジネスシーンでは大輪サイズを選んでおけば、ほぼ間違いはないといえるでしょう。

胡蝶蘭3本立ち 35-40輪

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続いて中輪(ミディ)はプライベート目的や小規模なお店、クリニックの開店・開業祝いに最適なサイズです。 大きさは大輪の半分ほどで3〜6cmほどです。 お花の大きさが胡蝶蘭全体のサイズ感に影響するため、大輪の胡蝶蘭はある程度のスペースが必要です。

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