アガベとは?花の特徴・花言葉・育て方・手入れ方法を紹介!
アガベの水やり方法
アガベは多肉植物なので、葉の部分に水を溜めこめる植物です。乾燥させながら育てるので、頻繁に水やりをする必要はありません。水やりのタイミングは、土が乾いてから数日経ってからがポイントです。ペースとしては、冬場は月に1回、春から秋にかけては2週間に1回、夏場は週に1回の頻度が目安です。
水やりを行う際は、鉢から水が溢れてくるまで注ぐこと。1回の水やりでたっぷりの水分を与えるイメージです。アガベは気温が5度を切ったら休眠期に入るので、水を与える必要はありません。地域によって季節の変わり目が異なるので、時期よりも気温を目安に水やりの頻度を調整してください。
アガベの肥料の与え方
アガベを健康に育てたいなら肥料も活用しましょう。特に生育期となる春~秋にかけては、肥料を与えることをおすすめします。アガベに使う肥料は、緩効性の肥料か液体肥料。緩効性の肥料を使うなら、2カ月に1度のペースで肥料を与えてください。液体肥料を使う場合は、10日に1回を目安に肥料を与えましょう。
肥料の与え過ぎには注意してください。必要以上にアガベに肥料を与えると、肥料焼けを起こす可能性があるので注意しましょう。水やりと同じく、気温が5度以下の冬場は肥料は要りません。寒い季節はアガベをしっかり休ませてあげてください。
アガベの手入れ方法や増やし方
アガベを増やす方法は株分けです。アガベの株分けで最適な季節は、4~6月の春から夏にかけた時期。アガベにストレスを与えないためにも、植え替えを検討している方は株分けと同じタイミングで行ってください。
株分け方法は、アガベを鉢からやさしく引き抜き、幹を2本ずつ程度に分けます。根についた古い土は株分けの段階で軽くほろってあげましょう。株分けしたアガベをそれぞれの鉢に入れて、植え付けて作業は完了です。
株分けした後は、アガベにたっぷり水分を与えます。植え替えや株分けをしてから1週間ほどは、やや明るめの日陰で管理します。アガベに強い風が当たらないように注意してください。
アガベを育てる時に気をつける病気や害虫
アガベは、アオムシやアブラムシ・アザミウマなどの害虫が付きやすい植物です。カイガラムシやカメムシなども寄り付きやすい傾向にあるので、日頃からしっかりアガベを管理してあげましょう。害虫は葉の裏側にくっついているケースも多いので、表面だけではなく全体的にアガベを観察するようにしてください。
害虫を発見したら、手や割り箸などで駆除します。アガベをに使える専用の薬剤を使って、植物を害虫から守ることもできます。薬剤はあくまでも予防対策なので、使用の有無にかかわらず、普段からしっかりアガベをチェックすることが大切です。
また、アガベはさび病や黒星病にかかるケースもあります。葉に黒色の小さな斑点が出てきたり、さびのように変色してきたりした場合は病気を疑いましょう。害虫も病気も湿気の多い環境で発生しやすいので、アガベは風通しのよい場所で育てるようにしてください。
まとめ
アガベは力強く、たくましい観葉植物です。水やりの頻度が少ない植物なので、初心者の方でも育てやすいでしょう。種類によってデザインが大きく異なるので、インテリアに合わせたい方は各品種の特徴をご覧ください。一生に一度しか咲かないアガベの花を観賞したい方は、時間をかけてじっくり育てていきましょう。