蓮(ハス)の花言葉と由来|種類・色別・英語の花言葉や怖い意味は?
蓮(ハス)の種類
蓮にはたくさんの種類がありますが、大別すると2種類に分類できます。アジア周辺で見られる『ヌシフェラ種』と、アメリカ周辺で見られる『ルテア種』です。ヌシフェラ種を『ハス』、ルテア種を『キバナハス』ともいいます。
ヌシフェラ種はピンクの花弁が特徴です。ハスの代名詞といわれている『大賀蓮』も、ピンクのグラデーションをしています。
一方、ルテア種は、キバナハスという名前から分かる通り、黄色い花弁です。『ウイスコンシン蓮』や『バージニア蓮』などがあります。
蓮(ハス)の種類について詳しくはこちらの記事がおすすめです。
蓮(ハス)に関する豆知識
蓮(ハス)と睡蓮の違いは?
蓮(ハス)と睡蓮(スイレン)はよく混同されるお花と言えます。どちらも水辺に浮かぶように咲いていますし、お花の形も似ている気がしますね!蓮と睡蓮の違いはお花が咲く位置、葉の形から見分けることができます。
蓮(ハス) | 睡蓮(スイレン) | |
---|---|---|
花の咲く位置 | 水面より高く咲く | 水面近くで咲く |
葉の形 | 切れ込みがなく丸い形でマットな質感 | 切れ込みがあり、ツヤツヤしている |
ちなみに睡蓮は「清純な心」「優しさ」「信頼」「純情」「信仰」と前向きな花言葉が多いのですが、「滅亡」というネガティブな花言葉も持っています!
ラーメンを食べるときのレンゲは蓮(ハス)と関係がある?
レンゲは蓮の花が由来となっています。レンゲは「散蓮華(ちりれんげ)」とも呼ばれ、読んで字のごとく、散った蓮の花びらに似ていることからその名前が付けられました。
おせち料理にはなぜ蓮根(れんこん)が使われる?
蓮根は蓮の根と書きますが、実は茎が大きくなったものです。泥の中に空気を運ぶための穴が開いているのですが、通常は中央に一つ、周りに9つの穴があります。
おせち料理の具材にはそれぞれ意味があります。例えば、黒豆は「まめまめしく働くように」という願いを込めて、昆布巻きはよろこぶという語呂合わせで縁起物として扱われています。同じように蓮根も、穴を覗くと遠くが見えることから「先を見通す」という縁起のいいことにつながるとされ、おせち料理に使われることが多くあります。
まとめ
蓮は古くから親しまれているお花だけあって、花言葉も仏教やエジプト神話を由来とするものが多くみられました。自然界に無い青、赤、紫色の蓮にも意味があるというのは蓮の歴史の長さを感じさせますね。 睡蓮と勘違いされやすい蓮ですが、比較的長く咲く睡蓮に比べ、数日しか咲かない蓮は見られたらラッキーかもしれませんね!