胡蝶蘭は英語で何と言う？スペル・カタカナ発音・花言葉まで解説

2021 8/30

2021.08.30

法人・個人のお祝いごとで頻繁に贈られる胡蝶蘭。その白くて透き通るような姿がとても美しく豪華で、お祝いごとを彩ってくれます。この胡蝶蘭、英語では何と呼ばれるかご存じですか？この記事では胡蝶蘭の英名・スペル、カタカナ発音、英語の花言葉、最後におすすめの胡蝶蘭をご紹介します。

胡蝶蘭の英語・英名・カタカナ発音

胡蝶蘭の名前の由来

はじめに胡蝶蘭の名前の由来をご紹介します。胡蝶とは昆虫のチョウやガを意味しており、「花の姿がまるで白い蝶が舞っているように見える」ことから胡蝶蘭と名付けられたと言われています。一般的にイメージされる白の胡蝶蘭は確かにチョウが舞っているように華やかで美しいですよね。

胡蝶蘭は英語で何と言うの？

胡蝶蘭は英語で「Phalaenopsis（ファレノプシス）」や「Phalaenopsis Orchid（ファレノプシス・オーキッド）」と言います。ギリシャ語で「Phalaena（ファラエナ）」は昆虫の蛾（ガ）やチョウ、「Opsis（オプシス）」は「〜に似た」という意味で、「Orchid（オ−キッド）」は蘭という意味を持っているので、日本と西洋で同様の由来を持ってることがわかりますね。

また、より口語的に言うと「Moth Orchid（モス・オーキッド）」と呼ばれるようです。英語で「Moth（モス）」は昆虫の蛾（ガ）という意味なので、直訳すると「ガの（ような）蘭」というところでしょうか。

その他の言い方として、一般的なイメージである白い胡蝶蘭を指した「Phalaenopsis Aphrodite（ファレノプシス・アフロディーテ）」という学名で呼ばれることもあります。「Aphrodite（アフロディーテ）」とは愛と美と性を司るギリシャ神話の女神のことで、ローマ神話でいうとビーナス（Venus）と呼ばれている女神のことです。

胡蝶蘭の英名はどんな発音？

先ほど紹介した英名（Phalaenopsis）の発音ですが、カタカナ表記で近しいのは「ファレノプシス」あるいは「ファレナプシス」です。アクセントとしては一番強いのが「ノ」あるいは「ナ」の部分、二番目に強いのが「ファ」の部分です。見た目で表現すると以下のようなイメージになります。

ファレナプシス

また、学名である「Phalaenopsis Aphrodite」の後半部（Aphrodite）は「アフロディーテ」と言われることが多いですが、英語の発音に近いのはカタカナ表記で言うと「アフロダィティ」といったところでしょうか。アクセントは一番強いのが「ダィ」で、二番目が「ア」の部分です。こちらも見た目で表現すると以下のようなイメージです。

アフロダィティ

英語の花言葉

花言葉というとバラが持つ「あなたを愛しています」という言葉を思い浮かべる方も多いでしょうか。胡蝶蘭にも花言葉があり、「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」という花言葉を持っています。一般的な白の胡蝶蘭には「清純」という花言葉もあります。

実は西洋にも花言葉は存在していて、「Language of flower（ランゲージ・オブ・フラワー）」と呼ばれます。胡蝶蘭の英名「Phalaenopsis（ファレノプシス）」には「Gaiety（陽気）」という花言葉があるあります。日本の花言葉とは若干イメージが異なりますね。以下の記事では胡蝶蘭の花言葉について、色別など詳しく紹介していますので参考してみてくださいね。

ちなみに他の言語では

花言葉が存在することからも、英語圏では胡蝶蘭が比較的認知されていることがわかりますが、その他の西洋の国々ではどうでしょうか。実は多くの西洋の口では胡蝶蘭を「Phalaenopsis」と書きます。例えば次のような国々です。

フランス
イタリア
ドイツ

もちろん、言語の違いで英語と発音は異なるのですが、ギリシャ語を由来としているので表記は同じになるのです。

おすすめの胡蝶蘭3選

「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」といった花言葉を持つ胡蝶蘭はお祝いごとに贈る祝い花の定番。個人ではお誕生日や母の日・父の日、結婚祝いなど、法人では開業・開店祝いや移転祝いなどなど、シーンを問わずあらゆるお祝いの場面にぴったりです。ここでは、胡蝶蘭を贈りたくなった方のために、おすすめの胡蝶蘭3選をご紹介します。