5月4日の誕生花|花言葉の由来、誕生日の有名人、何の日かも解説
5月4日の誕生花:いちご(苺)
いちごはバラ科オランダイチゴ属の花です。原産地は 北アメリカや南アメリカ地方です。真っ赤に熟したいちごの甘い果実の方はよく知っていますよね。いちごは数多くの種類があり、ハウス栽培されているので、夏以外は年間通して食べられます。いちごは果物ではなく野菜の仲間になります。
いちごの花は、直径3cmくらいで白い花が多いですがピンクや赤もあります。実は普段食べているところはいちごの実ではなく花托という部分になります。果実は種のようないちごのつぶつぶ1つずつにあたります。
親の株からどんどんと株を増やして花が咲く多年草です。
いちご(苺)の花言葉
いちごの花言葉は、幸福な家庭・尊情と愛情・あなたは私を喜ばせる・先見の明などです。
いちごの花言葉の幸福な家庭は、いちごが親株からどんどん子株、孫株と広がっていく姿からつけられたといわれています。また先見の明は、昔、西洋でいちごの根と葉の部分を水につけて、その水で眼を冷やすと視力が回復すると信じられていた時代の話からつけられたそうです。
いちごの西洋の花言葉は、esteem and love(尊重と愛情)・perfect goodness(完全なる善)です。西洋の花言葉の尊重と愛情・完全なる善は、いちごはキリスト教では聖母マリアと聖ヨハネに捧げられたことからつけられています。
また英語名のstrawberryは、straw(わら)のberry(ベリー)ですが、いちごを麦わらを敷いて育てた、またはいちごは麦わらに包んで売られていたことからつけられたそうです。
いちご(苺)が誕生花の日
いちごが誕生花の日は5月4日の他に3月31日、4月13日もあります。
いちご(苺)の季節・開花時期
いちごの季節は春です。開花時期は3~5月で、最盛期は5月ごろです。花は7日程度咲いて実がなります。
5月4日の誕生花:ヤマブキ
ヤマブキはバラ科ヤマブキ属の花です。原産地は日本・中国・朝鮮半島などです。絵の具や色鉛筆で「山吹き色」の黄色に馴染みがある人も多いでしょう。和歌では春の季語としても多く用いられており、古い時代から春に咲く元気が出る黄色い花として親しまれています。
ヤマブキの名前は、春に黄色い花が山を埋め尽くすように咲いている様を見て、山春黄(やまはるき)がヤマブキに変わったといわれています。また、ヤマブキの細い枝が風に揺れる様子を見て山振り(やまぶり)と読んでいた言葉が変化したともいわれています。
ヤマブキの種類の一つ、ヤエヤマブキは、八重咲きで花びらが重なるように咲くので華やかです。雄しべが花弁で、雌しべは退化してしまっているので受粉はできず、実がならないため、地下茎を広げて成長します。
ヤマブキの花言葉
ヤマブキの花言葉は崇高・気品・金運などです。
ヤマブキの金運という花言葉は、谷底に落ちた金貨がヤマブキになったという伝説からつけられています。また、黄色い花がたくさん集まって咲いている姿から、崇高や気品という言葉がつけられたのでしょう。
ヤマブキの西洋の花言葉は、sublimity(気高さ)やmelegance(優雅さ)です。
ヤマブキが誕生花の日
ヤマブキの誕生花の日は5月4日と3月28日があります。
ヤマブキの季節・開花時期
ヤマブキの季節は春です。開花時期は4〜5月です。最盛期は5月で、花が咲くと7日程楽しめます。
5月4日の誕生花:ヤマツツジ
ヤマツツジは、ツツジ科ツツジ属の花です。原産地は日本で、北海道から九州の山や草原に自生しています。低木ですが1m〜5mほどに成長し、朱色の花を咲かせます。半落葉樹で、春から夏についた葉は冬前に落葉しますが、夏から秋にかけて生えてきた葉は冬を越します。
ヤマツツジは食用にできます。甘酸っぱい味がするのでサラダに入れてもいいですね。ヤマツツジに似ているレンゲツツジには毒があり、食べると嘔吐やけいれん、麻痺などの症状が出るので気をつけましょう。
ヤマツツジの花言葉
ヤマツツジの花言葉は、燃える思い・あいまい・どっちつかず・努力・訓練・節度・慎みなどです。
ヤマツツジの花言葉の燃える思いや努力などは、朱色の鮮やかな花の姿からつけられたのでしょう。想いを伝えたい人に、花言葉を添えて贈りたい花ですね。
ヤマツツジの西洋の花言葉はないようです。ヤマツツジの英語名はtorch azaleaです。torch(たいまつ)のような燃える朱色の花を咲かせる azalea(ツツジ)ということでついたのでしょう。
ヤマツツジが誕生花の日
ヤマツツジが誕生花の日は5月4日の他に4月22日、4月29日もあります。
ヤマツツジの季節・開花時期
ヤマツツジの季節は春です。開花時期は4~6月です。最盛期は5月で、サクラが散ったあとに楽しめる花です。あちこちの山や草原などで見かけられるので、気候のよくなる4月〜6月にぜひヤマツツジを見に出かけたいですね。
5月4日の誕生花:ハナショウブ
ハナショウブは、アヤメ科アヤメ属の花で、原産地は日本、また朝鮮半島から東シベリアにかけてです。青や紫の花のイメージがあり、和の雰囲気が強いですが、白やピンク、黄色、複色のものなどもあります。まっすぐに伸びた茎と青や紫の大ぶりな花は、古風な印象を与えます。生花に使う花としても人気の高い種類です。
5月5日の端午の節句にもよく使われますね。ハナショウブは江戸時代から日本で親しまれている花で、種類は豊富で5000種類ほどあるといわれています。ハナショウブは大きく分けると3種類あり、茎がまっすぐ生える江戸タイプ、花びらが6枚ある肥後タイプ、花が咲くと弁が垂れてくる伊勢タイプがあります。
ハナショウブの花言葉
ハナショウブの花言葉は、あなたを信じる・うれしい知らせ・心意気・優しい心・優雅・信頼などです。
ハナショウブの優しい心や優雅は、花が咲くと弁が垂れ下がる姿からつけられています。また心意気は、端午の節句に飾られる花であることからつけられたのでしょう。
ハナショウブの西洋の花言葉はないようです。ハナショウブの学名はIris ensataで、Iris(アイリス)はギリシャ語で虹、ensata(エンスタ)は剣形のという意味があります。ギリシャ神話でゼウスの妻に従事していたイリスが7色の首輪を授かり、虹の女神と呼ばれるようになったことが由来といわれています。